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こんにちは!出口は進んだ先で
見つけるつもりの『ここ屋』よ!
2020年のコロナショックを機に投資に興味を持ったり、老後資金が心配で資産運用の必要性を感じている人も多いと思います。
しかし、現代の日本人の多くは『投資=ギャンブル』というイメージを持っているとの統計が出ています。
はじめは含み益が出ていても、売り時がわからずに徐々に資産を削り、最終的にマイナスになって投資の世界から消えていく。
このような投資経験者が多いことも事実です。
こういった経験者たちが『投資はギャンブル』であったり、『投資は出口が難しい』などど風評を広めているようです。
実際には、投資をするためには正しい知識や正確な情報は必要ですが、難しい技術や必要以上のテクニックは必要ありません。
特に、投資の勉強を始めると、『出口戦略』という言葉をよく耳にします。
株式投資は『買い』よりも『売り』の方が難しいと言われることから、『出口戦略が難しいので投資に手を出せない』という声も聞かれるほどです。
そこで今回の記事では、投資初心者は出口戦略を気にしなくていい理由を解説していきます。
出口戦略を気にしなくていい?
出口戦略を気にしなくていい?
と聞いて『投資の出口は大切』と思われた人も多いのではないでしょうか?
もちろん投資において出口戦略は大切です。
しかし、投資をはじめる前から出口戦略を気にしていたり、投資をはじめたばかりで出口を心配している投資家さんが多すぎるのではないでしょうか?
投資の出口は、商品の売却や譲渡であったりしますが、出口戦略にはどのようなものがあるのか?また、なぜ出口戦略を気にしなくていいのか解説していきます。
株式投資の出口戦略とは?
株式投資の出口戦略とは、基本的には『株式の売却』です。
株式の売却には大きく2種類あり、ひとつは『損切り』で、もうひとつは『利確』です。
購入時よりも低い価格で株式を売却して含み損を確定すること。ロスカットやストップロスなどとも呼び、損失をそれ以上大きくしたくない時などに行う行為。株価の回復見込みがない時や、下落が続く時などには有効な手法。
購入時よりも高い価格で株式を売却して含み益を確定すること。利食いとも呼ばれ、事前に設定した目標価格に届いた時や、それ以上株価の上昇が期待できないと判断した時などに行う行為。
日本人投資家が投資で勝てない理由は、損切りや利確のルールを事前に決めていないことが要因と言われています。
価格が10%下落したら損切りするだとか、20%上昇したら利確するなどの明確なルールを決めていないと、売却のタイミングを失って適正な価格で売却することができません。
そんなら出口戦略は大切やろ
しかし、インデックス投資による長期投資では、それほど出口戦略を気にする必要がありません。
長期投資の出口戦略に失敗はない
長期投資の出口戦略に失敗はないと考えます。
何故なら、優良なインデックスファンドに長期で投資した場合は、マイナスにならないという過去データがあるからです。
もちろん未来のことは誰にもわかりませんが、基本的に右肩上がりのインデックスファンドは、価格が下がったからと言って損切りする必要などありませんし、価格が高くなったからと言って利確することはないからです。
程よく分散されたインデックスファンドに、長期にわたって積立投資することは、投資の最適解と言われ、投資上級者にも好まれる投資法です。
歴史的な大暴落時などに狼狽売りしない限り、どのタイミングで売却しようとも購入時よりは価格が上昇していることでしょう。
こちらのチャートは、S&P500をベンチマークとしたSPYの10年チャートです。
過去には大きな暴落もありましたが、基本的にはきれいな右肩上がりのチャートです。
短期的には上がり下がりする株式でも、長期で考えればいつ売却しても利益が出るため、失敗と呼ばれるような損失にはならないのです。
ただ、損失はなくとも取り崩し方がわからないといった人も多いのではないでしょうか?
4%ルールとは?
4%ルールとは、米国のトリニティ大学が発表した論文で、1926年~1995年の69年間の膨大な金融資産データを用いた研究によるものです。
これは毎年、投資金額の4%を取り崩し続けても、95%の確率で30年間資産を枯渇させることがなかったといった研究データです。
S&P500や全米株式のリターンが年平均6%を超えており、インフレ率の2%を差し引いても、年間4%を取り崩し続けても、永遠に資産が増え続けるといった過去データです。
そのため、投資家は出口を気にせずに一定量の売却を続ければ良いといった手法です。
現代のインフレ率の低い日本に置き換えれば、5%ルールとしても成り立つ公算が付きます。
理論上の話やけど
現実的にも成り立っとるな
まずは投資をはじめることが先決
出口戦略うんぬん言っているよりも、まずは投資をはじめることが先決です。
投資には、大きな資産がある方が有利と言われていますが、それよりも強力な武器は『時間』です。
高齢者が投資に失敗する理由のひとつに『時間がない』ことがあげられます。
『すぐに使いたいから短期間で増やしたい。』などど考えるものですから、手数料の高いアクティブファンドなどを売り付けられてしまうんですね。
何があっても、窓口のある金融機関に近寄ってはいけませんよ。
長期の10年間で資産を2倍にしたかったら、年利回り7.2%の優良商品に投資すれば可能です。
一方、短期の2年間で資産を2倍にしたかったら、利回り40%近い超ハイリスク商品に投資しなければなりません。
せやから日本人は
投資でお金を溶かすんや
それほど『時間』というものは、投資において重要なファクターなのです。
あなたが投資することを躊躇している期間は、機会損失になる可能性が高いことを認識してください。
飛びながら着地方法を探す
鳥は飛びはじめた時に、目的地は決まっているかも知れませんが、着地点まで決めていません。
投資においても、投資目的は決めておかなければ、投資方法や投資手順が定まりませんが、具体的な出口戦略まで決めておく必要はないと思います。
これは、その時の状況がハッキリわからないからです。
将来どのようにしてお金が必要になるのかは、ある程度の時期が来るまではわかりません。
家族構成がどう変わるか、どこに居住するのか、健康状態や収入源がどう変わっているかなど、今考えても明確でない要素が多すぎます。
ですから、まずは投資をはじめてみて、ライフプランやタイムバケットを考えながら、出口戦略を練っていくのでも遅くはないということです。
何十年も先の話やからな
投資のはじめ方のおすすめの手順は?
投資の出口戦略を気にしなくてもいいような、優秀な投資方法を紹介していきます。
投資のはじめ方のおすすめの手順は、税金や経費を抑えることができるのもからはじめることです。
どこまでいっても税金は
追っかけてくるんやな
まずは『つみたてNISA』や『iDeCo』などの、お得な非課税制度を使い倒すことをおすすめします。
非課税制度を利用してもなお余剰資金があるならば、インデックス投資やコア・サテライト戦略での投資などもおすすめします。
つみたてNISAをはじめる
つみたてNISAとは、2018年から開始された少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金は支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託とETF(上場投資信託)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みになっています。(金融庁HP抜粋)
iDeCoをはじめる
iDeCo(イデコ)とは、個人型確定拠出年金の愛称で私的年金制度です。
掛金、運用益、売却益にかかる税金を非課税にする優遇措置が講じられています。
インデックス投資をはじめる
インデックス投資とは、『市場の値動きを示す指数』と同じ値動きを目指して運用する投資手法のこと。
今後も成長の期待される市場に、広く分散されたファンドで、長期に渡り価格の上昇が期待されるインデックスに連動するように作られたファンドです。
代表的な銘柄として、全世界株式(VT)や全米株式(VTI)、S&P500(SPY、IVV、VOO)に連動したファンドがあげられます。
コア・サテライト戦略をはじめる
コア・サテライト戦略とは、運用資産をコア(中核)とサテライト(衛星)に分けて資産形成をすること。
コアではディフェンシブに軸となる長期運用できる商品を保有し、サテライトではオフェンシブにハイリターンを目指す商品を保有するといった投資手法。
投資初心者は出口戦略を気にしなくていい:まとめ
今回の記事をまとめていきます。
まずは資産1,000万円を目指しましょう!
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
リスク許容度に関しては、こちらの記事で解説しています。
最後まで読んでくれてありがとう!
他にもお得情報がいっぱいですので
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