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こんにちは!
貯蓄率は仙人並みの『ここ屋』よ!
FIREムーブメントは2010年代から大きな注目を集め、特にミレニアル世代の思考に刺激を与えています。
経済的自立と早期退職を目標とするこの人生設計は、若者から支持されるだけではなく、広い世代に新しいライフスタイルとして認識されつつあります。
しかし、実際にFIREできた人の割合は非常に少なく、一般のサラリーマンがFIREを達成するためには非常に高い障壁があります。
何十年も頑張って投資をしても、FIREできるのは60歳を超えるといった現実では、FIREを目指す若者の夢を打ち砕く結果となってしまいます。
そこで今回の記事では、FIREを目指す若者のために、FIREの最速法について解説していきたいと思います。
FIREについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
FIREを早めるためには貯蓄率を上げよう
FIREを早めるためには、まずは貯蓄率を上げましょう。
FIREを達成するためには、お金を稼ぐことも大切ですが、稼いだ分使っていては、いつになってもお金は貯まりません。
今の収入のままでも貯蓄率を上げることで、FIREを達成する第1歩を踏み出すことができます。
それでは、FIREを達成するためには、いくら貯めればよいのかを見ていきましょう。
FIREするための資産は生活費の25倍
FIREするための資産は、年間生活費の25倍と言われています。
4%ルールってヤツやな
米国のトリニティ大学が発表した論文で、1926年~1995年の69年間の膨大な金融資産データを用いた研究により、毎年投資金額の4%を取り崩し続けても、95%の確率で30年間資産を枯渇させることがなかったといった研究データです。
これは一般的に考えられている数字ですが、実際には税金やインフレ、株式相場の振れ幅を考慮すると、もう少し多い資産が求められます。
具体的には、30倍から35倍くらいは欲しいところですね。
支出を下げる
貯蓄率を上げるためには、おのずと支出を下げる必要があります。
収入が多い人も少ない人も、支出が多ければ貯蓄率は下がり、投資に回せるお金の比率がいつになっても上がりません。
具体的な支出の下げ方は、こちらを参考にしてください。
入金率を上げる
支出を下げて貯蓄率を上げたら、そのお金を効率よく投資に回す『入金率』を上げることに注力しましょう。
目標を達成するためには、先に毎月定額の入金設定をして、残ったお金で生活するようにすることで、達成の目標がグッと近づくことでしょう。
FIREするための具体的な期間は?
前章で解説したように、FIREするために必要な資産は、生活費の25倍(税引き後であれば31.25倍)が必要になります。
ではその25倍の資産を作るためには、どれだけの期間を必要とするのでしょうか?
貯蓄率25%の場合
まずは無理のない程度の貯蓄率25%で投資をした場合、FIREするまでに何年必要かを計算してみましょう。
ここでは、わかりやすくするために、具体的な金額をあてはめて解説してみます。
手取り年収480万円って設定や
年収 | 貯蓄率 25% | 生活費 75% | FIREする ための資産額 | FIREする までの期間 |
---|---|---|---|---|
480万円 | 120万円 | 360万円 | 9,000万円 | 75年間 |
貯蓄率は25%と無理のない設定ですが、FIREするまでに75年間も要していたら、早期退職とは言えませんね。
ちなみにこれでも、1ヶ月に10万円の投資をしていますが、支出が多いままで貯蓄率が25%では、到底FIREなどできないといった結果が出ました。
毎月30万円も使っているようでは、浪費家と呼ばれても仕方ありません。
貯蓄率50%の場合
次に、貯蓄率を50%にした場合の、FIREまでの必要期間を考察します。
年収 | 貯蓄率 50% | 生活費 50% | FIREする ための資産額 | FIREする までの期間 |
---|---|---|---|---|
480万円 | 240万円 | 240万円 | 6,000万円 | 25年間 |
25年という年月が長いと感じるかどうかは、個人の価値観によりますが、40代でFIREできるのであれば、FIRE成功と呼べるのではないでしょうか。
しかし、毎月25万円の投資を25年間継続するのは至難の業ですね。
ライフプランの中に結婚や子育て、マイホームやマイカーの購入などのイベントがあったら、毎月積立投資をするのって難しそうですね。
共働きの子供なし夫婦が
有利なのもうなづけるな
貯蓄率75%の場合
それではもっと上げて、貯蓄率75%とした場合のFIRE達成までの期間を確認してみます。
年収 | 貯蓄率 75% | 生活費 25% | FIREする ための資産額 | FIREする までの期間 |
---|---|---|---|---|
480万円 | 360万円 | 120万円 | 3,000万円 | 8.3年間 |
FIREまでの期間は縮まりましたが、貯蓄率75%というのは生活費25%となるため、手取り年収480万円の人ですと、毎月の生活費は10万円となります。
不可能ではありませんが、実家住みの独身者などでない限り厳しそうですね。
それにFIRE後も同様の生活費でないと成り立ちませんので、現実的でないことがわかります。
年収が倍だったら不可能でもないか
FIREするための貯蓄率に対する考察
FIREするための貯蓄率に対する考察をしてみます。
まず、貯蓄率は最低でも50%以上は必要かと思います。
また、収入が少ないと貯蓄率を上げることは現実的には厳しく、FIRE後も同様の生活費であることを考えると、低収入のままのFIREは限りなく不可能と考えられます。
さらに、投資資金の4%を取り崩す出口戦略をとるであれば、税金を考慮すると生活費の31.25倍の資産を貯める必要があると思います。
するとやはり貯蓄率50%では、FIREまでに必要な期間が30年以上になってしまうため、より高い貯蓄率が求められてしまいます。
FIREするための貯蓄率は60%以上
それでは実際に、FIREするための貯蓄率と実際の金額の例をあげてみましょう。
年収 | 貯蓄率 60% | 生活費 40% | FIREする ための資産額 | FIREする までの期間 |
---|---|---|---|---|
600万円 | 360万円 | 240万円 | 7,500万円 | 20.8年間 |
20年ほどでFIREできるなら、頑張れる現実的な数字です。
ちなみにFIREするための資産は、年間生活費の25倍ではなく、税金を考慮した31.25倍で計算しています。
手取り年収が600万円であれば、転職や副業などを実践することで実現可能な金額設定です。
まずは、自分の市場価値を知ることからはじめてみましょう。
転職サイトでは、希望の転職先を探すのは困難ですので、転職エージェントに相談してみることが、最速のFIREにつながります。
貯蓄率を60%に上げることで、FIREへの道も開かれてきますし、月に20万円の生活費があれば一般の水準の生活はできます。
もう少し生活水準を上げたければ、副業で身につけたスキルを活用すれば、FIRE後の生活も潤うのではないでしょうか。
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FIRE最速法まとめ
FIRE最速法をまとめます。
すぐに行動できる人が夢を実現できる人です。
固定費などの支出を減らし、転職や副業に取り組み、FIREへの道を歩みはじめましょう。
こちらでもFIREに関する内容を解説していますので、参考にしてみて下さい。
最後まで読んでくれてありがとう!
他にもお得情報がいっぱいですので
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