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こんにちは『ここ屋』よ!
運用10ヶ月が経過した
eMAXIS Neoシリーズの運用報告よ!
eMAXIS Neoシリーズの運用報告の第10弾です。
2021年の1月をメインに購入した銘柄ですので、今回はおよそ10ヵ月のリターンになります。
2月をピークに下落を続けてきたNeoシリーズですが、10月には高値付近まで回復してきました。
筆者も一部を売却しましたが、その後も値動きを追跡していきたいと思っています。
さらに売却した銘柄と金額を含め、1月~11月の運用実績の報告と共にNeoシリーズの今後の展望を解説していきたいと思います。
eMAXIS Neoシリーズと続伸が止まらない米国市場
eMAXIS Neoシリーズは構成銘柄をAIが選定するのですが、その大半が米国のハイテク株が占めていると考えられます。
2021年上半期はNYダウやS&P500、NASDAQ100についても大きな上昇をしていました。
9月には大きな調整局面を迎えたものの、10月以降は各指数ともに高値を更新している状況です。
eMAXIS Neoシリーズに関しても、指数と同様に堅調な相場だったのでしょうか?
連日続伸している米国株市場とeMAXIS Neoシリーズの向かう先を占う意味では、重要な時期を迎えています。
今後の米国市場の見通し
米国市場は、テーパリングの開始の発表を受けても相場は依然として高い状況にあります。物価指数が歴史的にも高水準にありインフレの長期化が懸念される中、エネルギー価格の高騰や人件費の上昇など、市場にとって不透明な要素が数多く存在します。半導体不足を中心としたサプライチェーンのボトルネック問題は長期化の様相を呈してきました。
一方、市場の目線はすでに2022年の利上げ開始(ゼロ金利政策の段階的縮小)を目線に入れています。楽観的な株式投資家とは対照的に、債券投資家はすでに金利上昇への準備をはじめています。
とはいえ、アノマリー的には11月から1月は強い相場が期待されるため、高決算銘柄を中心に買われている状況が続いています。長期金利の上昇に注意しながらも上昇相場にそっとお金を入れていくような戦略が必要かと思われます。
eMAXIS Neoシリーズの概要解説
eMAXIS Neoは、三菱UFJ国際投信より2019年5月28日に発売開始された商品です。
新たに追加された2銘柄を合わせて、11銘柄の概要を解説していきます。
eMAXIS Neoが連動を目指すインデックスは、AI(人工知能)が数百万ページ以上の企業の開示資料等を自動で読み込み、テーマに関連するコトバの有無を基本に銘柄を自動で選び出します。
AIだから、銘柄の取りこぼしが少なく、テーマの恩恵を十分に享受することが期待されます。
eMAXIS Neoシリーズ運用実績【2021.11.12現在】
2021.11.12現在の運用実績です。
2021.11.12現在で、買付金額は4,130,000円。
これまでの売却金額は4,570,000円
現在までの確定利益は+440,000円
現在の評価金額は、158,163円。
確定益+含み益は+598,163円(14.48%)です。
先月(10/14)の+542,796円から+55,367円(+10.2%)のアップでした。
直近1ヶ月の米国市場全体が+6.5%程度のアップですから、Neoシリーズは善戦したんじゃないでしょうか。
VTI(全米株式) +6.36%
VOO(S&P500) +6.59%
QQQ(NASDAQ100)+8.50%
それでは、各銘柄の変動と10/14から11/12までの損益を見ていきましょう。
eMAXIS Neo 遺伝子工学
eMAXIS Neo 遺伝子工学
9,338円→9,315円【▼23円】(▼0.23%)
eMAXIS Neo ドローン
eMAXIS Neo ドローン
16,962円→10,000円利確+7,339円【+377円】(+1.89%)
eMAXIS Neo ロボット
eMAXIS Neo ロボット
9,494円→10,517円【+1,023円】(+10.23%)
eMAXIS Neo ナノテクノロジー
eMAXIS Neo ナノテクノロジー
123,706円→120,000円利確+20,331円【+16,625円】(+1.66%)
eMAXIS Neo フィンテック
eMAXIS Neo フィンテック
9,481円→9,966円【+485円】(+4.85%)
eMAXIS Neo クリーンテック
eMAXIS Neo クリーンテック
10,129円→11,257円【+1,128円】(+11.14%)
eMAXIS Neo 宇宙開発
eMAXIS Neo 宇宙開発
34,500円→20,000円利確+15,487円【+987円】(+2.86%)
eMAXIS Neo バーチャルリアリティー
eMAXIS Neo バーチャルリアリティー
107,679円→100,000円利確+24,956円【+17,277円】(+16.04%)
eMAXIS Neo 自動運転
eMAXIS Neo 自動運転
111,486円→100,000円利確+27,116円【+15,639円】(+14.02%)
eMAXIS Neo 電気自動車
eMAXIS Neo 電気自動車
8,994円→9,773円【+779円】(+8.66%)
eMAXIS Neo ウェアラブル
eMAXIS Neo ウェアラブル
11,027円→12,106円【+1,079円】(+9.79%)
相場の下落が予想されていたため、今月もeMAXIS Neoシリーズの一部を売却しています。今後も値動きを追跡できるように一部を保有していますが、場合によって撤退する可能性があります。
eMAXIS Neoの運用実績の推移
2021年1月からのeMAXIS Neoの運用実績の推移を一覧にしました。
銘柄名 | 11月実績 | 10月実績 | 9月実績 | 8月実績 | 7月実績 | 6月実績 | 5月実績 | 4月実績 | 3月実績 | 2月実績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
遺伝子工学 | 9,315円 | 9,338円 | 10,210円 | 9,711円 | 9,652円 | 10,000円 | - | - | - | - |
ドローン | 7,339円 (1万円売却) | 16,962円 | 16,839円 | 17,461円 | 18,122円 | 18,952円 | 16,952円 | 18,348円 | 7,887円 | 9,999円 |
ロボット | 10,517円 | 9,494円 | 9,607円 | 9,680円 | 9,957円 | 10,000円 | - | - | - | - |
ナノテクノロジー | 20,331円 (12万円売却) | 123,706円 | 134,934円 (100万円売却) | 1,108,444円 | 1,155,571円 | 1,156,604円 | 1,048,396円 | 1,267,773円 | 978,528円 | 1,205,611円 |
フィンテック | 9,966円 | 9,481円 | 9,773円 | 9,795円 | 9,569円 | 10,000円 | - | - | - | - |
クリーンテック | 11,257円 | 10,129円 | 9,443円 | 9,842円 | 10,550円 | 10,000円 | - | - | - | - |
宇宙開発 | 15,487円 (2万円売却) | 34,500円 | 33,408円 (100万円売却) | 1,048,834円 | 1,079,960円 | 1,071,297円 | 1,006,209円 | 1,045,461円 | 981,217円 | 1,001,303円 |
バーチャル リアリティー | 24,956円 (10万円売却) | 107,679円 | 112,347円 (110万円売却) | 1,223,790円 | 1,236,849円 | 1,226,819円 | 1,087,275円 | 1,295,682円 | 984,047円 | 1,370,604円 |
自動運転 | 27,116円 (10万円売却) | 111,486円 | 109,403円 (110万円売却) | 1,261,277円 | 1,239,070円 | 1,238,696円 | 1,105,337円 | 1,198,505円 | 1,122,781円 | 1,253,361円 |
電気自動車 | 9,773円 | 8,994円 | 8,565円 | 9,243円 | 9,667円 | 10,000円 | - | - | - | - |
ウェアラブル | 12,106円 | 11,027円 | 11,266円 (2万円売却) | 30,395円 | 31,217円 | 30,550円 | 28,971円 | 36,436円 | 20,406円 | 22,570円 |
合計損益 | (158,163円 +440,000円) 598,163円 (35万円売却) | (452,796円+90,000円) 542,796円 | (465,795円+90,000円) 555,795円 (422万円売却) | 608,472円 | 680,184円 | 662,705円 | 213,140円 | 782,205円 | 44,866円 | 813,448円 |
今月は、10%程度の上昇をしており市場平均をアウトパフォームする結果となっています。
年初来では振るわんな
今後の方針【eMAXIS Neoシリーズ】まとめ
Neoシリーズはテーマ型投資信託のため、長期保有には向いていない商品だと思います。
運用1ヶ月(2月中旬時点)が1番の含み益状態で、その後は上昇と下落をくり返しています。
ハイテク株が多いテーマ型投資信託ですが、2021年上半期は比較的堅調なハイテクセクターでした。
しかし、米国市場が最高値を更新する中、Neoシリーズは最高値を更新することなく推移しています。
筆者もNeoシリーズは初期投資分を利確して、市場から資金を抜いています。
今後も『eMAXIS Neo』シリーズは、ボラティリティの高いリスク資産であることを認識しておく必要がありそうです。
投資は自己責任・自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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