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老後2,000万円問題が話題になってから、すでに年々も経過していますが、みなさんの脳裏には『老後が心配』という気持ちがありますよね?
今回は、その心配を『投資』によって解決させるべく記事にしました。
そもそも『なぜ投資するの?』という観点から解説していきたいと思います。
どうして投資するの?
『ちゃんと銀行に預金してるから大丈夫!』と言うあなた。
それが危険なのです。
『なんのために』『いつまでに』『いくら』かは明確になっていますか?
その時点で、投資をすることをおすすめします。
詳しく理由を見ていきましょう。
銀行低金利問題
現在、あなたが預けている銀行預金の金利をご存じですか?メガバンクなどでは年利0.001%。100万円預けて10円の金利です。
コンビニで一度引き落としをしただけで、何十倍もの手数料を支払っているのです。
あなたのお金を預けているのに、お金が減るっておかしいとは思いませんか?
『預けている』と言うよりは『貸している』のです。本質を見失ってはいけません。
老後2,000万円問題
近年、金融庁より発表された『老後2,000万円問題』。高齢化社会が進行する日本で、『長生きリスク』と呼ばれる悲しき問題です。
『長生きしてしまうとお金が枯渇する』なんて、なんとも由々しき事態に我々は直面しているのです。
先送りにすればするほど『手遅れ』になるのです。
『老後なんてまだ先!』と思っているあなた。今ならまだ間に合うかも知れません。
それに、『2,000万円でも不足する』ってご存じでした?
インフレリスク
『今の2,000万円は、20年後もその価値があるのでしょうか?』
この質問に対して、即座に答えられなかったあなた。日本経済の罠にハマっています。
近年の日本のインフレ率は、平均してわずか1%未満。マイナスに進行した年すらあったのです。
通常の先進国であれば、年間2%の上昇を目標とし調整を図っています。
現に米国などは、FRBによる金利調整などにより、平均2%を目標に順調に進行しています。
これは、国の経済の発展を目標としており、物価を上昇させることにより、社会経済の発展を促すことに一役買っているからです。
それでは日本ではインフレ調整はしていないのでしょうか?
日本銀行はすでに2%を目標とすることを発表しているのです。
インフレが停滞している近年ではなかなか感じ取ることは難しいかも知れませんが、幼いころに買ったお菓子やジュースなど、今は同じ値段では購入できませんよね?
これがインフレの正体です。
これから日本経済も、他の先進国同様のインフレ率(2%)で進行すれば、現在の2,000万円の価値は20年後には1,500万円の価値にもならないのです。
リストラ問題
終身雇用は、勤続年数が長くなるにつれて賃金が上昇していく制度「年功序列」と、大学を卒業した学生を企業が年に1回一括して採用する制度「新卒一括採用」とともに、日本社会の特徴と言われています。
ただし、現在の日本社会において、その『終身雇用形態』は崩れ落ちようとしているのです。
2019年4月に経団連の中西会長は『企業が終身雇用を続けていくのは難しい』とコメントし、その後5月には、トヨタ自動車の豊田社長も『終身雇用の維持は難しい』と発言したことは記憶に新しいことでしょう。
日本経済界のトップによる発言のように、日本の『終身雇用形態の崩壊』はすぐそこにある問題なのです。
もし、あなたの収入減が『給与』だけに頼っている状況であれば、『危険信号』と捉えるべきなのです。
『ほったらかし投資』とは?
ここまで読んできて危機感を募らせたあなたは、それだけで『金融リテラシー』は格段にアップしています。
では実際に、どのようにすれば良いのか疑問に思ったことでしょう。本当に『ほったらかし』でいいのかと。
はい。一度設定してしまえば
『ほったらかし』
でいいのです。
ではその『設定』とは、どのようにすればいいのか。また、なぜ『ほったらかし』でいいのかを解説していきましょう。
積立投資
積立投資とは、代表的なものとして『毎月々同額を積み立てていく』投資方法です。
一度設定してしまえば毎月自動で投資してくれるシステムです。
ここで心配する方も出てくると思いますが、これは銀行の『定期預金』とは異なり、どうしても現金が必要になった場合は、いつでも解約できます。(途中解約はおすすめしませんが)
また、積立投資におすすめなのは『投資信託』です。
理由は毎月『同額』で投資することができるからです。
株や債券、ETFなどは、1口当たりの単価が決まっていて、口数で取引するため、同額で積立することが難しいのでおすすめできません。
では、どのような投資信託に『積立投資』すれば良いのかを見ていきましょう。
インデックス投資
インデックスとは、ある指数に連動を目指したファンドのことです。アクティブファンドとは異なり、常に指数への連動を目標とします。
知らない言葉が出てきて混乱した人もいるかと思いますが、とにかく『何かを目指した投資』とだけ理解しておきましょう。
ドルコスト平均法
また、毎月同額を積立投資する利点として『ドルコスト平均法』があげられます。
要約すると、投資商品の価格が『安い時にたくさん』『高い時には少量』購入することができる手法です。
一定期間に『定量』ではなく『定額』で積み立てた場合をグラフにしてみました。
定額で購入した場合の方が、お得になることが理解できると思います。これが『ドルコスト平均法』なのです。
複利の力
『複利』とはそのファンドが生み出した利益をさらに投資に上乗せすることで、雪だるま式に資産を大きくすることです。投資期間が長ければ長いほど、この複利の威力は倍増していきます。
『複利の力』で長期投資した場合の効果は、こちらで詳しく解説しています↓
つみたてNISA
果たして、少額投資『月々3.3万円』を『年利6%』の商品に『20年間』『非課税』で運用した場合に、いくらになるのかを確認したい方は、後ほど下記の時期で確認してみてください。必ずビックリすると思いますよ。
↓詳しくはこちらで解説しています↓
↑おすすめの投資信託も紹介しています↑
なぜ『ほったらかし』でいいのか
ここまでで『積立投資』『ドルコスト平均法』『複利の力』『つみたてNISA』を利用することが分かったとして、どんな『投資商品』に投資すれば良いのかには触れてきませんでした。
結局のところ、ここが一番大事なのかもしれないですが、その大事な投資対象とは
『米国』です。
これは米国経済が過去数十年を振り返っても、これから数十年を見通しても、『右肩上がり』だからです。
いくら上記のすべての手法を利用したとしても、『右肩上がり』の商品に投資しなければ、それは利益にはつながりません。
では何故、米国経済が右肩上がりなのかは、後ほど別の記事で確認してみてください。
ほったらかし投資術:まとめ
上記問題を打破するために
これで『ほったらかし投資』の出来上がりです!
この投資方法は、投資の『最適解』とも言われ、上級投資家の手法と遜色ないことは実証されています。
実際に、つみたてNISAを満額40万円(毎年)を年利5%の商品で運用すると、20年後には105万円になって返ってきます。
これを、20年間積立て続ければ、2,000万円を超えるという計算ですね。
夫婦2人で実施できれば4,000万円も夢ではありません。
ほったらかしで4,000万円はありがたいですよね。
心配しているヒマがあったら、まずは投資を始めてみることをおすすめします。
最後まで読んでくれて
ありがとうございます!
他にもお得な情報がたくさんあるので
別の記事も読んでくれたら嬉しいわ!
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