⇩クリックでランキングの応援をしてください。
(応援してくれるみなさん、いつもありがとうございます。)
こんにちは!
NISA無期限に賛成の
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
投資をはじめるにあたって必ず利用したい非課税制度のNISAですが、先日NISA制度の改正案が提示されました。
2024年から『2階建て』の新NISA制度が開始される予定でしたが、どうやらこれまでの変更案は白紙になるようですね。
すでにNISAをはじめている人にとっては、12月の大綱に注目していることと思います。
ところで、NISAをはじめている人って日本にどのくらいいるんでしょうね?
そこで今回の記事では【若者よ!資産を抱け!】年代別NISAの利用状況に驚愕の事実について解説していきたいと思います。
現在NISA口座を利用している人の数
金融庁は今年の8月8日に『NISA口座の利用状況調査』を公表しました。
これを見て私は少し驚いたのですが、みなさんはどう感じるでしょうか?
意外と多い?NISA口座利用者数
金融庁の調査によると令和4年3月末時点でのNISA口座数は、およそ1,700万口座が開設されているとのことでした。
これは日本の成人のおよそ17%がNISA口座を開設していることになります。
(総務省が公表した2022年1月1日時点の日本の人口は1億2,322万3,561人、内成人は約1億人)
6人に1人がNISA利用してるって
思ってたより多いな
つみたてNISAはまだ少数派
1,700万口座のうち『一般NISA』と『つみたてNISA』の割合は、まだ一般NISAの方が多いようです。
NISA口座合計 | 1699万3887口座 |
---|---|
一般NISA口座数 | 1112万4332口座 |
つみたてNISA口座数 | 586万9555口座 |
つみたてNISA利用者の2倍近い人が
一般NISAを利用してるのね!
それでも2021年末から2022年3月末までの3ヶ月で、一般NISA利用者数は10%程度減少しており、つみたてNISA利用者数はおよそ15%増加といった現象も見受けられます。
ローリスクな『つみたてNISA』の
人気が高まっとるな
買付額は圧倒的に一般NISAの方が多い
同調査で公表されているNISA口座における買付額の合計も、つみたてNISAよりも一般NISAの方が圧倒的に多いようです。
NISA口座での買付額 | 27兆0699億2362万円 |
---|---|
一般NISA | 25兆2656億0744万円 |
つみたてNISA | 1兆8043億1618万円 |
つみたてNISAの年間限度額が40万円に対して、一般NISAの年間限度額が120万円と3倍も多いことに加えて、口座開設数が2倍となれば、少なくとも6倍の差が生じることは予想できます。
それに加えて一般NISAが2014年から開始されたのに対して、つみたてNISAは2018年からはじまった制度のため、そもそも開始時期が異なることも要因のひとつです。
一般NISAは満額利用している人も多いけど
つみたてNISAは少額しか利用してない人もいるのね!
何も一般NISAが悪いと言っているわけではなく、自分にとって本当に合った投資法を選べているのかといった疑問が沸きますね。
リスクを取り過ぎている人も多いようやな
年代別NISA口座開設数
2022年3月末時点の年代別NISA口座開設数を表にしてみました。
年代 | NISA(合計) | 一般NISA | つみたてNISA |
---|---|---|---|
20代 | 154万5726口座 | 41万8911口座 | 112万6815口座 |
30代 | 283万3102口座 | 112万5621口座 | 170万7481口座 |
40代 | 314万3437口座 | 167万8928口座 | 146万4509口座 |
50代 | 296万8191口座 | 198万5530口座 | 98万2661口座 |
60代 | 274万5247口座 | 232万2223口座 | 42万3024口座 |
70代 | 250万3172口座 | 236万1103口座 | 14万2069口座 |
80代以降 | 125万5012口座 | 123万2016口座 | 2万2996口座 |
やはり20代から30代といった今後の投資期間が長い世代にとっては、つみたてNISAの方が魅力的に映るようです。
一方で、増やすフェーズから使うフェーズに移行している40代以降は、期間の長いつみたてNISAよりも一般NISAを選択する人が多いようです。
40代がちょうど分岐点ってところね!
世代別の人口に対するNISA口座開設比率
先ほどのNISA口座開設数に対して、今度は実際の人口に対する比率を検証してみましょう。
年代 | NISA口座 開設比率 | 一般NISA口座 開設比率 | つみたてNISA 開設比率 | 年代別人口 |
---|---|---|---|---|
20代 | 10.85% | 2.94% | 7.91% | 1425万人 |
30代 | 15.57% | 6.18% | 9.38% | 1820万人 |
40代 | 19.77% | 10.56% | 9.21% | 1590万人 |
50代 | 16.96% | 11.35% | 5.61% | 1750万人 |
60代 | 16.24% | 13.74% | 2.50% | 1690万人 |
70代 | 19.87% | 18.74% | 1.13% | 1260万人 |
80代以降 | 16.73% | 16.43% | 0.30% | 750万人 |
やはり20代が少ないわね!
40代の人口が少ないって意外やな
さすがに60代以上の人がつみたてNISAを利用しても、受け取り始めが80代以降となるつみたてNISAでは目的に合わないんでしょうね。
40代や70代のNISA口座開設の比率が20%近くで、資産形成の意識の高さを感じます。
一方で、20代が10%程度にとどまっており、まだまだ資産形成の必要性を感じていないのが現状です。
若者よ!資産を抱け!って言いたいわ!
NISA制度改正案
岸田内閣により『新しい資本主義』が提唱されて数か月が経過しましたが、注目されていたNISA制度についても新たな展開がありました。
『新しい資本主義』の計画に織り込まれていた『資産所得倍増プラン』では、NISA制度の抜本的な改革が検討されるとのことでした。
2024年から始まる予定だった新NISAの案は白紙に
内容については様々な憶測が飛び交っていましたが、現実的には非課税期間の延長や限度額の引き上げなどが語られてきました。
今回、具体的に示された改正の内容には以下のような内容が含まれていました。
実際には今年12月の大綱でどこまで織り込まれるかわかりませんが、少なからず限度額の上限や非課税期間は拡張されると思います。
今後は投資するものとしないもので格差が広がることは間違いなさそうですね。
【若者よ資産を抱け】年代別NISAの利用状況に驚愕の事実まとめ
【若者よ資産を抱け】年代別NISAの利用状況に驚愕の事実をまとめます。
今回の調査を見ると、すでに多くの人がNISA口座を開設していることがわかります。
とはいえ、まだまだ大半の人が資産形成への意識は不足しているように思います。
日本においてもインフレが進み賃金は上昇しないといった状況にあるため、個人の資産形成への意識改革が必要となります。
人生100年時代、豊かな生活を送りたいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
つみたてNISAははじめが肝心です。はじめる前に一冊くらい読んでおくと安心な資産形成ができると思います。
つみたてNISAをはじめる時に読みたい人気のおすすめ本ランキング
つみたてNISAについて詳しく知りたい人は、まとめ記事がありますので参考になると思います。
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
記事が良かったと思ったら⇩クリックしてもらえると励みになります
SBI証券が新サービス『クレカ積立』で、お得にポイントがもらえるサービスです。
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『紹介特典2,000ポイント』がもらえるURLを貼っておきます。
ビットコインと言えば500円から仮想通貨が買えるコインチェック!
このリンクから会員登録すると、もれなく1,000円プレゼントされます!
*紹介URLをクリックして表示されたページから、別のページに移動してしまうと、報酬対象外になります。
コメント