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こんにちは!今はインデックス投資
メインの『ここ屋』よ!
6/15から始まったFOMCも無事に通過しました。
様々な議論がされたようですが、市場に大きな影響を与える発言はなかったようです。
注目されていたテーパリングについては、特に言及されることはなく、おおむね予想通り『量的緩和縮小』は先送りされそうです。
ほとんどの投資家がほっと胸をなでおろしている状況は『良いニュース』と言えそうです。
しかし、市場にとって『良いニュース』は『悪いニュース』と言われるように、これからの相場は良い方向に向かうとは限りません。
そこで今回の記事では、FOMCを通過した今は積極的に投資しない方がいい理由を解説していきたいと思います。
今は積極的に投資しない方がいい理由
今は積極的に投資しない方がいい理由は、現在が株価上昇に悪くない環境だからです。
株価が上がることは、投資家にとって嬉しい状況かも知れませんが、投資商品を購入するタイミングで大切なのは『割安な時に買う』ことです。
今は株価が割安ではないから
今は株価が割安ではありません。
2020年からはじまったコロナバブルは、量的緩和とゼロ金利政策によるものです。
2021年6月現在も、その政策は継続されています。
既に1年以上もこの政策は続いていますが、それは株価が上昇し続けていることを示しています。
ですから、実際の業績よりも、割高になっていることは明らかです。
割安でない時に買う株ほど、値上がりに期待できないものはないですよね。
投資界の大物も実践してる
みなさんもご存じの世界一の投資家ウォーレン・バフェットはバリュー株投資家として有名です。
投資はトレンドに乗ることも良いですが、やはり本質はバリュー株投資ではないでしょうか。
これは何もバリュー株を買うわけではなく、バリュー(割安)な株を買うことです。
実際にバフェットも多くのApple株を保有していますが、Appleはバリュー株というよりグロース株です。
当時Appleの株価が割安だと判断したバフェットは、大量購入しています。
割安な時に株を購入することが、投資の秘訣であるならば、割高な今は積極的に買う向かう時ではないのかと思います。
それでも資産を増やす割安株を探す方法
それでも資産を増やす割安株を探す方法として、長期投資では株価の変動を気にせずインデックス投資をすることです。
全世界株式、全米株式、S&P500に定額の積立投資をすることは、どんな時でも止める理由はありません。
短期投資で資産を増やすであれば、現在の状況を把握してトレンドに乗ることです。
トレンドのサイクルを探る
株式市場には常にトレンドが存在します。
長期のトレンドもあるし短期のトレンドもあります。
2021年に入りボラティリティの高い状況下では、短期のトレンドは頻繁に変わってきました。
コロナショックからの経済政策に、いち早く反応したのはハイテク株でした。
その後、コロナワクチン開発の発表と共に、バリュー株へのトレンド転換がありました。
低金利政策の継続により、長短金利差による利ザヤに旨みのある金融セクターも高騰を続けてきましたが、インフレ懸念によるコモディティの値上がりに移行していきました。
経済回復の期待が高まると、エネルギーセクターへ資金が移動していきました。
細かいトレンド転換を続けてきた半年間でしたが、ここにきて再度ハイテク株へのトレンドがきています。
7月に好決算を発表しそうなGAFAMが買い時か?
バブル相場が落ち着きを取り戻すと、業績相場がやってきます。
何を買っても高騰する2020年では、スパック銘柄やテーマ株などが好まれてきましたが、これからは業績が伴わない株は淘汰されていきます。
業績相場で力を発揮するのは、好決算を出し続けているような銘柄です。
例えばGAFAMです。
GAFAMは、2021年に入っても好決算を出し続けているにもかかわらず、割安のまま放置されている銘柄のひとつです。
特に割安で放置されているのが、AAPLとAMZNです。
APPLは2020年9月の高値を超えることができていません。
AMZNはここ数日大きな値上げをしていますが、まだ昨年9月の高値を更新していない状況です。
注目は7月の決算ですが、多くのアナリストは好決算を予想しています。
そこで爆上げする可能性を感じるであれば、割安で放置されている今は買い時なのかも知れません。
割安と思われるのはヘルスケア
その他に、資産を増やす可能性を感じるのはヘルスケアセクターです。
ここ1年で、ほとんどのセクターが大きく値上がりする中、ヘルスケアセクターは割安で放置されています。
コロナワクチンの開発や、パンデミック縮小に伴う医療の再開はヘルスケアセクターに対して追い風になると思われましたが、ヘルスケアセクターだけは大きな値上がりを見せていません。
誰も注目していないセクターは、買い時と考えても良いかも知れません。
今回のFOMCを受けての変化
FOMCを受けての変化は、いくつか見られました。
ハイパーグロースは上げ相場か
ここまで軟調だったハイパーグロース銘柄が好調です。
2月まで高値を更新していたハイパーグロース株は、長期金利の上昇と共に下落傾向にありました。
そのハイパーグロース株が、息を吹き返したように上昇トレンドに転換しています。
量的緩和の継続が明確になった今、安心した投資家が再度参入したと思われます。
しかし、長期金利の上昇がはじまれば、やはりハイパーグロース株は真っ先に売られることから、今から参入する場合は、長期金利に注意を払う必要がありそうです。
金融セクターは一旦落ち着く
短期金利が上昇する結果となりましたが、長短金利差が小さくなることから、銀行の利ザヤが減ることが予測され、金融セクターに関しては下落をしています。
ここまで高騰してきた金融株について、夏から秋に向けては少し調整局面に入りそうですね。
コモディティの暴落は続く
予想を超える消費者物価指数の上昇は、インフレ懸念を呼び起こしました。
住宅需要の上昇や原油価格の上昇も手伝って、コモディティ価格は上昇傾向にありました。
しかし、このインフレが一時的であると発表されることで、割高になっていたコモディティ価格は暴落をはじめています。
まとめ
今は株価が割安ではないから、積極的に投資しない方がいいと考えています。
投資するならインデックスへの積み上げが妥当な局面です。
しかし、それでも何が割安かと言ったら、GAFAMの中でもAAPLとAMZNは割安と思われます。
また、コロナバブルの中でヘルスケアセクターだけはまだ割安感があります。
FOMC後の変化として、ハイパーグロース株の上昇が目立ちます。
金融セクターやコモディティ価格は下落トレンド
今は積極的に買い向かわない方がいいと解説してきましたが、市場全体が下落するワケではありません。
お金の流れはどこかにありますので、目まぐるしく変わるトレンドを見つけることができれば利益を出すこともできますが、少し乗り遅れるだけで全てが割高となってしまいます。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
リスク許容度に関しては、こちらの記事で解説しています。
最後まで読んでくれてありがとう!
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