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こんにちは!決算発表は
ドキドキとワクワクの『ここ屋』よ!
2021年の米国市場は、昨年から続くコロナバブルの波に乗り、どんな銘柄を買っても儲かるような金融相場が続いていました。
しかし、量的緩和の縮小(テーパリング)が示唆されると、不安定な価格変動をする銘柄を目にするようになり、業績相場が近付いてきたことを感じさせます。
金融相場から業績相場に移行していくようなフェーズでは、大事になってくるのが決算発表です。
そこで今回の記事では、米国株の決算日を調べる方法と決算での確認ポイントについて解説していきたいと思います。
米国株の決算日を調べる方法
米国株を調べる方法は、いくつかあります。
今回は、無料で分かりやすい調べ方(サイト)を2つ紹介したいと思います。
Investing.comで調べる
まずInvesting.comのサイトを開きます。
トップページの検索窓に調べたい銘柄のティッカーもしくは銘柄名を入れて、表示されたティッカーコードをクリックします。(今回は例で『GOOGL』を調べます)
するとGOOGLの詳細ページに飛びますので少し下にスクロールします。
チャートの右下あたりに『Next Earnings Date』と記載さてているのが次回決算日です。
ちなみに、青くなっている次回決算日をクリックすると、直近の決算結果を確認することができます。
グラフにカーソルを合わせると、コンセンサス予想と決算結果の数値が出ます。
グラフの青が売上高で、グレーがEPSです。
オレンジのラインがコンセンサス予想です。
その下には、過去の決算履歴を確認することもできます。
Googleも過去には
決算ミスっとるんやな
Earnings Whisperで調べる
Earnings Whisperのサイトを開きます。
トップページの検索窓に調べたい銘柄のティッカーもしくは銘柄名を入れて、ティッカーをクリックします。(今回は例で『ZM』を調べます)
『ZOOM』の詳細ページに飛ぶと、次回決算日と前回決算結果が見れます。
↑『Latest EPS』をクリックすることで、前回決算結果を確認知ることができます。
一応、日本語訳もできるのですが、文章としてはちょっとおかしな日本語になっています。
少し下にスクロールするとグラフがあります。
青がコンセンサス予想で、赤が決算結果です。
ZMは良い決算しとる
決算で確認するポイント
米国株に投資をする際に重要になってくる決算ですが、何を確認したらいいかわからないでは困りますよね。
しかし、決算書を見ても英語だらけでどこを見たらいいのか全然わかりません。
でも大丈夫。安心してください。
決算で確認するポイントは、主には3つだけです。
EPS(1株あたり利益)を確認する
EPSとは『Earnings Per Share』の略で、1株当たりの利益のことを言います。
決算では、EPSがコンセンサス予想を上回ったかどうかを確認することが重要です。
ちなみに、株価をEPSで割るとPER(株価収益率)を求めることができます。
売上高を確認する
売上高とは、企業がサービスや商品の販売などで稼いだ売上金額の総額のことを言います。
決算では、売上高がコンセンサス予想を上回ったかどうかを確認することが重要です。
ガイダンスを確認する
ガイダンスとは来期以降の業績予想のことで、決算発表の際に企業が自らの業績予想を発表します。
こちらもコンセンサス予想を上回るかどうかを確認します。
その他のニュースも確認しよう
その他のニュースとは、それぞれの企業独自の特徴に関する情報です。
例えば、顧客増加率や企業買収、新製品の開発や新工場の新設予定などです。
これらはある意味、決算の数値以上に大切になってくる場合がありますので、見落とすことなく確認したいところです。
良い決算とは?
先ほどまで、決算の確認するポイントを見てきましたが、良い決算とはどのような決算なのでしょうか?
コンセンサス予想を上回っていること
コンセンサス予想とは、アナリストの分析によってはじき出された予想値のことです。
EPS、売上高、ガイダンスともにコンセンサス予想が発表されていますので、決算結果が全てコンセンサス予想を上回った場合のみ『好決算』と呼ばれます。
逆に、ひとつでもミスがあった場合は『悪い決算』と言われます。
アナリスト予想はサイトによって
多少数値が異なるで
ポジティブサプライズがあること
ポジティブサプライズとは、予想されていない良いニュースのことです。
例えば、売上高をミスしたとしても良いニュースがあった場合などは、決算後の株価が上昇したりします。
このようなポジティブサプライズは、今後の業績の見通しを明るくするため、場合によっては決算の数値以上に重要になることがあります。
決算確認時の注意点
決算日の調べ方も、決算で確認するポイントの理解できたとしても、決算確認時には更に注意点があります。
決算が良くても株価が下落することもある
決算が良くても株価が下落することが往々にしてあります。
これは、決算を前にして好決算が予想される時に多く見られます。
織り込み済みってやつよ!
しかし、このような場合でも好決算であれば、握力強くホールドすることをおすすめします。
決算ミスしても売却しない方が良い時もある
決算をミスしたからと言って、いちいち売却していればキリがありません。
投資の目的が短期投資なら即切りでも構いませんが、大型株や熟成株などは企業と投資家の信頼が厚いため、多少の決算ミスでも大きく売られることが無かったりもします。
また、大型買収をした後の決算などは売上高をミスすることなどもありますが、これらは『将来への投資』と考えられたりしますので、慌てて狼狽売りをしないように気をつけたいところです。
グロース株は決算が悪ければ手放す勇気を
グロース株(特にIPOして若い銘柄)は、ひとつの決算ミスが命取りになります。
グロース株が悪い決算を出してしまうと、特に機関投資家は容赦なく売りを浴びせてきます。
そして、その後は連続して好決算を出し続けるまで大口投資家は戻ってきません。
グロース株が決算をミスした時は、売却する勇気も必要かもしれません。
大型熟成銘柄とは
ちゃうとこやな
決算日を調べる方法と決算での確認ポイントまとめ
決算日を調べる方法と決算での確認ポイントをまとめます。
今後の米国市場が向かう先の業績相場では、決算は最重要ポイントです。
自分の保有銘柄や、エントリーを考えている銘柄などは、事前に決算日を確認しておくことをおすすめします。
そして、決算日が来たら『好決算』であることを確認することで、みなさんの資産形成を明るくしてくれると思います。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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