昨日の米国市場は大きく下落しました。
プレマーケットでは大きく上昇していたことから、底打ちしたと考えた投資家も多かったと思いますが、起きてびっくりの下落となっていました。
米中貿易摩擦が市場の重しになったようですが、もうホント関税のニュースはやめて欲しいですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky4/8 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
関税関連のニュースが相場を荒らしていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲1.57%
・ダウ平均 …▲0.84%
・NASDAQ100…▲1.95%
プレマーケットから大きく買われていた相場は、マーケットがオープンするとさらに上昇していきました。
その後、急激に売られはじめると、引けにかけても買い戻されることはありませんでした。
ナスダックは一時4%以上の上昇をしていましたので、日中だけで6%以上下げたことになります。

残念過ぎる1日だったわね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲2.98%
・COIN(コインベース) …▲3.69%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.21%
・DDOG(データドッグ) …▲1.36%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲3.21%
・MQ(マルケタ) …▲1.06%
・U(ユニティ) …▲2.90%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.160から4.291に上昇しました。
為替は一気に円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が急落していることがわかります。

そろそろ下げ止まって欲しいわ!

マグニフィセント7はすべて下落しており、AAPL▲4.98%、TSLA▲4.90%、AMZN▲2.63%と大きく下げています。
相場全体が下落する中でも、大きく上昇した銘柄もあったようです。
・HUM(ヒューマナ)…+10.69%
・CVS(CVSヘルス)…+5.92%
・UNH(ユナイテッドヘルス)…+5.41%
・LMT(ロッキード・マーチン)…+2.91%
・CEG(コンステレーション・エナジー)…+2.86%
・GD(ゼネラル・ダイナミックス)…+2.71%
・RTX(RTX)…+2.68%
・HII(ハンティントン)…+2.31%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・ALB(アルビマール)…▲12.63%
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…▲11.19%
・ON(オン・セミコンダクター)…▲8.92%
・BBY(ベスト・バイ)…▲8.26%
・GNRC(ジェネラック)…▲7.89%
・SWKS(スカイワークス)…▲7.83%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…▲7.44%
・INTC(インテル)…▲7.36%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが下落した1日となりました。

・公益事業 …▲0.55%
・金融 …▲0.62%
・資本財 …▲1.08%
・通信 …▲1.36%
・生活必需品…▲1.41%
・ヘルスケア…▲1.49%
・情報技術 …▲2.21%
・不動産 …▲2.63%
・一般消費財…▲2.79%
・素材 …▲2.90%
・エネルギー…▲2.91%
前セクターが下げるリスクオフ相場となりましたが、下落が限定的だったのは公益事業と金融のみでした。
その他は大きく下げており、特に下げたのがエネルギーや素材、一般消費財や不動産でした。
現在のような弱気相場ではどのセクターを買えば助かるといった状況ではなさそうですね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲1.57%下落して、終値では4,982に下げています。
前日には陽線で引けたことで底をつけた可能性を感じたS&P500ですが、昨日は最悪な1日となりました。
プレマーケットでは3%以上も上げていたことで完全に反転のサインと思えたのですが、その後急落に転じたことで日中だけで▲6.78%も下落したことになりました。
終値では大台の5,000を下回ってしまい、昨年2月の水準にまで下げています。
いったいどこまで下げてしまうのでしょうか。。。

年初来でも▲15.28%の下落ね!
FEAR&GREEDインデックスは4と変わらずEXTREME FEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
報復への報復で中国へ104%の関税
9日の相互関税の発動を前に同盟国との交渉準備をしている米政府ですが、中国からの輸入品の多くには104%の関税を課す方針は変わらないとのこと。
米国の中国に対する関税に対し、中国は報復処置をすると発表していましたが、米国はさらに追加関税をかけるという。
中国が米国に対して折れるとか歩み寄るとかはないような気がするんですけど、このような結果になることは事前にわからなかったのでしょうか。

相変わらずの米中関係ね!
サンフランシスコ連銀総裁『利下げを急ぐ必要はない』
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、関税による経済への影響を見極めるためにも政策金利の調整を急ぐ必要はないとの考えを示しました。
FRBは昨年だけでも100ベーシスポイントの金利を引き下げてきたとし、この水準は十分にインフレを抑制し経済が弱含むほどはないと考えているとのこと。
同氏は経済成長は順調と考えているようですが、市場は年内4回の利下げを必要としていると予想しています。


またFRBが後手を踏みそうやな
メタが新たなAIモデルを発表
メタ・プラットフォームズは新たなAIモデル『ラマ』を発表しました。
世界で最先端クラスの大規模言語モデル(LLM)に基づき構築したとのこと。
中国のスタートアップDeepSeekが1月に登場して以来、同国のテクノロジー各社は新たなモデルやサービスを相次ぎ発表していますので、米国勢はこれに対応しようとしているようです。

もう市場の興味はAIにないわね!
4月の注目イベントについて
4月に入りましたので重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
*4/10 消費者物価指数(CPI)
・4/11 生産者物価指数(PPI)
・4/11 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・4/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・4/16 小売売上高
・4/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・4/30 PCEデフレーター
・4/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【4/8 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲1.57%
・ダウ平均 …▲0.84%
・NASDAQ100…▲1.95%
【経済トピックス】
・報復への報復で中国へ104%の関税
・サンフランシスコ連銀総裁『利下げを急ぐ必要はない』
・メタが新たなAIモデルを発表
昨日の米国市場は大きく下落しました。
プレマーケットでの大きな上昇を打ち消し、1日で大きく下落したことで投資家の楽観は打ち砕かれました。
どこかで反転すると信じている投資家が多い中では、まだまだ底をつけることはないのかもしれませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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