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こんにちは『ここ屋』よ!
運用9ヶ月が経過した
eMAXIS Neoシリーズの運用報告よ!
eMAXIS Neoシリーズの運用報告の第9弾です。
2021年の1月をメインに購入した銘柄ですので、今回はおよそ9ヵ月のリターンになります。
2月をピークに下落を続けてきたNeoシリーズですが、筆者もここまでホールドしてきましたが、とうとう一部を売却をしました。
売却した銘柄と金額、その理由を含め、1月~10月の運用実績の報告と共に、下落気味のNeoシリーズの今後の展望を解説していきたいと思います。
eMAXIS Neoシリーズと下落を止めた米国市場
eMAXIS Neoシリーズは構成銘柄をAIが選定するのですが、その大半が米国のハイテク株が占めていると考えられます。
2021年上半期はNYダウやS&P500、NASDAQ100についても大きな上昇をしていました。
しかし、9月のレイバーデイを境に市場全体が続落していました。
eMAXIS Neoシリーズに関しても、先月同様に軟調な相場だったのでしょうか?
連日下落している米国株市場とeMAXIS Neoシリーズの向かう先を占う意味では、重要な時期を迎えています。
今後の米国市場の見通し
米国市場はボラティリティ高い相場環境にあります。年内のテーパリング開始は決定の見込みですが、インフレの長期化が懸念される中エネルギー価格の高騰や人件費の上昇、予想を遥かに下回る新規雇用者数など、市場にとって不透明な要素がたくさんあり、半導体不足を中心としたサプライチェーンのボトルネック問題は長期化の様相を呈してきました。
一方、米国では新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあり、MRK(メルク)による経口治療薬(飲み薬)の効果が発表されFDAによる承認が急がれています。
急激な需要の上昇に対して供給が追い付かないことから、インフレの長期化により経済回復のブレーキになる懸念があります。FRBのパウェル議長は『テーパーの終了と金利上昇は別問題』と発表したものの、他のFRBメンバーからは『金融引き締めは早期に実施すべき』との意見も増えてきています。
今後の米国市場を眺めると、アノマリー通りに11月から1月は強い相場が期待される中、商品供給の減少による『クリスマス商戦』の失敗が心配されています。
決算シーズンが開始された米国市場ですが、売上高の失速や長期金利の上昇などによる下落相場に注視していきたい展開です。
eMAXIS Neoシリーズの概要解説
eMAXIS Neoは、三菱UFJ国際投信より2019年5月28日に発売開始された商品です。
新たに追加された2銘柄を合わせて、11銘柄の概要を解説していきます。
eMAXIS Neoが連動を目指すインデックスは、AI(人工知能)が数百万ページ以上の企業の開示資料等を自動で読み込み、テーマに関連するコトバの有無を基本に銘柄を自動で選び出します。
AIだから、銘柄の取りこぼしが少なく、テーマの恩恵を十分に享受することが期待されます。
eMAXIS Neoシリーズ運用実績【2021.10.14現在】
2021.10.14現在の運用実績です。
2021.10.14現在で、買付金額は4,130,000円。
これまでの売却金額は4,220,000円
現在までの確定利益は+90,000円
現在の評価金額は、452,796円。
確定益+含み益は+542,796円(13.14%)です。
先月(9/13)の+555,795円から▲12,999円(▼2.39%)のダウンでした。
直近1ヶ月の米国市場全体がマイナスですから、Neoシリーズも引っ張られてしまうのは仕方ないでしょうね。
VTI(全米株式) ▼1.57%
VOO(S&P500) ▼2.05%
QQQ(NASDAQ100) ▼4.04%
それでは、各銘柄の変動と9/13から10/14までの損益を見ていきましょう。
eMAXIS Neo 遺伝子工学
eMAXIS Neo 遺伝子工学
10,210円→9,338円【▲872円】(▼8.54%)
eMAXIS Neo ドローン
eMAXIS Neo ドローン
16,839円→16,962円【+123円】(+0.73%)
eMAXIS Neo ロボット
eMAXIS Neo ロボット
9,607円→9,494円【▲113円】(▼1.18%)
eMAXIS Neo ナノテクノロジー
eMAXIS Neo ナノテクノロジー
134,934円→123,706円【▲11,228円】(▼8.32%)
eMAXIS Neo フィンテック
eMAXIS Neo フィンテック
9,773円→9,481円【▲292円】(▼2.99%)
eMAXIS Neo クリーンテック
eMAXIS Neo クリーンテック
9,443円→10,129円【+686円】(+7.26%)
eMAXIS Neo 宇宙開発
eMAXIS Neo 宇宙開発
33,408円→34,500円【+1,092円】(+3.27%)
eMAXIS Neo バーチャルリアリティー
eMAXIS Neo バーチャルリアリティー
112,347円→107,679円【▲4,668円】(▼4.15%)
eMAXIS Neo 自動運転
eMAXIS Neo 自動運転
109,403円→111,486円【+2,083円】(+1.90%)
eMAXIS Neo 電気自動車
eMAXIS Neo 電気自動車
8,565円→8,994円【+429円】(+5.0%)
eMAXIS Neo ウェアラブル
eMAXIS Neo ウェアラブル
11,266円→11,027円【▲239円】(▼2.12%)
相場の下落が予想されていたため、先月にeMAXIS Neoシリーズの一部を売却しています。今後も値動きを追跡できるように一部を保有していますが、場合によって撤退する可能性があります。
eMAXIS Neoの運用実績の推移
2021年1月からのeMAXIS Neoの運用実績の推移を一覧にしました。
銘柄名 | 10月実績 | 9月実績 | 8月実績 | 7月実績 | 6月実績 | 5月実績 | 4月実績 | 3月実績 | 2月実績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
遺伝子工学 | 9,338円 | 10,210円 | 9,711円 | 9,652円 | 10,000円 | - | - | - | - |
ドローン | 16,962円 | 16,839円 | 17,461円 | 18,122円 | 18,952円 | 16,952円 | 18,348円 | 7,887円 | 9,999円 |
ロボット | 9,494円 | 9,607円 | 9,680円 | 9,957円 | 10,000円 | - | - | - | - |
ナノテクノロジー | 123,706円 | 134,934円 (100万円売却) | 1,108,444円 | 1,155,571円 | 1,156,604円 | 1,048,396円 | 1,267,773円 | 978,528円 | 1,205,611円 |
フィンテック | 9,481円 | 9,773円 | 9,795円 | 9,569円 | 10,000円 | - | - | - | - |
クリーンテック | 10,129円 | 9,443円 | 9,842円 | 10,550円 | 10,000円 | - | - | - | - |
宇宙開発 | 34,500円 | 33,408円 (100万円売却) | 1,048,834円 | 1,079,960円 | 1,071,297円 | 1,006,209円 | 1,045,461円 | 981,217円 | 1,001,303円 |
バーチャル リアリティー | 107,679円 | 112,347円 (110万円売却) | 1,223,790円 | 1,236,849円 | 1,226,819円 | 1,087,275円 | 1,295,682円 | 984,047円 | 1,370,604円 |
自動運転 | 111,486円 | 109,403円 (110万円売却) | 1,261,277円 | 1,239,070円 | 1,238,696円 | 1,105,337円 | 1,198,505円 | 1,122,781円 | 1,253,361円 |
電気自動車 | 8,994円 | 8,565円 | 9,243円 | 9,667円 | 10,000円 | - | - | - | - |
ウェアラブル | 11,027円 | 11,266円 (2万円売却) | 30,395円 | 31,217円 | 30,550円 | 28,971円 | 36,436円 | 20,406円 | 22,570円 |
合計損益 | (452,796円+90,000円) 542,796円 | (465,795円+90,000円) 555,795円 (422万円売却) | 608,472円 | 680,184円 | 662,705円 | 213,140円 | 782,205円 | 44,866円 | 813,448円 |
今月は誤差の範囲で微減しています。
年初来リターンは完全に
S&P500に置いてかれたわ
今後の方針【eMAXIS Neoシリーズ】まとめ
Neoシリーズはテーマ型投資信託のため、長期保有には向いていない商品だと思います。
運用1ヶ月(2月中旬時点)が1番の含み益状態で、その後は上昇と下落をくり返しています。
ハイテク株が多いテーマ型投資信託ですが、2021年上半期は比較的堅調なハイテクセクターでした。
しかし、テーパリングが示唆されることで9月からは米国市場は続落しています。
筆者もNeoシリーズは初期投資分を利確して、市場から資金を抜いています。
今後も『eMAXIS Neo』シリーズは、ボラティリティの高いリスク資産であることを認識しておく必要がありそうです。
投資は自己責任・自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
他にもお得情報がいっぱいですので
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