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こんにちは!
今はキャッシュポジション
高めな『ここ屋』よ!
株式相場が良くなるとフルインベストメントが良いとか、現金保有者は情弱だとかと言った声が聞かれます。
では何故、過去何十年も株式市場に携わってきたプロの投資家たちは、キャッシュポジションを保有することを推奨してきたのでしょうか。
われわれ個人投資家たちは、どのくらいのキャッシュポジションを持てばベストなんでしょうか?
そこで今回の記事では、【ベストな現金比率】キャッシュポジションはいくら持つべきなのかを解説していきたいと思います。
キャッシュポジションはいくら持つべきなのか?
キャッシュポジションはいくら持つべきなのかの答えは、人それぞれのため一概には言えませんが、リスク許容度やその人の投資戦略により千差万別です。
キャッシュポジションが50%でも足りない人もいれば、0%でも平気な人もいるでしょう。
では、どんな人がどのくらいのキャッシュポジションを持つことがベストなのかを見ていきましょう。
キャッシュポジションを金額で決める
まずは、キャッシュポジションを金額で決める方法は、投資金額が小さい投資初心者におすすめな手法です。
手元に50万円あれば安心だとか、100万円は保有しておきたいなどと考えるのは、投資金額が500万円未満の少額投資家に推奨されるキャッシュポジションのとり方です。
理由として投資金額が少額の場合、いざ暴落が来たとしても投資資産の含み損は致命傷にならず、少額のキャッシュポジションでもリカバリーが可能だからです。
その金額が0円であっても、毎月の収入からでも追加投資が可能と考えるのであれば、キャッシュのまま保有しているのは機会損失になりかねないため、リスク許容度の大きい人であればフルインベストメントでも構わないでしょう。
キャッシュポジションを比率で決める
キャッシュポジションを比率で決める方法は、投資金額が大きい人におすすめな手法です。
先ほどの少額投資と違って、投資金額が500万円を超えたころから暴落時の痛みは明らかに増してきて、含み損が30%ともなると月収数ヶ月から数年分にも上ることになります。
この時に、キャッシュはクッション代わりになると同時に追加投資の種銭になります。
数年分の収入が溶けたらツラいわ
通常、キャッシュポジションは総資産の10~20%とも言われますが、相場が好調な時はキャッシュの比率を落とし、相場が不透明な地合いではキャッシュ比率を高めにとる戦略が一般的です。
投資資金に含まないキャッシュは別で考える
投資資金に含まないキャッシュは別で考える必要があります。
まずは、投資資金に含んではいけないキャッシュを明確にしておきましょう。
日々の生活に必要な資金
日々の生活に必要な資金は生活防衛資金とも言われ、投資の資金とは別で考えるべきキャッシュです。
住居費(住宅ローン・アパートの賃借料)、光熱費、通信費、食費、交通費、雑費などは、家計簿をつけるなどして毎月の支出を明確にしておきましょう。
投資はあくまでも余剰資金で行うことが原則のため、生活費の半年程度の生活防衛資金は確保した上で投資をおこなってください。
生活費は別にしておくのよ!
確定した未来の支出のための資金
確定した未来の支出とは、子供の学資やマイカーの購入・車検などをはじめ、住宅購入の頭金などがそれに当たります。
前もって予測できる支出については、計画的に貯蓄しておく必要があります。
別口座に預金すべきやな
投資におけるキャッシュの役割とは
投資におけるキャッシュの役割とは人それぞれですが、その人の投資方法によって異なります。
あなたの投資方法では、キャッシュポジションはどのような役割を果たすのでしょうか。
インデックス投資家はキャッシュポジションがなくてもいい
インデックス投資家は、無理にキャッシュポジションをとる必要はありません。
毎月定額で積立投資をする手法は、ドルコスト平均法を利用した高度な投資法です。
投資家の心理とは関係なく愚直に積立投資することこそ、パフォーマンスを向上させるため、キャッシュポジションを持って機会をうかがうような行動は必要ないと考えます。
下落時のナンピン買いに使用する
キャッシュポジションをとることの最大の理由は、下落時のナンピン買いに使用することと言っていいでしょう。
暴落時などにキャッシュポジションがない場合は、その下落を含み損を抱えながら眺めることしかできません。
一方、キャッシュポジションを持っている場合は、下落に合わせナンピン買いをすることで大きなリターンを狙うことができます。
コア・サテライト戦略を実践している人であれば、下落時に買い増した銘柄はお宝ポジションンになるでしょう。
サテライトで市場平均を上回るパフォーマンスを出したいのであれば、キャッシュポジションは高めに保つことが効果的です。
ゴールドや債券でも代替することができる
ゴールドや債券は株式と逆相関の関係にあると言われています。
2020年のコロナショック時の債券ETFの値動きなどを見ると、逆相関とまではいきませんでしたが、S&P500(赤)が30%以上下落したのに対して、債券ETFのAGG(青)の下落率は10%にも満たず、また大底からの戻りは1週間程度でした。
また、金の価格に連動するゴールドETFのGLD(緑)の下落率は12%程度で、大底から20日後には最高値を更新していました。
キャッシュではなく、ゴールドや債券を保有することで、キャッシュの弱点である機会損失を回避し、いざと言う時には売却することでナンピン買いのためのキャッシュに変えることができます。
キャッシュポジションを持つ代わりに、ゴールドや債券を保有することは、暴落時のリスクヘッジになると思います。
まとめ
キャッシュポジションはいくら持つべきなのか?をまとめます。
ナンピン買いは簡単な投資方法ではありません。
普段から準備している人しかパフォーマンスを上げることは難しいでしょう。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
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