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eMAXIS Neoシリーズの運用報告の第5弾です。
2021年の1月に購入した銘柄ですが、今回は半年のリターンを公開します。
1月~6月の運用実績の報告と共に、成長を続けるNeoシリーズの今後の展望を解説していきたいと思います。
こんにちは『ここ屋』よ!
運用5ヶ月が経過した
eMAXIS Neoシリーズの運用報告よ!
eMAXIS Neoシリーズと順調な米国市場
eMAXIS Neoシリーズは、構成銘柄をAIが選定するのですが、その大半が米国のハイテク株が占めていると考えられます。
2021年5月の中旬から6月にかけて好調な米国市場ですが、eMAXIS Neoシリーズの価格も安定した上昇を見せてくれました。
NYダウやS&P500と比較すると、まだまだ軟調のNASDAQ100ですが、ハイテクを中心としたeMAXIS Neoシリーズも、まだまだ本領発揮とはいきません。
6月の米雇用統計や消費者物価指数の発表がされても下落の様子はありませんでしたが、6/15から始まるFOMCが直近の鬼門になりそうです。
7月にはGAFAMの決算発表がありますので、米国市場とeMAXIS Neoシリーズの向かう先を占う意味では重要な時期を迎えています。
秋ころまでは上昇を期待できそうやな
6月に発表された5月の米雇用統計の結果をもってしても、まだまだ米国経済は完全回復ではありませんでした。
株式市場にとって『悪いニュースは良いニュース』ですから、6/15~16に予定されているFOMCでも、FRBは量的緩和の縮小(テーパリング)は発表されないであろう見通しです。
しかし、コロナワクチンの普及に伴い米国では7/4の独立記念日までに集団免疫の獲得の目途が立っており、経済活動の完全復活は目前に迫っています。
しかし、量的緩和が継続されるとインフレ率の高騰が予想され、株価にも大きな影響を与える可能性があります。
このように不透明な米国市場では『今は新たに買入すべきではない』との意見と、『逆に今は買い時だ』とする意見の両方が聞かれる状況です。
混沌の米国市場は、これからどちらに向かうのでしょうか?
eMAXIS Neoシリーズの概要解説
eMAXIS Neoに新たに追加された2銘柄を合わせて、11銘柄の概要を解説していきます。
eMAXIS Neoは、三菱UFJ国際投信より2019年5月28日に発売開始された商品です。
eMAXIS Neoが連動を目指すインデックスは、AI(人工知能)が数百万ページ以上の企業の開示資料等を自動で読み込み、テーマに関連するコトバの有無を基本に銘柄を自動で選び出します。
AIだから、銘柄の取りこぼしが少なく、テーマの恩恵を十分に享受することが期待されます。
eMAXIS Neoシリーズ運用実績【2021.6.12現在】
2021.6.12現在の運用実績です。
2021.6.12現在で、投資金額は4,080,000円。
評価金額は、4,742,705円。
現時点での含み益は662,705円です。
先月(5/13)の213,140円から449,565円のアップでした。
今月はNeoシリーズらしい乱高下でした。
それでは、各銘柄の値動きと、5/13から6/12までの損益を見ていきましょう。
eMAXIS Neo ドローン
eMAXIS Neo ドローン
16,952円→18,952円【+2,000円】
eMAXIS Neo ナノテクノロジー
eMAXIS Neo ナノテクノロジー
1,048,396円→1,156,604円【+108,208円】
eMAXIS Neo 宇宙開発
eMAXIS Neo 宇宙開発
1,006,209円→1,071,297円【+65,088円】
eMAXIS Neo バーチャルリアリティー
eMAXIS Neo バーチャルリアリティー
1,087,275円→1,226,819円【+139,544円】
eMAXIS Neo 自動運転
eMAXIS Neo 自動運転
1,105,337円→1,238,696円【+133,359円】
eMAXIS Neo ウェアラブル
eMAXIS Neo ウェアラブル
28,971円→30,550円【+1,579円】
また、筆者の運用していない銘柄についての基準価格騰落率は、以下の通りです。
騰落率 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
フィンテック | +8.67% | +7.64% | +25.07% |
ロボット | +6.54% | +11.95% | +30.68% |
遺伝子工学 | +11.95% | -7.55% | +2.35% |
クリーンテック | +10.81% | - | - |
電気自動車 | +17.24% | - | - |
どの銘柄も回復傾向ですね。
新登場の2銘柄も好調な滑り出しを見せています。
eMAXIS Neoシリーズの記事を書いているのに、保有していない銘柄があるというのは、信憑性が薄れますので、これを機に潔く購入して次回報告より運用実績を公開していきたいと思います。
eMAXIS Neoシリーズ新商品の感想
eMAXIS Neoシリーズの新商品『eMAXIS Neoクリーンテック』と『eMAXIS Neo電気自動車』ですが、今なら購入を考えてもいいかと思っています。
理由は以下の通り。
・量的緩和継続の間はハイテク株のターン
・現在は上昇トレンド
・人気ファンドにお金が集まっている
eMAXIS NeoクリーンテックのベンチマークであるS&P Kensho Cleantech indexは、2021年2月時点での1年リターンが300%以上もありました。
現在はそこまで高いリターンではありませんので、過熱感は薄れてきているのではないでしょうか。
eMAXIS Neo電気自動車に関して、ベンチマークはS&P Kensho Electric Vehicles Index。
ここ1年で高騰してきた指数です。
ハイテク中心のテーマ型のファンドのため、ボラティリティの高さは注意に値します。
どちらも参入するのであれば、FOMCや雇用統計、長期金利などに注意を払う必要がありそうです。
eMAXIS Neoの運用実績の推移
2021年1月からのeMAXIS Neoの運用実績の推移を一覧にしました。
銘柄名 | 6月実績 | 5月実績 | 4月実績 | 3月実績 | 2月実績 |
---|---|---|---|---|---|
ドローン | 18,952円 | 16,952円 | 18,348円 | 7,887円 | 9,999円 |
ナノテクノロジー | 1,156,604円 | 1,048,396円 | 1,267,773円 | 978,528円 | 1,205,611円 |
宇宙開発 | 1,071,297円 | 1,006,209円 | 1,045,461円 | 981,217円 | 1,001,303円 |
バーチャル リアリティー | 1,226,819円 | 1,087,275円 | 1,295,682円 | 984,047円 | 1,370,604円 |
自動運転 | 1,238,696円 | 1,105,337円 | 1,198,505円 | 1,122,781円 | 1,253,361円 |
ウェアラブル | 30,550円 | 28,971円 | 36,436円 | 20,406円 | 22,570円 |
フィンテック | - | - | - | - | - |
ロボット | - | - | - | - | - |
遺伝子工学 | - | - | - | - | - |
クリーンテック | - | - | - | - | - |
電気自動車 | - | - | - | - | - |
合計損益 | 662,705円 | 213,140円 | 782,205円 | 44,866円 | 813,448円 |
1ヶ月ごとに上昇と下落を繰り返しています。
2月の高値を更新できないな
今後の方針【eMAXIS Neoシリーズ】まとめ
Neoシリーズはテーマ型投資信託のため、長期保有には向いていない商品です。
運用1ヶ月(2月中旬時点)が1番の含み益状態で、その後は3月の下落、4月は上昇、5月でまた下落、6月は回復しています。
テクノロジー系のハイテク株が多いテーマ型投資信託ですが、2021年のハイテク株はどちらに向かうかわからない状況となりました。
6月現在は上昇傾向にありますが、金利の上昇やインフレ懸念などハイテク株が売られる要因はいくらでもあります。
今後は利確するタイミングを見定めて、Neoシリーズのポジションを少しずつ落としていこうと考えています。
回復の兆しを見せる『eMAXIS Neo』シリーズは、ボラティリティの高いリスク資産であることを認識しておく必要がありそうです。
そしてなにより、投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
他にもお得情報がいっぱいですので
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