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こんにちは!
年末にはいつも損出ししている
『ここ屋』よ!
直近の米国市場は歴史的にも大きな上昇をしています。
そんな米国市場に投資をしている人も、今年の売買はすでに完了している人も多いと思います。
しかし、実際には残りの数日であることをすれば、大きく節税することができるかも知れません。
そのあることとは損益通算です。
損益通算は投資をする上で数少ない節税方法ですが、その存在すら知らないといった人もいるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、【知らないと損をする】投資の節税方法『損出しして税金を取り戻す』について解説していきたいと思います。
【知らないと損をする】投資の節税方法『損出しして税金を取り戻す』
損益通算とは、投資をする上で効果の大きい節税効果が期待できる方法として、以前より機関投資家のみならず個人投資家にも好んで利用されてきた方法です。
米国では、タックス・ロス・セリングと呼ばれますね。
タックス・ロス・セリングは、含み損が出ている銘柄を売って確定損とすることで、税金の支払いを少なくすること。米国の機関投資家や個人投資家が、安くなった株式を更に売り浴びせること。毎年11月から12月にかけて起こりやすいとされている。
これを機会に『知らないと損をする』この方法の、しくみを理解して注意事項を知っておきましょう。
売却益と配当金には税金がかかる
投資で得ることの利益には、大きくふたつに分けることができます。
ひとつは売却益(キャピタルゲイン)と、もうひとつは配当金(インカムゲイン)です。
配当金は米国株では
分配金とも呼ばれるな
そして、それぞれの利益には税金がかかり、その税金は分離課税方式で課税されます。
給与のような累進課税と違って
一律20.315%で課税されるの!
確定益に損をぶつけると節税することができる
投資で得ることができた利益には課税されることになりますが、この税金を取り返す(節税する)方法があります。
投資では、通年して得た利益に対して、損失をぶつけることで損益を通算することができます。
これを『損益通算』といいます。
損益通算は、同一年度の利益に対して損失をぶつけることで通算できますが、損失に関しては3年間繰り越すことが可能です。
一方で、利益は繰り越すことができませんので、利益を出した(売却したことによる利益確定や配当金)に対しては、わざと含み損の銘柄の損失を確定させることで、節税することができます。
売却時に一度は課税されてしまうので
通算して翌年に控除といった
外国資産の配当金には外国税(現地税)がかかる
米国株などの海外株式に投資をし、配当金を得ると外国税(現地税)が源泉徴収されます。
さらに、日本で分離課税方式で課税されるため二重で税金がかかることとなります。
米国株式で得た配当金(分配金)には現地で10%の外国税が源泉徴収され、日本でも20.315%の課税がされます。
配当金$100⇒「現地税10%」⇒$90⇒「国内税20.315%」⇒$71.7165
この二重課税は、外国税額控除制度によって外国税の一定額を確定申告することで控除できます。
売却益(キャピタルゲイン)には現地税がかからない
知らない(勘違いしている)人も多いことですが、外国株式で得た配当金(インカムゲイン)には現地税が課税されますが、売却益(キャピタルゲイン)に対しては課税されません。
もちろん、日本国内では20.315%の課税がされますが、めんどうな二重課税の控除申請などしなくて良いことからFIREを目指している人などは、覚えておいて損はないでしょう。
損益通算する方法と注意事項
損失を確定することで、その年の損益通算をする場合の方法と注意事項に関してポイントを押さえておきましょう。
本年度の譲渡益と配当金を確認する
まずは、その年の譲渡益(売却益)と配当金を確認しましょう。
これは、証券会社によって確認画面は異なるものの、SBI証券では『取引履歴』の『譲渡益税明細』で確認することができます。
今年、得た金額を確認することで、いくら損失を確定すればいいのかを把握しましょう。
NISA口座では損益通算できない
NISA口座では、そもそも税金が発生しないため損益通算はできません。
つみたてNISAでもジュニアNISAでも新NISAでも、同様に損益通算はできないことは知っておきましょう。
特定口座(源泉徴収あり)にしておく
通常、損益通算をする場合には、確定申告をする必要があります。
以前は、これが面倒くさくて海外株式に投資しないといった人もいましたが、現在では『特定口座(源泉徴収あり)』にしておくことで、証券会社が自動的に損益通算をしてくれるので、損出しする人は特定口座(源泉徴収あり)にしておきましょう。
特定口座(源泉徴収なし)や、一般口座で取引している人に関しても、確定申告をすることで損益通算をすることができますが、特定口座(源泉徴収あり)にしておくと楽ですね。
損益通算できる商品は以下の表で確認しておいてください。
損失に関しては3年間繰り越すことができる
損益通算するにあたって、本年度に出した損失に関しては翌年以降3年間繰り越すことができます。
一方で、利益に関しては翌年以降に繰り越しできませんので、今年の利益には今年のうちに損失をぶつけておいた方が税金的にはお得ということになります。
複数の口座にまたがる場合は確定申告が必要
また、複数の証券会社で口座をお持ちの方は、確定申告することで損益通算をすることができます。
少し面倒くさいと思うかも知れませんが、金額が大きくなると節税効果も大きいので是非チャレンジしたいところですね。
面倒ならひとつの証券口座で
損益通算した方が楽やな
損出しのために売却した銘柄は翌日以降に買い戻しましょう
損益通算のために損出し(売却)した銘柄については、そのまま売却したままでも良いですが、もしその銘柄を手放したくないと思うのであれば、買い戻せばいいだけです。
ただし、売却した日に買い戻してしまうと、損益通算が成り立たなくなってしまうため、買い戻すなら翌日以降にすることを忘れずに気を付けてください。
翌日ならほとんど株価は変わらないわよ!
【知らないと損をする】投資の節税方法『損出しして税金を取り戻す』まとめ
【知らないと損をする】投資の節税方法『損出しして税金を取り戻す』をまとめます。
損益通算を知ることで、各年度ごとの税金をコントロールすることができます。
また、タックス・ロス・セリングを知っておくことで、年末相場の傾向を知ることができますので今後の資産形成の知識となりますね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!
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