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こんにちは!
ヘルスケアに注目している
『ここ屋』よ!
2024年は大きく上昇してきた米国市場ですが、2025年は大きな調整相場が来るとも考えられています。
政策金利の引き下げは予定されていますが、米経済がそのスピードに耐えられるかは定かではありません。
これまで好調だったハイテクセクターが低迷するようなことになれば、ヘルスケアセクターの出番ってことになりそうです。
そこで今回の記事では、レバレッジ3倍ヘルスケアETF『CURE』について解説していきたいと思います。
2024年上昇が期待できるヘルスケア
セクターローテーションが予想される中で、ヘルスケアに注目が集まっています。下落局面にも強いヘルスケアはリセッション局面でも、資産を守るクッションの役割を果たしてくれます。
2025年ヘルスケアが期待される理由
2022年からインフレを抑制するために、FRBは急速な利上げを断行してきました。これにより多くの米国株は下落してきたのですが、特にグロース株などは大きな急落をしました。
その後は利下げに対する楽観が拡がることで、ハイテク株を中心に相場は上昇してきましたが、今後は高い金利の影響により企業業績が低迷する可能性があります。
一方で、ヘルスケアを代表とするディフェンシブ銘柄の下落は限定的で、直近では上昇する銘柄も増えてきました。これまで上昇を続けてきたハイテク株に代わって、人々に必要とされるヘルスケアセクターに注目が集まっているのです。
市場平均を上回るヘルスケアのリターン
そもそもヘルスケア銘柄のリターンは、長期に渡って市場平均を上回ってきました。
こちらはヘルスケアセクターETFのVHT(赤)とS&P500(青)を比較した直近20年チャートですが、ヘルスケアが市場平均を大きくアウトパフォームしていることがわかります。
一見爆発力がないように思われるヘルスケアですが、多くの時期で市場平均を上回ってきた実績があります。
ディフェンシブと思えんほどのリターンや
S&P500を下回っているヘルスケアセクター
2024年はマグニフィセント7を中心とするハイテク株が相場をけん引してきましたが、ヘルスケアセクターの株価は低迷しています。
直近2年ではS&P500が53%上昇しているのに対して、ヘルスケアセクターETFのVHTは13%しか上昇していません。
長期的に指数をアウトパフォームできるヘルスケアが、現在のように低迷しているのは買い場(割安)と判断することができます。
これから上昇する可能性が高いヘルスケアに対して、レバレッジをかけたETFについて解説していきたいと思います。
レバレッジ3倍ヘルスケアETF『CURE』徹底解説!
さてここから本題の、米国で人気のレバレッジ3倍ヘルスケアETF『CURE』について徹底解説していきます。
おすすめヘルスケアETF『CURE』概要
ヘルスケアETF『CURE』の概要です。
ティッカー | CURE |
---|---|
銘柄名 | Direxion Daily Healthcare Bull 3x Shares |
運用会社 | Direxion Shares |
設立日 | 2011/06/15 |
純資産額 | $153.898M |
経費率 | 0.96% |
配当金 | 1.17% |
レバレッジETFは経費率が高いことが特徴ですが、配当はそれなりに出ていますね。
長期の保有には不向きだわ!
おすすめヘルスケアETF『CURE』過去リターン
次にヘルスケアETF『CURE』の過去リターンについて見ていきます。
ティッカー | CURE |
---|---|
1年リターン | 46.66% |
3年リターン | ▲1.61% |
5年リターン | 15.31% |
3年リターンマイナスとなっていますが、1年リターンは市場平均を上回っています。
ヘルスケアETF『CURE』上位組入れ銘柄
CUREに組み込まれている銘柄には、以下のようなものが含まれています。
ティッカー | 銘柄名 |
---|---|
FTIXX | ゴールドマン・サックス・ファイナンシャル・スクエアフ |
LLY | イーライ・リリー |
UNH | ユナイテッドヘルス |
JNJ | ジョンソン&ジョンソン |
ABBV | アッヴィ |
DGCXX | ドレイファス・キャッシュ・マネジメント |
MRK | メルク |
1位6位は投資信託ですが、その他はよく知られるヘルスケア銘柄がラインナップされていますね。
おすすめヘルスケアETF『CURE』過去チャート
ヘルスケアETF『CURE』の過去チャートをS&P500指数と比較していきます。
こちらが直近5年の過去チャート比較です。
やはりボラティリティは高いですがCURE(赤)のリターンは+95%の上昇をしており、S&P500(青)の+85%をアウトパフォームしています。
どの期間を切り取っても5年スパンで見れば、S&P500を上回るリターンを叩き出しています。
ヘルスケアETF(レバレッジなし)とのチャート比較
では次に、ヘルスケアETF(レバレッジなし)のVHTと3倍レバレッジETF『CURE』のチャート比較を見ていきます。
先ほどと同様に直近5年の過去チャート比較をしてみました。
VHT(赤)に対してレバレッジ3倍のCURE(緑)大きくアウトパフォームしています。
実際に3倍でないのは、レバレッジETFが『日次基準価格の値動きが指数の3倍』といった特性から生まれるものです。
コロナショックのような大暴落があると、回復までに時間がかかるといったレバレッジETFの弱点が露呈されています。
レバレッジ3倍ヘルスケアETF『CURE』は投資するに値するか
レバレッジ3倍ヘルスケアETF『CURE』は投資するに値するかどうかは人によります。
レバレッジETFが向いている人はリスク許容度の大きな人で、特に若者に代表されるように資産を最大限に大きくしたい代わりに大きなリスクを取れる人です。
特に現在のようにヘルスケアセクターの成長が期待できると考える投資家さんは、数年にかけた中期的な投資期間で運用することも良いかも知れません。
レバレッジETFほど大きなリスクを取りたくない人は、素直に1倍のヘルスケアETFに投資しても2025年以降のリターンは期待できると思います。
おすすめレバレッジヘルスケアETF『CURE』まとめ
おすすめレバレッジヘルスケアETF『CURE』をまとめます。
レバレッジETFは万人にはおすすめできません。しかし、そのリスクを理解した上で投資する分であれば、大きなパフォーマンスが期待できることは確かです。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
米国ETFに興味がある人は、まとめ記事がありますので参考にしてみて下さい。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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