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こんにちは!
いつかは不労所得が欲しい
『ここ屋』よ!
2025年にも大きく上昇してきた米国市場ですが、2026年はどのような年になるのでしょうか。
マグニフィセント7でも低迷する銘柄がある中で、再び注目を集めているのが高配当株です。
安定したインカムゲインが期待でき、将来の不労所得を構築してくれる頼もしい味方!
そこで今回の記事では、そんな高配当株を集めたおすすめの高配当ETFに着目し2026年注目の高配当ETF3銘柄『VYM・HDV・SPYD』の比較解説をしていきたいと思います。

高配当ETFだけを見たければ
次の章にジャンプしてや
高配当米国ETFとは?

米国ETFとは、様々なベンチマークを持つ米国株のファンドのことを指します。
ETFとは『Exchange Traded Fund』の略で、直訳すると『取引所で 取引される 投資信託』となりますが、『上場投資信託』と訳すことができます。
ファンドとして投資信託の特色も持ちつつ、上場しているためリアルタイムで取引できる株式のような特色を持ち合わせています。
米国ETFについては別の記事で詳細に解説しているので、また確認してみてください。
米国の高配当ETFとは?
米国の高配当ETFとは、保有しているだけで分配金を受けることができるETFの中でも、3%以上のインカムゲインが期待できるETFのこと指します。

別に何%って決まりはないけどな
また、ETFは株と同様の特性を持つため、売却益『キャピタルゲイン』と配当益『インカムゲイン』にて資産投資を担っており、両者を合わせて『トータルリターン』と称します。
このインカムゲインに特化した高配当株中心で構成されるものを『高配当ETF』と言います。
今回はこの高配当ETFに着目し解説していきたいと思います。
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2026年おすすめの米国高配当ETF3選

2026年おすすめの米国高配当ETFは、VYM・HDV・SPYDの3銘柄です。注目度の高い高配当米国ETFの中でも、代表的で人気のこれら3銘柄を徹底比較していきます。
米国高配当ETF『VYM・HDV・SPYD』概要比較
高配当ETF『VYM・HDV・SPYD』の概要比較をしていきます。
| ティッカー | VYM | HDV | SPYD |
|---|---|---|---|
| 運用会社 | Vanguard | BlackRock | State Street |
| 設定日 | 2006/11/16 | 2011/03/31 | 2015/10/22 |
| ベンチマーク | FTSE ハイディビデンド イールド指数 | 高配当米国株 モーニングスター 配当フォーカス指数 | S&P500高配当 配当上位80銘柄均等 |
| 経費率 | 0.06% | 0.08% | 0.07% |
| 分配金 | 2.64% | 4.15% | 5.03% |
| 純資産総額 | $68.373B | $11.850B | $7.409B |
| 構成銘柄数 | 466銘柄 | 75銘柄 | 80銘柄 |
| 配当時期 | 年4回 | 年4回 | 年4回 |
直近ではVYMの分配金は下がりつつありますが、一方でHDVとSPYDは本領発揮の高配当っぷりです。
米国高配当ETF『VYM・HDV・SPYD』の特徴
高配当ETF3選の特徴として以下のようなことがあげられます。
・設定日に関しては、VYMが1番歴史が古くリーマンショックの影響も受けています。
・ベンチマークについて、VYMとHDVが『時価総額加重平均型』に対して、SPYDのみ『均等分散型』していることが特徴です。
組入銘柄の時価総額合計を、基準となる一時点での時価総額合計で除算して求めるもの

大きい株価にはたくさん
小さい株価には少ない割合よ!
一方で、均等分散型とは、その名の通り全体に対して均等(同率)に分散することです。
・年間経費については3銘柄ともに格安で、100万円預けても年間600~800円程度です。
これは日本の投資信託と比較してもかなり格安なことが分かります。

日本の投資信託には
1.6%くらいの信託報酬の銘柄が
たくさん存在するもんな

それと比較したら
1/20以下ってことね!
・分配金とは保有しているETFに対しての報酬のことを指します。今回着目した『高配当ETF』は保有しているだけで高い配当を受け取ることができます。特に現在はSPDYが5%を超える高い配当率ですが、VYMとHDVは少し物足りない状況です。
純資産総額はVYMが群を抜いています。人気銘柄の証明ですね。組み入れ銘柄についてもVYMが最も多く、値動きの安定を示す要因です。配当時期は3銘柄とも年4回で、3月・6月・9月・12月となります。
米国高配当ETF『VYM・HDV・SPYD』の上位セクター
高配当ETFの上位セクターは、以下の通りです。
| ティッカー | VYM | HDV | SPYD |
|---|---|---|---|
| 1位 | 金融 | 生活必需品 | 不動産 |
| 2位 | 情報技術 | ヘルスケア | 生活必需品 |
| 3位 | ヘルスケア | エネルギー | 金融 |
| 4位 | 生活必需品 | 公益事業 | 公益事業 |
| 5位 | 資本財 | 情報技術 | ヘルスケア |
*構成比率セクターは調査時のもので変動される場合があります。
SPYDの上位にRIET(不動産)が含まれているのが特徴で、コロナショック後に株価の戻りが悪かったのはこのためです。
米国高配当ETF『VYM・HDV・SPYD』上位組入れ銘柄
高配当ETFの上位組入れ銘柄は以下の通りです。
| VYM | HDV | SPYD |
|---|---|---|
| AVGO (ブロードコム) | XOM (エクソン・モービル) | CVX (シェブロン) |
| JPM (JPモルガン・チェース) | JNJ (ジョンソン&ジョンソン) | VTR (ベンタス) |
| XOM (エクソン・モービル) | CVX (シェブロン) | IVZ (インベスコ) |
| JNJ (ジョンソン&ジョンソン) | ABBV (アッヴィ) | APA (アパ) |
| WMT (ウォルマート) | PG (プロクター&ギャンブル) | MRK (メルク) |
SPYDだけは少し毛並みが異なりますが、上位ともなると聞いたことのある銘柄も含まれていますね。
高配当ETF3選の長所と短所は?
高配当ETF3選の長所と短所ですが、これは筆者の独断と偏見を含んだ評価です。
| ティッカー | VYM | HDV | SPYD |
|---|---|---|---|
| 長所 | 安定 | 銘柄組替が早い | 分配率が高い |
| 短所 | 分配金が低め | 値動きが地味 | 下落リスク高い |

SPYDが1番ハイリスク
ハイリターンやな

リスク幅は
SPYD>HDV>VYMってことね!
米国高配当ETF『VYM・HDV・SPYD』トータルリターン
次に高配当ETFのトータルリターンを見てみましょう。
| ティッカー | VYM | HDV | SPYD |
|---|---|---|---|
| 1年 | 16.98% | 12.71% | 6.11% |
| 3年 | 13.58% | 9.66% | 8.34% |
| 5年 | 12.83% | 10.36% | 10.62% |
直近1年ではS&P500が17%ほど上昇しているのに対して、VYMは劣らぬパフォーマンスでしたがHDVは少し劣後しています。SPYDは不動産を多く含むため市場平均とは乖離しています。
米国高配当ETF『VYM・HDV・SPYD』のチャート比較
米国高配当ETFの直近5年チャート比較です。
3銘柄ともに相関性はありますが、VYMが頭ひとつ抜けています。SPYDはボラティリティが高めで、HDVはその中間といったところです。
2026年おすすめ米国高配当ETFまとめ
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2026年おすすめの米国高配当ETFをまとめます。
・高配当ETFとは分配金の高いETFのこと
・それぞれに特徴があるが安定しているのはVYM
・ハイリスクハイリターンだがもっとも高配当なのはSPYD
・直近ではSPYDの成長率が著しい
・暴落時にはVYMとHDVは回復が早い
これまで様々な比較をしてきましたが、3銘柄とも人気注目度が高いだけあって魅力的な特徴を持ち合わせています。
・インカムゲインとキャピタルゲインの両方を安定させたい人にはVYMがおすすめ
・価格の騰落は気にせず分配金が目的であればSPYDがおすすめ
投資は自己責任で各自で判断してくださいね。
米国ETFに興味がある人は、まとめ記事がありますのでこちらから確認してください。

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