昨日の米国市場は大きく上昇しました。
3月のFOMCが開催され、2会合連続となる金利据え置きが発表されました。
一方で経済成長は減速しインフレ率は上昇するとの見通しが示されましたが、パウエル議長のハト派な意見が市場に安心を与えたようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky3/19 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
FOMCでは金利据え置きが発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+1.08%
・ダウ平均 …+0.92%
・NASDAQ100…+1.30%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後売り戻されることもありながらも引けにかけては大きく上昇していきましたが、大引けには利確売りがありました。

安心できない相場が続くわね!

ハイパーグロース株もイケイケやな
・AFRM(アファーム) …+9.18%
・COIN(コインベース) …+4.75%
・CRWD(クラウドストライク)…+3.28%
・DDOG(データドッグ) …+1.46%
・DOCS(ドキシミティ ) …+2.25%
・MQ(マルケタ) …+1.33%
・U(ユニティ) …+1.94%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.285から4.247に低下しました。
ドル円はジリジリとドル安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上げていることがわかります。

嬉しい上昇ね!

マグニフィセント7はすべてが上昇して、TSLAが+4.68%、GOOGが+2.22%、NVDAが+1.81%と大きく上げています。
まんべんなく上げた相場でしたが、大きく上げた銘柄をピックアップしていきます。
・BA(ボーイング)…+6.84%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+5.80%
・RCL(ロイヤル・カリビアン・クルーズ)…+5.77%
・CZR(エルドラド・リゾート)…+5.66%
・APH(アンフェノール)…+5.58%
・GEV(GEベルノバ)…+5.29%
・AXON(アクソン)…+5.21%
・WBD(ワーナーブラザース)…+5.10%
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・INTC(インテル)…▲6.94%
・PGR(プログレッシブ)…▲3.53%
・TECH(テクネ)…▲3.09%
・WAT(ウォーターズ)…▲2.83%
・SYY(シスコ)…▲2.65%
・DGX(クエスト・ダイアグノスティクス)…▲2.57%
・GILD(ギリアド・サイエンシズ)…▲2.47%
・RVTY(レビティー)…▲2.46%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが上昇した1日となりました。

・一般消費財…+1.72%
・エネルギー…+1.47%
・情報技術 …+1.43%
・資本財 …+1.26%
・通信 …+1.19%
・金融 …+1.03%
・公益事業 …+0.69%
・素材 …+0.36%
・生活必需品…+0.18%
・不動産 …+0.09%
・ヘルスケア…+0.05%
テスラにけん引されて一般消費財セクターが大きく上昇しました。
エネルギーは相変わらず好調ですね。今から飛び乗っても大きな利益が上げられそうです。
情報技術も含めて6セクターが1%を超える上昇となりました。
一方で、ヘルスケアや不動産、生活必需品といったディフェンシブセクターの上げ幅は限定的でした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+1.08%上昇して、終値では5,675に上げています。
歴史的な速度で下落が続くS&P500ですが、昨日は一旦上昇しています。
1ヶ月前には史上最高値を更新していましたが、そこからまさかの▲10.13%下落していました。
現在は+2.78%ほどリバウンドしていますが、まだ騙し上げの可能性もあります。
大統領選前の下値が抵抗線となり、上ヒゲをつけて押し戻されていますのでまだ売り圧力も強いようです。
MACDはゴールデンクロスが発生しそうな状況ですので、テクニカル的には反転が期待できそうですね。

年初来でも▲3.51%に戻したわね!
FEAR&GREEDインデックスは20から22に上げEXTREME FEARです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
金利据え置きのFOMC成長鈍化を示唆
3月18-19日で開催されたFOMCでは、2会合連続となる金利据え置きが発表されました。
一方で、経済成長の減速とインフレ高止まりの可能性が懸念され、FRBとしては身動きの取れない状況です。
FFレートは4.25-4.5%据え置きでも、バランスシート縮小ペースの減速を4月にも開始する方針が示されています。
・年末のコアインフレ2.8%と予想
→前回予測の2.5%から引き上げ
・25年の成長率予想1.7%に引き下げ
→前回予想の2.1%から引き下げ
・年末の失業率予想は4.4%に上昇
→前回予想は4.3%
・トランプ減税によって不確実性が高まっている
→今後見極める
・インフレ率は上昇し始めている
→インフレ率上昇は「一過性」
新たに発表されたドットプロットでは年内2回の利下げを予想していますが、8人の当局者は1回以下の利下げを予想しています。

市場は年内3回を予想していますので、今後すり合わせが必要になりそうです。


総じてハト派だったわね!
エヌビディアCEO演算インフラへの需要高まる
エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは年次開発者会議「GTC」で、新しいAIモデルは演算インフラへの需要をさらに高めることにつながるとの考え示しました。
DeepSeekによって少ない費用で強力なテクノロジーを生産できると示されましたが、フアンCEOは認識は誤りだったとしています。
AIに関するマーケットでは競争の激化が進んでいますが、エヌビディアが頭ひとつ抜けていることは間違いなさそうですね。

まだまだ急成長しとるしな
xAIがMSFTとBLKのAI基金に参加
マイクロソフトとブラックロックはデータセンターなどのAIインフラを建設する大規模のプロジェクトに、イーロン・マスク氏率いるAIスタートアップ企業のxAIが参加すると発表しました。
xAIはオープンAIとはライバル関係にありますが、マイクロソフトはオープンAI最大の支援者であり、ブラックロックはオープンAI取締役会に幹部を送り込んでいるほどの密接な関係にあります。
AIへの熱狂は資金需要を高め、幅広い分野の企業が大規模な投資をしていますが、どこが生き残るのかに注目が集まっています。

これからもAIには注目ね!
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標をチェックしておきましょう。
・3/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・3/28 PCEデフレーター
・3/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【3/19 米国市場の値動き】
・S&P500 …+1.08%
・ダウ平均 …+0.92%
・NASDAQ100…+1.30%
【経済トピックス】
・金利据え置きのFOMC成長鈍化を示唆
・エヌビディアCEO演算インフラへの需要高まる
・xAIがMSFTとBLKのAI基金に参加
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
3月のFOMCでは2会合連続の金利据え置きが発表されましたが、インフレ率の上昇が懸念されています。
パウエル議長が言うように一時的なモノだったらよいのですが、トランプ大統領の言動には不確実性が高いため、今後を予測するのは非常に難しい状況です。
このまま株価が上向いてくれることに期待したいところですが、まだまだ楽観できるほどの相場ではなさそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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