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こんにちは!
数年以内にはFIREしたい『ここ屋』よ!
FIREムーブメントが日本に広まって数年が経ちます。
すでに社会的にも認知度が上ってきたFIREですが、実際にRE(早期退職)を達成した人は多くありません。
近年から投資をはじめた人については、10年後あるいは20年後のFIREを目指している人も多いはずです。
でも、あなたは20年後のFIRE計画を税率20%で計算していませんか?
現在の日本の経済政策を眺めると、株式投資における増税は既定路線です。
そこで今回の記事では、【新FIRE計画に注目】本気でFIREしたいなら増税を考慮しようについて解説していきたいと思います。
FIREについて詳しく知りたい人は、こちらの記事が参考になります。
本気でFIREしたいなら増税を考慮しよう
岸田政権になってからというもの、日本国家の財政難からバカの一つ覚えのように『増税』を騒ぎ立てる与党ですが、日本に暮らす以上は政府の決定事項に逆らうことはできません。
本気でFIREしたいなら増税を考慮したFIRE計画をたてる必要がありそうです。
株式投資にかかる税金は20%
株式投資にかかる税金は、現在のところ所得税15.315%(復興特別税0.315%含む)と住民税5%、合計で20.315%がかかります。
投資に対する税金は、会社員の給与にかかる累進課税方式とは異なる、『分離課税方式』が適応されます。
現在の分離課税は、一律20.315%の税率で配当金にかかる『配当課税』でも売却益にかかる『譲渡益課税』でも同様の税率です。
利益を得た時点で利益分に課税される
投資に対する税金について、誤った認識をしている人を見受けるので、簡単におさらいしておきます。
例を出して解説するわね!
儲けが大きい方が税金もたくさん納めるんやな
お上に対する上納金よ!
社会の変化による税率の変化
最近になって投資をはじめたばかりの人は、投資の利益に対する税率は20%であることが当然のように思っている人も多いようです。
でも実際には、分離課税の税率は時を経るごとに増加してきた歴史があります。
そもそも配当課税と株式譲渡益課税は別の税率であったり、増えたり減ったり非課税枠ができたりなど、とても複雑な税制改正が実施されてきました。
戦後まもなくは総合課税(累進課税)だったわ!
その後は非課税になったり
昭和は比較的緩和傾向にあったみたいやな
2003年には分離課税で10%になったけど
2014年から20%に戻ったの!
少子高齢化が進行し、財政難の日本において今後も増税は既定路線のようです。
投資の利益に対する増税は既定路線
現在の日本の総理大臣である岸田氏の派閥の衆院議員は、今の一律20%の税率を25%に引き上げることが妥当だとの考えを示しています。
増税の可能性をFIREに織り込もう
増税の可能性がある限りFIREに対するリスクヘッジとして、FIRE計画に増税を織り込む必要がありそうです。
差し当たり25%、さらに将来的に30%と増税されてもなお、私たちはFIREできるようにシミュレーションしておくべきかも知れません。
税率20%でも厳しいのに
増税織り込むとかムリゲーや
それでも可能性を考慮しておかないと
いざという時に対処できないわよ!
4%ルールに増税を考慮してみる
FIREと言えば4%ルールを思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、本場アメリカで生み出された4%ルールを、日本でそのまま適応するのは難しいかも知れませんね。
税制がちゃうからな
では日本の税率で4%ルールを検証していくわね!
【条件】
・FIRE後の毎月の支出は30万円とする(年間支出360万円)
(予定支出が異なる人は自分の支出に置き換えて計算し見て下さい)
・配当金ではなく譲渡益(売却益)での所得とする
・税率は20%(配当益ではないので外国税は考慮せず)
【税率20%の場合】
360万円÷0.8=450万円(税引き前譲渡益)
450万円x25倍(4%ルール)=1億1,250万円(必要投資額)
*為替変動は考慮せず
【税率25%の場合】
360万円÷0.75=480万円(税引き前譲渡益)
480万円x25倍(4%ルール)=1億2,000万円(必要投資額)
【税率30%の場合】
360万円÷0.7≒515万円(税引き前譲渡益)
515万円x25倍(4%ルール)=1億2,875万円(必要投資額)
現在の税率20%の時と比べ、25%になった時には投資総額を750万円増やす必要があり、30%になった時には投資総額を1,625万円増やす必要があるようです。
簡単に1,600万円言ってくれるな
ザックリ計算で5%の増税につき
FIREが1年先延ばしになるの!
配当益(インカムゲイン)でのFIREはさらに困難
配当益(インカムゲイン)でのFIREは、さらに困難となることが予想されます。
理由は配当金(インカムゲイン)には、外国税が課せられるからです。
外国税って『外国税額控除』で
戻ってくるんじゃないの?
外国税額控除ってすべて
戻ってくる訳ではないの!
外国税額控除とは、国際的な二重課税を調整する目的で、外国で納付した外国税額を一定の範囲で税額から控除する仕組みをいいます。
確定申告も必要になってくるし
所得がない場合の控除はより複雑よ!
米国株の配当金でFIREを検討している人は、こちらの記事が参考になると思います。
配当金でFIREするなら
日本株投資の方がシンプルやな
【新FIRE計画に注目】本気でFIREしたいなら増税を考慮しようまとめ
【新FIRE計画に注目】本気でFIREしたいなら増税を考慮しよう をまとめます。
FIREのために投資は必須ですが、自分の最適な支出を把握することがもっとも重要な要素とも言えます。
無理な(心地よくない)ポートフォリオで毎日ビクビクしながら生活するようなFIREも人生を豊かにしてくれません。
自分にとって適度な節約、適度なリスクで心地よくFIREできるように、みなさん一緒に資産形成を頑張りましょうね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
具体的なFIRE方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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