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こんにちは!
Amazonの未来を信じる『ここ屋』よ!
アマゾンが2021年Q2決算をミスしましたね。
市場も予想していなかったようで、決算発表後にアフターで7.6%の下落をしてしまいました。
GAFAMの一角であるAmazonが下落したことで、大型テック株も連鎖的に下落をし『Amazonショック』が起きるのではないかと、市場全体を心配する声が聞かれるほどでした。
実は筆者も決算前にAmazon株を購入しており、今後のAmazonの動向を心配しています。
自分が心配なだけやろ
そこで今回の記事では、Amazonの決算結果と今後の展望について解説していきたいと思います。
決算をミスったAmazonを決算前に買ってしまった
Amazonは7/29の決算で売上高などがコンセンサス予想を下回り、結果的に決算ミスとなりました。
筆者は『市場の予想通りAmazonは好決算を出すだろう』と、決算直前にAmazon株を購入してしまいました。
Amazonの決算はミスだったのか
Amazonは7/29の決算を受けて7/30にマイナス7.6%と株価を大きく下げました。
理由は決算をミスしたことでしたが、売上高などがコンセンサス予想を下回ったことと、来期のガイダンスが悪かったことです。
・売上高 $113.08B(予想$115.42B)
・営業利益 $7.7B(予想$7.82B)
・EPS $15.12(予想$12.23)
・売上高ガイダンス $106-112B(予想$118.7B)
・経常利益ガイダンス $2.5-6.0B(予想$8.11B)
散々な決算結果やろ
$113.08Bっておよそ12兆円ですよ。
それでミスってどんだけですかね。
まあAmazonは2018年にも売上高をショートさせましたが、その時は株価を連日で下げ最大で15%近くの下落でしたので、今回の7.6%はそこまでの影響ではなさそうです。
決算を確認せずに株を買ってしまったのは失敗
グロース株投資をするにあたり、決算を確認することはもっとも重要なことです。
特にIPOして若い銘柄などは、ひとつの決算ミスで2度と価格を浮上させることができないような厳しい世界です。
決算結果というものは、そこまで重要なことと認識していながら決算前にAmazonを購入してしまったことは、筆者本人としても失敗と言わざるを得ません。
自分の投資ルールを破ったバツだと思って受け入れる
投資で大切なことのひとつとして『投資のルールを守ること』があげられます。
自ら投資のルールを定め、これを守っていくことで資産形成の規律をつくっていきます。
別に株を購入するのは決算後でなければいけないと言った決まりはありませんが、購入理由が自分の勝手な予想ということが自分のルールを破ったことになります。
今回の下落での損失は、自分の投資ルールを破ったバツだと思って受け入れることにしています。
Amazonを長期保有する予定の理由
Amazonを購入した理由は、ファンダメンタルよりもテクニカル的な要素が大きかったのです。
withコロナ銘柄のAmazonが売り上げ絶好調なのに対して、株価は1年間のボックス相場にいました。
こちらはAmazonの直近1年のチャートですが、レジスタンス(上値抵抗線)を上に抜けたので、次の決算でブレイクすると考えエントリーしました。
それが甘い考えやったな
しかし、Amazonに関しては長期保有を考えています。
長期保有を考えている理由をあげていきたいと思います。
1年間のボックス相場で過熱感はとれている
確かに決算をミスったことは業績相場では苦しい状況ですが、Amazonの株価は1年間のボックス相場で過熱感はとれています。
実際にRSIは2020年7月初旬につけた85.83を高値に、現在では50まで落としています。
来期のガイダンスも厳しい状況ですが、世界第4位の時価総額のAmazonがこのまま低迷するとは思えません。
AWSは順調に伸びている
AWSとは『アマゾン・ウェブ・サービス』のことで、Amazonが展開するクラウドサービス事業です。
AWSの売上高は37%増の$14.8Bと、順調に伸びている状況です。
創設者のジェフ・ベゾスからCEOを引き継いだアンディー・ジェシーは、AWS部門のCEOを務めていた人物なんですね。
これからもAWSは、その規模を拡大していくことが予想されます。
Amazonプライムは好調を維持
Amazonは2020年4月に、Amazonプライム会員が世界で2億人を突破したと発表されました。
Amazonプライムを含むサブスクリプション・サービスの売上高は、32%増の$7.9Bとなりました。
今後も先進国化していく世界各国の国では、Amazonプライム会員数が伸び続けていく公算が高いです。
前CEOジェフ・ベゾスの信念
2021年7月にAmazonの創業者であるジェフ・ベゾスがCEOを退任しました。
会長職に退いただけで
経営から離れるワケやないで
1994年に創業したAmazonは、わずか27年で世界で第4位の時価総額$1兆7,000億を超えるまでに成長しました。
Amazonをここまで大きくしたジェフ・ベゾスの信念とは、どのようなものなのでしょうか?
Amazonは利益を出さない
Amazonは創業当初から10年近くもの間、売上高に対する純利益を出してきませんでした。
ジェフ・ベゾス本人も利益を出さないことを経営理念としてあげていました。
アマゾンは利益を出していません。出そうと思えば出せますが、利益を出すのは愚かなことです。アマゾン・ドット・コムは利益になるはずの資金を事業の未来に投資をしています。
Amazonの本決算は12月
AmazonのQ2決算は売上高がコンセンサス予想を下回りました。
更にQ3の売上高も予想を大きく下回るガイダンスを出しています。
それと同時に、倉庫容量を拡大すべく新築した倉庫の開業も下半期に合わせていると発表しています。
withコロナで売り上げたほとんどの資金は、事業拡大のための投資に回されていたとも考えられます。
あのジェフ・ベゾスが、こんなにコンセンサス予想を下回る決算を出すとわかっている状況で、何の策もなくCEOを退くと思いますか?
本決算の12月Q4では、再びコンセンサス予想を上回るガイダンスを打ち出してくれるかと思います。
まとめ
Amazonの決算についてまとめます。
とは言え、Amazonが決算をミスしたのは紛れもない事実です。
2021年7-9の売上高ガイダンスも予想を大幅に下回るもので、今後の経営戦略が苦しいことも避けられそうにありません。
市場の声は『売り』が大半で、通常のセオリーでいえば売ることが正解なのかも知れません。
しかし、筆者はAmazonの未来を信じてホールドすることを決心しています。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
最後まで読んでくれてありがとう!
他にもお得情報がいっぱいですので
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