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こんにちは!コロナ終息後には
海外旅行に行きたい『ここ屋』よ!
2021年9月の米国市場は、アノマリー通り5%近い下落をしました。
10月の相場が心配される中、メルク(MRK)が新型コロナウイルスの経口治療薬の効果を発表しました。
このニュースを受け、メルク(MRK)をはじめとしたいくつかの株価が好反応を示しています。
市場の下落要因のひとつである新型コロナウイルスによる労働者不足などが解消される可能性が示唆されたことにより、米国市場は大きな変革を迎える局面が訪れたのかも知れません。
そこで今回の記事では、メルク(MRK)の治療薬は世界経済を救うことができるのかを解説していきたいと思います。
メルク(MRK)の治療薬は世界経済を救うことができるのか?
メルク(MRK)は、新型コロナウイルスに対する飲み薬が感染者への効果があると発表をしました。
現在の世界経済の混乱の最も大きな要因は『新型コロナウイルス』でしょう。
コロナへの恐怖が払しょくできる薬が承認されたなら、世界経済を救うことができるのでしょうか?
メルク(MRK)の経口コロナ治療薬、死亡・入院リスクが50%低下
米医薬品大手のメルク(MRK)は、10/1に新型コロナウイルス感染症の経口治療薬『モルヌピラビル』が重症化の恐れがある患者の入院や死亡リスクを50%程度減らす効果があると発表しました。
この薬は、症状が出てから5日以内の比較的軽度な症状の患者を対象に治験を行った結果、重症化や死亡の確率を激減させることに成功したとのことです。
飲み薬としては世界初ね!
10月1日、米製薬大手メルクは、開発中の新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「モルヌピラビル」について、重症化の恐れがある患者の入院や死亡のリスクを約50%減らす効果があるとの中間臨床試験結果を公表した。写真はメルク提供(2021年 ロイター)
REUTERS
メルク(MRK)の経口治療薬の発表が市場に与える影響
当然のことながらメルク(MRK)の株価は上昇しています。
年初来より軟調だったメルク(MRK)の株価は、この発表があった10/1に8.37%上昇しています。
それにつられて、観光株なども大きな上昇を見せています。
経口治療薬が承認される期待は、航空株、クルーズ株、レジャー株にも波及し、株価は大きく反応しています。
【航空株】
・AAL(アメリカンエアライン)+5.51%
・DAL(デルタエアライン)+2.77%
・HA(ハワイアンエアライン)+6.23%
・LUV(サウスウエストエアライン)+5.68%
【クルーズ株】
・CCL(カーニバルクルーズ)+4.32%
・NCLH(ノルウィジャンクルーズ)+5.99%
・RCL(ロイヤルカリビアンクルーズ)+3.80%
コロナ感染者の増加による直接的な影響のある観光株は、素早い反応を見せましたが、その他のセクターにはどのような影響があるのでしょうか?
コロナが終息に向かうことによる市場に与える影響
コロナが終息に向かえば米国市場にとって、好材料になることは間違いないでしょう。
特に恩恵を受けるのはどのようなセクターなんでしょうか?
サプライチェーンのボトルネックは解消に向かう
サプライチェーンのボトルネックは、現在の米国で製造業や小売業に大きな影響を与えています。
半導体不足が自動車や電子機器の製造に大きな影響を与えている上に、現在の米国では労働者不足がサプライチェーンのボトルネックを加速させています。
平均時給の上昇や求人倍率が上がっている背景をよそ眼に、労働者不足には拍車がかかっています。
その理由は、やはり新型コロナウイルスの感染者の増加でしょう。
感染を恐れる人々が多い上に、ワクチンの接種を拒んでいる人も多いのが現実のようです。
コロナ感染に有効な飲み薬が承認されることで、人々が再び職場復帰する方向に向かうことでサプライチェーンのボトルネックは解消されることが予想されます。
インフレ懸念が解消される
サプライチェーンのボトルネックが解消されることに追随し、インフレ懸念も解消されることが予想されます。
インフレが一時的と言われる中で、数ヶ月連続の高インフレのデータが発表されています。
このままインフレ上昇の歯止めが効かないようですと、FRBの低金利政策の終息も早まる可能性もあります。
メルク(MRK)の飲み薬に恩恵をあずかった銘柄
先ほどの章で紹介したように、すでに観光株には良い影響が出はじめています。
メルク(MRK)が経口治療薬の発表をした10/1に大きく上昇した銘柄は、航空株、クルーズ株以外にも以下のようなものがあります。
・MAR(マリオット)+5.32%
・HLT(ヒルトン)+4.57%
・MGM(MGMリゾート)+3.96%
・LVS(ラスベガスサンズ)+4.32%
・BKNG(ブッキングホールディングス)+3.45%
・BA(ボーイング)+2.75%
・DIS(ディズニー)+4.04%
・AXP(アメリカンエクスプレス)+3.83%
など
ホテル・レジャー・旅行関連銘柄は、軒並み顕著な上昇を見せています。
カジノ株はマカオ問題があるから
リスク高めやな
コロナ終息で特に恩恵を受けるセクター
新型コロナウイルスの脅威により、米国はもちろんのこと世界経済に大きな影を落としています。
世界各地でパンデミックが起こり、ロックダウンする都市がある中、観光業、サービス業のみならず様々な業種に壊滅的な悪影響を及ぼしています。
世界経済も大打撃を受けてきた中で、コロナ危機が終息に向かうことにより大きな恩恵を受けるセクターはどこなのでしょうか?
素人予想だから信じすぎに注意よ!
【一般消費財セクター】旅行・レジャー以外にも、アパレルやレストラン、小売業なども好材料になるのではないでしょうか。
【資本財セクター】航空・鉄道・建設などは、コロナ終息に向かえば失業率が低下し、労働力が市場に戻ってくることで上昇する可能性があります。とはいえ、サプライチェーンのボトルネックが解消されるまでには少し時間が必要かもしれません。
コロナが終息すると株価が軟調になりそうなセクター
【ヘルスケアセクター】メルク(MRK)が堅調だとしても、その他のワクチン銘柄(ファイザー・モデルナ)は下落の恐れがあります。とはいえ、メルク以外の製薬企業も経口治療薬の研究開発をしているでしょうから、基本的にヘルスケアセクターは今後も強いかも知れませんね。
【情報技術セクター】グロース株を多く含む情報技術セクターについては、コロナの終息は逆風になると思います。長期金利の上昇や業績相場に移ることで、これまで堅調だったハイテク株は『割高』と判断され、売りが入る可能性が高いです。
メルク(MRK)の治療薬は世界経済を救うことができるのか?まとめ
メルク(MRK)の治療薬は世界経済を救うことができるのか?をまとめます。
メルク(MRK)の経口治療薬について、承認まであと一歩のところまで来ています。
世界中の人々が待ち望んだコロナウイルスの治療薬が提供される世の中になれば、経済の活性化は間違いないでしょう。
しかし、全てのセクターに恩恵があるワケではなさそうです。
今は株式市場にとって地合いが悪そうなので、好調なセクターに乗りつつも10月末ころまでは静観するのが正解かも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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