昨日の米国市場はわずかに下落しました。
対EUの関税の見通しがたたず、物価高、景気後退に対する不安が広がったようです。
また、アフターでエヌビディアに対してネガティブなニュースが出ており、時間外で株価は急落しているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky4/15 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
関税政策の出口が見えない相場が続きますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.17%
・ダウ平均 …▲0.38%
・NASDAQ100…+0.18%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後売られ始めると買戻し圧力も弱く、引けにかけても反発することはありませんでした。

気持ち良い連騰がないわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+1.99%
・COIN(コインベース) …▲0.57%
・CRWD(クラウドストライク)…+3.73%
・DDOG(データドッグ) …+0.73%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.20%
・MQ(マルケタ) …▲0.26%
・U(ユニティ) …+3.63%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.384から4.339に低下しました。
為替はジリジリと円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落したことが分かります。

全体的に弱いわね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇しておりNVDA+1.35%と変われましたが、5銘柄が下落してMETA▲1.87%、GOOG▲1.73%、AMZN▲1.39%と下げています。
金融株には決算で上昇した銘柄もありました。
・PLTR(パランティア)…+6.24%
・HPE(ヒューレットパッカード)…+5.11%
・NFLX(ネットフリックス)…+4.83%
・CRWD(クラウドストライク)…+3.73%
・BAC(バンク・オブ・アメリカ)…+3.60%
・WBD(ワーナー・ブラザース)…+2.87%
・DXCM(デクスコム)…+2.73%
・VST(ビストラ・エナジー)…+2.72%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・ALB(アルビマール)…▲5.89%
・ZBH(ジンマー・バイオメット)…▲4.61%
・DOW(ダウ)…▲4.09%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…▲3.75%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…▲3.38%
・MTD(メトラー・トレド)…▲3.35%
・WAT(ウォーターズ)…▲3.09%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは先週末に続けて4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。

・金融 …+0.60%
・情報技術 …+0.44%
・不動産 …+0.26%
・公益事業 …+0.22%
・エネルギー…▲0.01%
・素材 …▲0.23%
・通信 …▲0.27%
・資本財 …▲0.40%
・ヘルスケア…▲0.62%
・一般消費財…▲0.63%
・生活必需品…▲0.63%
全体を通して1%を超える変動のあったセクターはありませんでした。
それでも金融や情報技術は何とか上げることができています。
出来高の少ない相場において売られているのがディフェンシブセクターでした。
昨日は生活必需品がもっとも売られていますが、直近3か月は生活必需品がベストパフォーマンスの相場が続いています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.17%下落して、終値では5.396に下げています。
先週は大きな下落からリバウンドしていたS&P500ですが、今週は2日続けて大きな変動はナシ。
関税の不透明感が晴れない日が続き、投資家たちも次の一手が打てない状況のようです。
出来高もかなり少ない状況ですので、やはりトランプ関税の次なるニュースを待っているようです。
週末にはネットフリックスの決算発表がありますが、市場への影響はほとんどないのかもしれません。

来週にはメガキャップ決算がはじまるわ!
FEAR&GREEDインデックスは19と変わらずEXTREME FEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
対EU20%上乗せ関税について交渉進まず
EUは米国と貿易交渉を行ったがほとんど進展は得られず、対EU関税のほとんどが撤廃されることはない見解が示されました。
90日間の一時停止中の20%対EU上乗せ関税や、自動車や鉄鋼・アルミニウムなどの関税については撤廃されないとなると、貿易摩擦により経済の停滞を生み出すことになりそうです。
今回は軟調な交渉に終わったようですが、まだ関税発動までの猶予期間はありますから、次にはお互い歩み寄って結果を出してほしいところです。

上乗せは撤廃したいわね!
NY連銀製造業景気指数は2か月連続で縮小
昨日発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数は、2か月連続で50を切り製造業の縮小が示唆されました。
トランプ関税が重しとなり、景況見通しは2001年以来の低水準に急落しています。
製造業景況指数はマイナス8.1で景気縮小を示していますが、市場予想のマイナス13.5を上回っており、先月比でも11.9ポイント回復しています。

景気見通しは最悪や
エヌビディアに対中輸出規制で株価急落
エヌビディアのH20製品に約55億ドルの対中輸出許可が必要になることが明らかになりました。
今後も対中規制は強化されることが予想され、同社の株価は時間外で▲6.16%と急落しています。

エヌビディアは従来の規制を前提とした製品ラインの見直しを迫られることになりそうです。

コロコロ変わると困るわね!
4月の注目イベントについて
4月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・4/16 小売売上高
・4/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・4/30 PCEデフレーター
・4/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【4/15 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.17%
・ダウ平均 …▲0.38%
・NASDAQ100…+0.18%
【経済トピックス】
・対EU20%上乗せ関税について交渉進まず
・NY連銀製造業景気指数は2か月連続で縮小
・エヌビディアに対中輸出規制で株価急落
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
対EUの上乗せ関税については進展が見られず、米政府の目論んでいるディールが思い通りには進まないことが示されました。
また、米政府はエヌビディアに対しても対中規制を強化しており、もはや暴君っぷりは本質的な強いアメリカを目指しているようには見えません。
今後の株価がどちらに動くのかは、トランプ大統領の一言にかかっているというのも面白い状況ではありませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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