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こんにちは『ここ屋』よ!
運用11ヶ月が経過した
eMAXIS Neoシリーズの運用報告よ!
eMAXIS Neoシリーズの運用報告の第11弾です。
2021年の1月をメインに購入した銘柄ですので、今回はおよそ11ヵ月のリターンになります。
2月をピークに下落を続けてきたNeoシリーズですが、10月には高値付近まで回復してきました。
2021年を締めくくるeMAXIS Neoシリーズのリターンは、どのような結果になっているのでしょうか?
1月~12月の運用実績の報告と共にNeoシリーズの今後の展望を解説していきたいと思います。
eMAXIS Neoシリーズと不安定な米国市場
eMAXIS Neoシリーズは構成銘柄をAIが選定するのですが、その大半が米国のハイテク株が占めていると考えられます。
2021年は全体を通して、NYダウやS&P500、NASDAQ100についても大きな上昇をしていました。
今年も何度かの大きな調整局面があったものの、各指数ともに高値を更新した年となりました。
eMAXIS Neoシリーズに関しても、指数と同様に堅調な相場だったのでしょうか?
今年も残りわずかとなった米国株市場とeMAXIS Neoシリーズは、2022年を占う意味では重要な時期を迎えています。
今後の米国市場の見通し
米国市場は、テーパリングが開始されるも投資家の注目はインフレの続伸と新型コロナウイルスの変異株に注目が集まっています。物価指数が歴史的にも高水準にありインフレの長期化が懸念される中、エネルギー価格の高騰や人件費の上昇など、市場にとって不透明な要素が数多く存在します。半導体不足を中心としたサプライチェーンのボトルネック問題は長期化の様相を呈してきました。
一方、市場の目線はすでに2022年の利上げ開始(ゼロ金利政策の段階的縮小)に注目が集まり、当初は2022年12月に1度の利上げを予想していたアナリストたちも、利上げ開始日の繰り上げや利上げ回数の上昇を予想しはじめました。
また、12月初旬には新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株が世界的に急増することを脅威に、株式市場を襲いました。現在では鎮静化されたコロナ騒動も、いつ再び猛威を振るうのか予断を許さない状況が続いています。
アノマリー的には12月から翌年1月にかけて強い相場が期待されていますが、まだその兆しが見えることはありません。
eMAXIS Neoシリーズの概要解説
eMAXIS Neoは、三菱UFJ国際投信より2019年5月28日に発売開始された商品です。
新たに追加された2銘柄を合わせて、11銘柄の概要を解説していきます。
eMAXIS Neoが連動を目指すインデックスは、AI(人工知能)が数百万ページ以上の企業の開示資料等を自動で読み込み、テーマに関連するコトバの有無を基本に銘柄を自動で選び出します。
AIだから、銘柄の取りこぼしが少なく、テーマの恩恵を十分に享受することが期待されます。
eMAXIS Neoシリーズ運用実績【2021.11.12現在】
2021.12.13現在の運用実績です。
2021.12.13現在で、買付金額は4,130,000円。
これまでの売却金額は4,570,000円
現在までの確定利益は+440,000円
現在の評価金額は、146,918円。
確定益+含み益は+586,918円(+14.21%)です。
先月(11/12)の+598,163円から▼11,245円(▼1.9%)のダウンでした。
直近1ヶ月の米国市場全体が+1.5%程度のアップですから、Neoシリーズは苦戦したように見えます。
VTI(全米株式) ▼0.06%
VOO(S&P500) +1.55%
QQQ(NASDAQ100)+2.18%
それでは、各銘柄の変動と11/12から12/13までの1ヶ月の損益を見ていきましょう。
eMAXIS Neo 遺伝子工学
eMAXIS Neo 遺伝子工学
9,315円→8,784円【▼531円】(▼5.70%)
eMAXIS Neo ドローン
eMAXIS Neo ドローン
7,339円→6,831円【▼508円】(▼6.92%)
eMAXIS Neo ロボット
eMAXIS Neo ロボット
10,517円→9,944円【▼573円】(▼5.45%)
eMAXIS Neo ナノテクノロジー
eMAXIS Neo ナノテクノロジー
20,331円→18,456円【▼1,875円】(▼9.22%)
eMAXIS Neo フィンテック
eMAXIS Neo フィンテック
9,966円→8,553円【▼1,413円】(▼14.18%)
eMAXIS Neo クリーンテック
eMAXIS Neo クリーンテック
11,257円→9,539円【▼1,718円】(▼15.26%)
eMAXIS Neo 宇宙開発
eMAXIS Neo 宇宙開発
15,487円→14,645円【▼842円】(▼5.44%)
eMAXIS Neo バーチャルリアリティー
eMAXIS Neo バーチャルリアリティー
24,956円→24,038円【▼918円】(▼3.68%)
eMAXIS Neo 自動運転
eMAXIS Neo 自動運転
27,116円→26,148円【▼968円】(▼3.57%)
eMAXIS Neo 電気自動車
eMAXIS Neo 電気自動車
9,773円→8,924円【▼849円】(▼8.69%)
eMAXIS Neo ウェアラブル
eMAXIS Neo ウェアラブル
12,106円→11,056円【▼1,050円】(▼8.67%)
2022年もハイテク株には厳しい相場が予想されています。現在もeMAXIS Neoシリーズの値動きを追跡できるように一部を保有していますが、場合によって撤退する可能性があります。
eMAXIS Neoの運用実績の推移
2021年1月からのeMAXIS Neoの運用実績の推移を一覧にしました。
銘柄名 | 12月実績 | 11月実績 | 10月実績 | 9月実績 | 8月実績 | 7月実績 | 6月実績 | 5月実績 | 4月実績 | 3月実績 | 2月実績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
遺伝子工学 | 8,784円 | 9,315円 | 9,338円 | 10,210円 | 9,711円 | 9,652円 | 10,000円 | - | - | - | - |
ドローン | 6,831円 | 7,339円 (1万円売却) | 16,962円 | 16,839円 | 17,461円 | 18,122円 | 18,952円 | 16,952円 | 18,348円 | 7,887円 | 9,999円 |
ロボット | 9,944円 | 10,517円 | 9,494円 | 9,607円 | 9,680円 | 9,957円 | 10,000円 | - | - | - | - |
ナノテクノロジー | 18,456円 | 20,331円 (12万円売却) | 123,706円 | 134,934円 (100万円売却) | 1,108,444円 | 1,155,571円 | 1,156,604円 | 1,048,396円 | 1,267,773円 | 978,528円 | 1,205,611円 |
フィンテック | 8,553円 | 9,966円 | 9,481円 | 9,773円 | 9,795円 | 9,569円 | 10,000円 | - | - | - | - |
クリーンテック | 9,539円 | 11,257円 | 10,129円 | 9,443円 | 9,842円 | 10,550円 | 10,000円 | - | - | - | - |
宇宙開発 | 14,645円 | 15,487円 (2万円売却) | 34,500円 | 33,408円 (100万円売却) | 1,048,834円 | 1,079,960円 | 1,071,297円 | 1,006,209円 | 1,045,461円 | 981,217円 | 1,001,303円 |
バーチャル リアリティー | 24,038円 | 24,956円 (10万円売却) | 107,679円 | 112,347円 (110万円売却) | 1,223,790円 | 1,236,849円 | 1,226,819円 | 1,087,275円 | 1,295,682円 | 984,047円 | 1,370,604円 |
自動運転 | 26,148円 | 27,116円 (10万円売却) | 111,486円 | 109,403円 (110万円売却) | 1,261,277円 | 1,239,070円 | 1,238,696円 | 1,105,337円 | 1,198,505円 | 1,122,781円 | 1,253,361円 |
電気自動車 | 8,924円 | 9,773円 | 8,994円 | 8,565円 | 9,243円 | 9,667円 | 10,000円 | - | - | - | - |
ウェアラブル | 11,056円 | 12,106円 | 11,027円 | 11,266円 (2万円売却) | 30,395円 | 31,217円 | 30,550円 | 28,971円 | 36,436円 | 20,406円 | 22,570円 |
合計損益 | (146,918円+440,000円) 586,918円 | (158,163円 +440,000円) 598,163円 (35万円売却) | (452,796円+90,000円) 542,796円 | (465,795円+90,000円) 555,795円 (422万円売却) | 608,472円 | 680,184円 | 662,705円 | 213,140円 | 782,205円 | 44,866円 | 813,448円 |
今月は、保有額の損益が7.1%程度の下落をしており、市場平均を大きくアンダーパフォームする結果となっています。
まさかの全部安
今後の方針【eMAXIS Neoシリーズ】まとめ
Neoシリーズはテーマ型投資信託のため、長期保有には向いていない商品です。
2020年にはハイパフォーマンスを出したアクティブファンドでしたが、2021年を通してみるとインデックスファンドには勝てないといった結果が出てしまったようです。
それでも、収支がプラスになる時に売り抜けることができましたが、タイミングを間違えれば赤字運用となる可能性もありました。
ハイテクが強い時代に終わりを告げ、これからはファンダメンタル重視の業績相場がやってきます。
今もなお『eMAXIS Neo』シリーズを保有している人がいるようでしたら、スパッと撤退する方が賢明かも知れません。
今週のFOMCで、パウエル議長がテーパリングを早める結論を出すようでしたら、2022年の利上げ時期の前倒しや利上げ回数の増加が見込まれます。
米国市場の下落には、ボラティリティの高い銘柄から大きく売られる傾向があります。
eMAXIS Neoシリーズが連動している銘柄などは、真っ先にズタボロになる可能性もありますから注意してください。
投資は自己責任・自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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