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こんにちは!
上昇セクターを探している
『ここ屋』よ!
2023年の米国市場はAIブームによって大きく上昇しました。
中でもテスラやアマゾンを含むマグニフィセント7は、米国市場全体をけん引してきました。
どちらも一般消費財セクターに分類される銘柄ですが、セクターそのもののパフォーマンスも1年間で大きく上昇しています。
そこで今回の記事では、一般消費財セクターETFの比較と、今後の展望について解説していきたいと思います。
一般消費財セクターETFとは
一般消費財セクターETFとは、一般消費財関連銘柄を集めたETFです。
消費者向けの小売りや製造業、サービス業のことで生活必需品を除いたもの。
具体的には自動車、アパレル、ホテル、レジャー、レストランなどです。
ちょっとした贅沢品セクターやな
ちなみに一般消費財セクターは、S&P500の時価総額での占める割合は4番目に大きく11%程度です。
おすすめの一般消費財セクターETF比較
おすすめの一般消費財セクターETFを比較していきますが、今回解説する一般消費財セクターETFは以下の3銘柄です。
おすすめの一般消費財セクターETFは『VCR』『XLY』『RXI』
おすすめの一般消費財セクターETF3銘柄『VCR』『XLY』『RXI』について比較解説していきます。
爆上げしたETFもあるわよ!
一般消費財セクターETF概要比較
一般消費財セクターETFの概要を比較していきます。
ティッカー | VCR | XLY | RXI |
---|---|---|---|
銘柄名 | Vanguard Consumer Discretionary ETF | Consumer Discretionary Select Sector SPDR Fund | iShares Global Consumer Discretionary ETF |
運用会社 | バンガード | ステート ストリート | ブラックロック |
設立日 | 2004/01/30 | 1998/12/22 | 2006/09/21 |
純資産額 | 50.60億ドル | 184.37億ドル | 3.38億ドル |
ベンチマーク | MSCI US インベスタブル マーケット コンシューマー ディスクレショナリー インデックス | 一般消費財 セレクト セクター指数 | S&Pグローバル1200 一般消費財セクター キャッ プト インデックス |
経費率 | 0.10% | 0.10% | 0.41% |
分配金 | 0.80% | 0.74% | 0.82% |
XLYは設定日も古く、純資産額も群を抜いています。経費率はXLYとVCRが最安ですね。
分配金はどれも1%程度やな
一般消費財セクターETF過去リターン比較
一般消費財セクターETFの過去リターンを比較してみます。
ティッカー | VCR | XLY | RXI |
---|---|---|---|
1年リターン | 34.91% | 34.93% | 20.14% |
3年リターン | 3.10% | 3.23% | 0.54% |
5年リターン | 15.17% | 12.41% | 9.52% |
直近1年のリターンは3銘柄ともに大きなマイナスでした。しかし、それ以前のリターンはVCRが頭ひとつ抜けていますね。
一般消費財セクターは、S&P500のなかでも比較的リターンの大きいセクターになります。
市場平均(S&P500)より高いな
一般消費財セクターETF上位組入れ銘柄比較
一般消費財セクターETFの上位組入れ銘柄の比較をしてみます。
VCR | XLY | RXI |
---|---|---|
AMZN (アマゾン) | AMZN (アマゾン) | AMZN (アマゾン) |
TSLA (テスラ) | TSLA (テスラ) | TSLA (テスラ) |
HD (ホーム・デポ) | HD (ホーム・デポ) | HD (ホーム・デポ) |
MCD (マクド・ナルド) | MCD (マクド・ナルド) | 7203:JP (トヨタ自動車) |
NKE (ナイキ) | NKE (ナイキ) | MCD (マクド・ナルド) |
LOW (ロウズ) | LOW (ロウズ) | MC:FP (ルイヴィトン) |
BKNG (ブッキング・ホールディングス) | BKNG (ブッキング・ホールディングス) | 9988:HK (アリババ) |
SBUX (スターバックス) | SBUX (スターバックス) | NKE (ナイキ) |
TJX (TJX) | TJX (TJX) | LOW (ロウズ) |
MELI (メルカドリブレ) | CMG (チポトレ) | BKNG (ブッキング・ホールディングス) |
VCRとXLYはほとんど同じ銘柄で全て米国株ですが、RXIは世界株に分散されています。
ヴィトンやトヨタなんかも含まれとる
一般消費財セクターETFチャート比較
一般消費財セクターETFの直近5年のチャート比較をしていきます。
VCR(赤)>XLY(青)>RXI(緑)のリターンの大きさです。
VCRは上昇相場では上げ幅も大きいですが、下落相場では下落率も大きいようです。
直近1年ではXLYのリターンは
VCRとほとんど変わらないわ!
RXIは世界の一般消費財セクターを含んでいるので、少しパフォーマンスが劣後していますね。
一般消費財セクターETFの今後の展望
一般消費財セクターETFの今後の展望は、インフレ率と政策金利に大きく影響されるでしょう。
米国人は特に消費が大好きです。消費できる環境が整えば、節約なんて言葉とはほど遠い消費をするようです。
インフレ率の上昇とともに下落した一般消費財セクター
米国のインフレ率は、2021年夏ころから急激に上昇をはじめました。当初は『一時的』と考えられていたインフレは、2022年の6月をピークに9.1%にまで上昇しています。
上がり続けるインフレ率を横目に、テスラやアマゾンを中心に一般消費財セクターの株価は上昇を続けましたが、とうとう2021年11月をピークに下落に転じました。
2022年の1年間で▲40%近く下落してきた一般消費財セクターでしたが、インフレが収まりはじめると株価は回復していきました。
政策金利の引き下げが一般消費財セクター上昇のトリガー
インフレの上昇を抑えるために、FRB(米中央銀行)は政策金利の引き上げをはじめました。
2022年3月からはじまった利上げは、2023年までに5.25-5.5%に引き上げられました。
2024年には複数回の利下げが予想されていますから、一般消費財セクターが上昇していくには良い環境にあると考えられます。
テーマ型ETFとは
テーマ型ETFとは、広いセクターに分散された一般的なインデックスファンド(VTIやVOOなど)とは異なり、偏ったセクターに投資をするETFのことです。
その中でも大きく『セクター』と呼ばれる区分された分野に投資するETFをセクターETFと呼びます。
米国株におけるセクターとは
米国株におけるセクターとは、大きく11セクターほどに分けられています。
今回注目した『一般消費財セクター』以外のセクターも確認しておきましょう。
それぞれに解説記事の
リンクを貼ってあるわ!
おすすめの一般消費財セクターETFまとめ
おすすめの一般消費財セクターETFをまとめます。
経費率がもっとも安くリターンも大きいVCRがおすすめですが、純資産額が大きく流動性に富むXLYでも良いかも知れません。
米国ETFに興味がある人は、まとめ記事がありますので参考にしてみて下さい。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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