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インド株に興味がある
『ここ屋』よ!
世界の株式市場を眺めると、10年間程度のスパンで地域的なトレンド転換が起きています。1980年代の日本株ブーム、1990年代のハイテク株ブーム(米国)、2000年代の新興国ブーム(BRICS)、2010年代は再びハイテク株ブーム(米国)が起きました。
2020年から2021年まではパンデミックの中、金融緩和により米国株の1強の様相を呈してきましたが、2022年の米国市場は大きく下落しました。
そんな時代背景を元に、再び注目を集めているのがインド株式市場です。新興国株ブームの一角を担ってきたインド株ですが、2010年ころから投資家の記憶から姿を消していました。
2024年に入り再びインド株に火が付いた理由と今後のパフォーマンス予想について、日本の証券会社からでも投資できるインド株ETFを比較解説していきたいと思います。
【2025年注目】今後の成長が期待できるインド株ETF『EPI・GLIN徹底解説!』
2025年に注目されるインド株ですが、投資する選択肢はいくつかあります。現物株式、投資信託、国内ETF、海外ETFなどですね。
しかし、インド株に直接投資をするとなると、企業の情報を収集するのも大変ですし何よりリスクが一気に高まります。
インド経済に丸ごと投資できるような指数に連動する商品であれば、リスクも分散でき銘柄選定に苦労することも無くなります。
そこで今回は取引量の多い米国ETFに焦点を当てて、インド株を覗いていきたいと思います。
インド株ETF『EPI・GLIN』概要比較
現在、日本の代表的な証券会社から取引できるインド株ETFは『EPI・GLIN』です。
まずは、概要比較から見ていきましょう。
概要 | EPI | GLIN |
---|---|---|
名称 | ウィズダムツリー インド株収益ファンド | ヴァンエック インド・グロース リーダーズETF |
運用会社 | WisdomTree | VanEck |
設定日 | 2008/02/22 | 2010/08/25 |
純資産総額 | $3.847B | $159.035M |
市場 | NYSE ARCA | NYSE ARCA |
ベンチマーク | ウィズダムツリー インド収益指数 | MarketGrader India All-Cap Growth Leaders指数 |
経費率 | 0.87% | 0.87% |
分配利回り | 0.24% | 0.81% |
両銘柄ともに経費率は0.87%と多少高めな設定ですが、何とか許容範囲といったところでしょうか。しかし、EPIの分配利回りが0.24%しかありませんので保有しているだけでマイナスですね。
以前は高配当やった気がするんやけど
インド株ETF過去リターン比較
インド株ETFの過去リターンの比較です。
ティッカー | EPI | GLIN |
---|---|---|
1年リターン | 31.84% | 38.37% |
3年リターン | 10.63% | 8.82% |
5年リターン | 15.96% | 10.38% |
やはり小型株のGLINは安定に欠けるパフォーマンスですが、EPIの1年リターンはS&P500に引けを取りません。
S&P500は39%だったわね!
インド株ETFセクター比率の比較
次にインド株ETFの組入れ銘柄のセクター比率を比較してみます。
ティッカー | EPI | GLIN |
---|---|---|
素材 | 13.04% | 5.47% |
一般消費財 | 8.50% | 16.24% |
金融 | 21.02% | 25.27% |
不動産 | 0.95% | 1.54% |
生活必需品 | 3.93% | 4.32% |
ヘルスケア | 4.93% | 9.18% |
公益事業 | 8.53% | 0% |
通信 | 1.87% | 0.19% |
エネルギー | 16.39% | 7.51% |
資本財 | 9.25% | 12.62% |
情報技術 | 11.61% | 17.65% |
EPIに関しては、金融セクターがもっとも大きな割合を占めており、エネルギーセクター、素材セクター、情報技術セクターが続きます。
一方で、GLINに関しては大きく偏っており、金融、情報技術、一般消費財、資本財の3セクターで全体の7割を占めています。
インド株ETFチャート比較
それではインド株ETFのチャート比較をしていきます。
直近5年の過去チャートですが、GLINは+52%に対してEPIが+90%と大きくアウトパフォームしています。
それでは次に、インド株ETFのEPIと米国株指数のS&P500(SPY)を比較してみます。
直近10年のチャート比較では、SPYが+186%でインド株ETFのEPIは+107%ですから米国株の圧勝ですね。
これなら米国株の方がええな
もう少し最近の比較をしてみるわ!
それでは期間をもう少し最近のものに絞って、コロナショック後の2020年4月から2024年10月までのチャート比較ではどうでしょう。
なんとインド株ETFのEPIが+170%、SPY(S&P500)は+100%とインド株が米国株を大きくアウトパフォームしています。
金融相場が続きバブル状態と言われた米国株の1.7倍のパフォーマンスを出しているインド株に魅力を感じませんか?
2022年の下落相場はどうやったんや
下落した2022年でもインド株ETFのEPIが▲10.7%に対して、SPY(S&P500)は▲19.7%と劣後しています。
コロナショック後は
上昇相場でも下落相場でも
インド株の方が上位ってことね!
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インド株の魅力
2000年代の世界の株式市場を眺めると、ドットコムバブル(ITバブル)がはじけ米国は低迷期に入りました。代わりに注目されたのがBRICSと呼ばれる新興国株ブームでした。
BRICSとは
BRICSとは、当時の株式市場で勢いのあった新興国の頭文字をとった俗語で、B(ブラジル)、R(ロシア)、I(インド)、C(中国)、S(南アフリカ)5か国です。
BRICSの過去
BRICSは新興国の中でも急激に成長していた国で、その株価は今後も永続的に上昇するのではないかと信じられていました。
最近の米国株と同じね!
しかし、その後BRICSは低迷していき、2010年に入るとリーマンショックから回復をはじめた米国市場が再び頭角を現してきたのです。
BRICSの共通する特徴
BRICSの共通する特徴として、広い国土と多くの人口、豊かな天然資源を持っているため今後大きく経済成長するだろうと注目されていることです。
BRICSの人口増加率
一方で、BRICSの人口増加率を眺めると、インドの人口増加率は1.24%と未だに人口は増え続けています。
南アフリカは1.34%、ブラジルは0.85%、中国0.45%、ロシア0.22%と他国よりもインドの人口増加率が高いことがわかります。
ちなみにアメリカは0.71%で、先進国の中で数少ない人口増加が見込める国ですが、わが日本▲0.17%と引き続き減少傾向です。
インド株は今後も成長するのか
インドの株式市場は、アジアでもっとも多様性に富んだ厚みのある市場と言われています。
人口の多いインドでは、コロナウイルスによるパンデミックの影響も大きく経済に大きなダメージを与えました。しかし、その後は感染者数も鎮静化して経済は回復しています。
また、インドではイギリスの植民地支配の影響で広く英語が利用されています。このため、米国企業との連携が強く、世界的に活躍する人材が育ちやすいといった土壌が確立されています。
【2025年注目】インド株ETF徹底解説まとめ
【2025年注目】今後の成長が期待できるインド株ETF『EPI・GLIN徹底解説!』をまとめます。
2022年は米国市場が大きく下落する中で、新興国であるインド株の下落は限定的でした。
2023年以降も米国株が上昇する中で、インド株のリターンはそれを上回るものとなりました。
また、新興国の中でも中国やロシアといった地政学リスクの大きい国は、リスクが高いため投資対象として不適格とも考えられています。
その点インド株は投資家にとって、これからも魅力的に映るのではないでしょうか。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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