クリックでランキングの応援をしてください。
応援してくれるみなさんいつもありがとうございます。
こんにちは!
配当金再投資をしている
『ここ屋』よ!
近年の米国株ブームによって、資産形成をする上でS&P500指数に連動するETFを選んでいる人が多いようです。
しかし、VOOやIVVは1株当たりの株価が上昇してきたことで、配当金によって再投資することが難しくなってきてしまいました。
もっと1株あたりの金額が安いETFがあればいいのになと思っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、配当金再投資におすすめの米国ETF『SPLG』について解説していきたいと思います。
*SPLGの経費率が2023年8月より0.02%に値下げしました。
銘柄の詳細だけ知りたい人は
記事の後半までジャンプしてや
資産形成のための配当金再投資
配当金をもらうことが、株式投資をする目的のひとつという人も多いのではないでしょうか?しかし、配当金を再投資するとしないとでは、資産形成において将来大きな差が出ます。
配当金を再投資すると複利効果が大きくなる
投資において複利の効果を最大化するうえでは、配当金を再投資することは重要です。特に、これから長期で資産形成を考えているのであればなおさらですね。
複利とは単利と違って雪だるま式に資産を大きくしてくれるものです。あのアインシュタインに『人類最大の発明』『宇宙で最も偉大な力』と呼ばせたことも有名ですね。
配当金再投資した場合のシミュレーション
それでは実際に配当金を再投資した場合のシミュレーションをしてみましょう。再投資しなかった場合と比較して、どれだけの差が生まれるのでしょうか?
こちらがS&P500をベンチマークとしたVOOに1万ドル投資したときのシミュレーションです。2003年から2022年の20年間、配当金を再投資しなかった場合はどうなったのでしょうか?
配当金を再投資しなくても3万514ドル(+205%)にまで増えています。これでも十分大きなリターンだと思いますが、次に配当金を再投資した場合のリターンを見ていきましょう。
元本の1万ドルは3万8,444ドル(+284%)にまで増えています。20年間で80%ほど投資リターンに差が出ていますね。
こうしてみると配当金再投資の重要性をさらに実感できますね。
S&P500ETFで配当金再投資するのは大変
資産形成をするうえで、米国の主要大型株500社に投資できるS&P500指数を選んでいる人も多いのではないでしょうか?
S&P500に投資できるETFといえば、SPYを筆頭にIVVやVOOなどが有名です。実際に時価総額ランキングにはこの3銘柄がトップ3を独占するなんてこともあります。
しかし、こちらの3銘柄よりも配当金再投資に有利なETFがあるって知っていましたか?
S&P500に投資できるETFの株価と配当利回り
S&P500に投資できるETFの現在の株価と配当利回りを確認してみましょう。
ティッカー | 現在の株価 | 直近配当利回り |
---|---|---|
SPY | 570ドル | 1.22% |
IVV | 570ドル | 1.29% |
VOO | 525ドル | 1.25% |
日本円にしておよそ8万円~8万7千円といったところです。1株買うのにもそれなりに大きな金額が必要となってきます。
これじゃ少額の配当金なんかで
再投資なんてできひんな
VOOに100万円投資していた場合では1年間で125ドルの配当金となり、5年以上投資してやっと1株しか再投資できない計算になります。(その頃にはまた株価が上がっていますが)
これでは複利の効果を実感するには少なすぎますよね?
S&P500に投資できるETFで、もっと1株当たりの株価が安いものがあればいいんですけどね。
それが今回紹介するSPLGよ!
配当金再投資におすすめの米国ETF『SPLG』徹底解説
S&P500ETFに投資していて、配当金を再投資したい場合にはSPLGが最適です。聞いたことのないETFだと感じた人も多いかと思いますが、詳細を見ていけば魅力のあるETFだということに気付くはずです。
それでは早速、配当金再投資におすすめの米国ETF『SPLG』と他のS&P500ETFの比較をしていきます。
S&P500ETF【SPLG】概要比較
SPLGと他のETFの概要比較は以下の通りです。
ティッカー | SPLG | VOO | IVV | SPY |
---|---|---|---|---|
名称 | SPDR ポートフォリオ S&P500 ETF | Vanguard S&P 500 ETF | iShares Core S&P500 ETF | SPDR S&P500 ETF Trust |
運用会社 | ステート・ストリート | バンガード | ブラックロック | ステート・ストリート |
設定日 | 2005/11/15 | 2010/09/09 | 2000/05/19 | 1993/01/22 |
ベンチマーク | S&P500指数 | S&P500指数 | S&P500指数 | S&P500指数 |
時価総額 | $48.711B | $540.760B | $541.605B | $591.529B |
経費率 | 0.02% | 0.03% | 0.03% | 0.09% |
分配金 | 1.29% | 1.25% | 1.29% | 1.22% |
時価総額はSPLGがダントツで少ないですが、それでも480億ドルあれば十分な流動性があります。
ベンチマークはもちろん全てS&P500ですが、SPLGの経費が0.02%と最安ですね。
SPLGもSPYもステート・ストリートやな
SPLGは世界最大のETFであるSPYを運営するステート・ストリートが、バンガードとブラックロックのETFに対抗するために作ったETFと言えるでしょう。
SPLGが3大ETFと同様のスペックということがわかりましたが、過去リターンはどうなんでしょうか?
S&P500ETF【SPLG】のリターン比較
S&P500ETF【SPLG】の過去リターンを3大ETFと比較してみます。
期間 | SPLG | VOO | IVV | SPY |
---|---|---|---|---|
1年リターン | 36.98% | 37.07% | 37.07% | 36.94% |
3年リターン | 9.11% | 9.11% | 9.11% | 9.06% |
5年リターン | 15.13% | 15.08% | 15.08% | 15.04% |
比較するだけ野暮でしたね。同じベンチマークに連動していますので、多少の乖離はあるものの同様のリターンです。
2020年のコロナショックや2022年の下落相場を含んだ5年のリターンが15%というのは圧巻ですね。
S&P500ETF【SPLG】の上位組入れ銘柄比較
それでは次にSPLGの上位組入れ銘柄を確認してみましょう。
もう同じS&P500だから
比較はしないわよ!
順位 | ティッカー | 銘柄名 |
---|---|---|
1位 | AAPL | アップル |
2位 | NVDA | エヌビディア |
3位 | MSFT | マイクロソフト |
4位 | AMZN | アマゾン |
5位 | META | メタ |
6位 | GOOGL | アルファベットA |
7位 | GOOG | アルファベットC |
8位 | BRK-B | バークシャー・ハサウェイ |
9位 | AVGO | ブロードコム |
10位 | TSLA | テスラ |
マグニフィセント7に加えてバークシャーやブロードコムなどがランクインしています。
SPLGの構成セクター比率
次にSPLG(S&P500)を構成しているセクターの比率を確認してみましょう。
順位 | セクター | 比率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | 32.97% |
2位 | 金融 | 12.49% |
3位 | ヘルスケア | 11.62% |
4位 | 一般消費財 | 10.28% |
5位 | 通信 | 8.86% |
6位 | 資本財 | 7.58% |
7位 | 生活必需品 | 5.87% |
8位 | エネルギー | 3.31% |
9位 | 公益事業 | 2.67% |
10位 | 不動産 | 2.34% |
11位 | 素材 | 2.00% |
やはり予想通り情報技術セクターの比率がもっとも多い結果となりましたが、次に金融とヘルスケアセクターが続くのは意外と思う人も多いのではないでしょうか?
S&P500ETF【SPLG】チャート比較
やるだけ無駄でしょうけど、SPLGと3大ETFのチャートを比較してみます。
直近10年では4銘柄とも完全におなじ値動きをしています。
重なってて比較にならんな
S&P500ETFの現在の株価
それでは最後にもっとも重要な現在の株価(2024.11.2現在)を見ていきましょう。
ティッカー | SPLG | VOO | IVV | SPY |
---|---|---|---|---|
現在の株価 | 67.16ドル | 524.94ドル | 572.72ドル | 571.04ドル |
3大ETFが500ドルを超えるといった水準に対して、SPLGの株価は67ドルとおよそ8分の1程度です。
SPLGに7,000ドル投資していれば、年間で91ドル(税引き後72ドル)の配当金がもらえます。
現在の株価のように67ドルであれば、1年で1株は配当金で再投資することができます。
他3大ETFと比べて配当金再投資できる期間が短くなるので、資産形成には有利になりますね。
【S&P500に投資できるSPLG】まとめ
【S&P500に投資できるSPLG】配当金再投資におすすめの米国ETFをまとめます。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
通常の申し込みページよりも円お得な『最大10,000円+10%の紹介特典』がもらえるURL
ビットコインと言えば500円から仮想通貨が買えるコインチェック!
コメント