昨日の米国市場はほぼ横ばい。ヘルスケアのユナイテッド・ヘルスが決算発表で急落したことで、影響の大きいダウが下落しました。
昨日は関税関連のニュースはなく比較的穏やかな1日となりました。
4/18はグッド・フライデーで祝日。市場もお休みになります。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
クリックでランキングの応援してください!
ランキング押し上げて欲しいです。

Xの相互フォロー待ってるわ!
Follow @RamTky4/17 米国市場の値動き
昨日の米国市場はS&P500がわずかに上昇する中で、ダウは大きく下落しました。
決算発表が大きく影響しているようですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.13%
・ダウ平均 …▲1.33%
・NASDAQ100…±0.0%
プレマーケットで買われていた相場は、マーケットがオープンするとダウを中心に下落していきました。
その後ジリジリと買い戻されていきましたが、引けにかけては売られていきました。

3連休前としてはおとなしかったわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+3.29%
・COIN(コインベース) …+1.64%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.11%
・DDOG(データドッグ) …▲0.76%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.81%
・MQ(マルケタ) …▲2.55%
・U(ユニティ) …+1.80%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.281から4.333に上昇しました。
為替はジリジリと円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄の方が多かったことが分かります。

メガテックが弱かったわ!

マグニフィセント7はAAPLが+1.40%上昇していますが、他6銘柄は下落。NVDAが▲2.87%と大きく下げており、GOOGとMSFTも1%を超える下げ幅でした。
メガテックや半導体以外はそれなりに買われた1日となりました。
・LLY(イーライリリー)…+14.30%
・FIS(フィデリティ・ナショナル)…+8.65%
・DLTR(ダラー・ツリー)…+8.10%
・FANG(ダイアモンドバック・エナジー)…+5.70%
・HAL(ハリバートン)…+5.13%
・APA(アパッチ)…+4.81%
・DG(ダラー・ゼネラル)…+4.15%
・NKE(ナイキ)…+4.13%
イーライリリーは経口投与できる減量薬の臨床試験で成果が出たとのことで株価を跳ね上げています。
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・UNH(ユナイテッド・ヘルス)…▲22.38%
・GPN(グローバル・ペイメンツ)…▲17.43%
・SNA(スナップオン)…▲8.00%
・HUM(ヒューマナ)…▲7.40%
・MMC(マーシュ・アンド・マクレナン)…▲4.86%
・TECH(テクネ)…▲3.75%
・PGR(プログレッシブ)…▲3.52%
ユナイテッド・ヘルスは決算発表で黒字転換したにもかかわらず、利益予想を下方修正したことが嫌気されて株価を急落させています。
米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。
今なら無料で口座開設すると、人気の米国株がもらえるキャンペーンをやっています。

取引口座を開けば
24時間取引も可能なの!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+2.07%
・生活必需品…+2.06%
・不動産 …+1.48%
・公益事業 …+0.89%
・資本財 …+0.68%
・金融 …+0.65%
・一般消費財…+0.56%
・素材 …+0.26%
・通信 …+0.16%
・ヘルスケア…▲0.22%
・情報技術 …▲0.45%
昨日は多くのセクターで買われた1日となりました。指数の値動きは軟調でしたが、相場全体では多くが買われていたようです。
特にエネルギーや生活必需品は2%を超える大きな上昇となり、両セクターともに堅調な相場が続いています。
一方で、情報技術が下げていますが、相変わらずボラティリティの高いセクターです。比較的トレンドがハッキリしているので、トレンド転換したら買い向かいたいセクターです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.13%上昇して、終値では5.282に上げています。
今週に入り値動きの少ないS&P500ですが、昨日も大きな変動はありませんでした。
三連休前だというのに出来高も小さく、投資家のセンチメントも下がっているようです。
今後大きく動くとしたら関税ニュースが出るか、メガキャップの決算発表といったところでしょうか。
直近高値から▲14%下がっている状況ですから、場合によっては弱気相場入りする可能性もありますね。

4月も▲5.87%下げてるところよ!
FEAR&GREEDインデックスは14から21に上げましたがEXTREME FEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
トランプ大統領EUとの貿易合意成立に自信
トランプ大統領はイタリアのメローニ首相をホワイトハウスに迎えた際に『EUとの貿易合意成立に自信がある』と語りました。
合意が成立する具体的な時期には触れず「いつかは」「急いではいない」「欧州や他の国々と合意をまとめるのに問題はほとんどない」と述べています。
メローニ首相は思想的にトランプ氏と近いとされていますので、同氏がトランプ政権とEUの橋渡しとなることが期待されているようです。

あと80日くらいしかないわね!
トランプ氏またパウエル議長の解任求める
トランプ大統領はパウエルFRB議長に対して「対応が遅すぎる」と非難し、一刻も早く議長を退任すべきだと語っています。
トランプ氏はこれまでもパウエル議長を非難するような言葉を放つことが多かったのですが、パウエル議長は『彼には私を解任する権利はない』と主張しています。
パウエル議長は大統領に圧力をかけられて利下げをするような人物ではなさそうですから、FRBは今後も慎重な姿勢を崩さないことが予想されますね。

当分様子見やろうな
ネットフリックス決算発表で株価上昇
アフターマーケットで決算発表のあったNFLX(ネットフリックス)ですが、利益が市場予想を上回ったことで時間外で株価を3%以上上昇させています。

以前は会員数の増加などを発表していたことで業績見通しを予測することができましたが、今回から会員数の発表をやめています。
メガテックの一角であるネットフリックスは以前は相場をけん引することもありましたが、現在はそれほど影響はないようです。
同社は関税の影響もほとんどないことから、メガテックがこれだけ下落している相場においても年初来+9.1%といった好パフォーマンスを維持しています。
今後も関税戦争が激化するようなら、さらに注目される銘柄かも知れません。

昨日指値が刺さらなかったわ!
4月の注目イベントについて
4月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・4/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・4/30 PCEデフレーター
・4/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【4/17 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.13%
・ダウ平均 …▲1.33%
・NASDAQ100…±0.0%
【経済トピックス】
・トランプ大統領EUとの貿易合意成立に自信
・トランプ氏またパウエル議長の解任求める
・ネットフリックス決算発表で株価上昇
昨日の米国市場はダウが下げる中、S&P500はわずかに上昇しました。
関税のニュースが乏しい中で、投資家はトランプ大統領の言動に注視しているようです。
一方で、企業決算によって個別株の株価変動が激しくなっており、『どの銘柄でも上がる』相場から『良い企業だけ上がる』相場に変わっていくんだと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『最大10,000円+10%の紹介特典』がもらえるURL

コメント