昨日の米国市場は大きく上昇して大統領選後もっとも大きな上げ幅となりました。
とはいえ、週間ベースでは4週連続の下落となり、昨年7月の続落以来最長の下げとなっています。
特に上げる材料があったワケではなく、単にトランプ関税のニュースがなかっただけという1日でした。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky3/14 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+2.13%
・ダウ平均 …+1.65%
・NASDAQ100…+2.49%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後も売り戻されることなく、引けにかけても上げ続けていきました。

久しぶりに気持ちの良い上げね!
週間ベースで見るとS&P500は▲2.27%、ダウは▲3.07%、NASDAQ100は▲2.46%の下落となりました。

ハイパーグロース株もイケイケやな
・AFRM(アファーム) …+6.78%
・COIN(コインベース) …+3.17%
・CRWD(クラウドストライク)…+6.38%
・DDOG(データドッグ) …+3.16%
・DOCS(ドキシミティ ) …+4.24%
・MQ(マルケタ) …+2.50%
・U(ユニティ) …+1.42%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.270から4.320に上昇しました。
ドル円はジリジリとドル安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大きく上げていることがわかります。

最高の気分の朝よ!

マグニフィセント7はすべてが上昇して、NVDAが+5.27%、TSLAが+3.86%、METAが+2.87%、MSFTが+2.58%と大きく上げています。
テクノロジー以外にも大きく上げた銘柄がありましたのでピックアップしていきます。
・ULTA(アルタ)…+13.68%
・CCI(クラウン・キャッスル)…+10.37%
・PLTR(パランティア)…+8.31%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+7.91%
・CE(セラニーズ)…+7.46%
・DAL(デルタ航空)…+6.44%
・MU(マイクロン)…+6.23%
・DAY(デイフォース)…+6.15%
一方で、わずかですが大きく下落した銘柄もありました。
・ABT(アボット・ラボラトリーズ)…▲2.45%
・DLTR(ダラー・ツリー)…▲2.18%
・BMY(ブリストル・マイヤーズ)…▲2.11%
・REGN(リジェネロン)…▲2.02%
・KVUE(ケンビュー)…▲1.60%
・KR(クローガー)…▲1.51%
・NKE(ナイキ)…▲1.35%
・TMUS(Tモバイル)…▲1.20%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは久しぶりに11セクターすべてが上昇した1日となりました。

・情報技術 …+3.05%
・エネルギー…+2.60%
・金融 …+2.52%
・一般消費財…+2.15%
・不動産 …+2.02%
・資本財 …+2.01%
・公益事業 …+2.01%
・通信 …+1.92%
・素材 …+1.75%
・ヘルスケア…+0.96%
・生活必需品…+0.49%
情報技術が3%を超える大きな上げとなりましたが、週間ベースでは▲2%以上も下げています。
今週はエネルギーと公益事業セクターが上げており、それぞれ2%以上上げていますが、他9セクターはすべて下落しています。特にディフェンシブセクターが弱く生活必需品やヘルスケアといったセクターが大きく下げました。
1ヶ月のパフォーマンスではすべてのセクターが下落しており、特に一般消費財や情報技術、通信といったセクターは▲10%もの急落をしています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+2.13%上昇して、終値では5,638に上げています。
久しぶりに大きく上昇したS&P500ですが、まだ大統領選の日の水準を上回れていません。
直近高値からは▲8.22%、3月の下落率も▲5.30%と急落相場の真っ最中です。
出来高も少ないので一時的な上昇の可能性もありますので、まだ底をつけたと判断するには早いと考えられます。

年初来でも▲4.13%に戻したわね!
FEAR&GREEDインデックスは15から21に上げましたがEXTREME FEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ミシガン大消費者マインド2年ぶり低水準
昨日発表された3月のミシガン大学消費者信頼感は2年ぶりの低水準となり、消費者は追加関税が家計の重しになると考えていることを示唆しました。
【3月】
□結果…57.9(予想…63.0)
前月…64.7
□1年先インフレ期待…4.9%
(予想…4.3%)前月…4.3%
□5-10年先インフレ期待…3.9%
(予想…3.4%)前月…3.5%
一方でインフレ期待は大幅に上昇しており、回答者の半数は関税について言及したとのこと。
インフレの再燃と消費の低迷が懸念されて、発表後の株価は一時下落しましたが、その後持ち直したところを見ると、市場はそこまで消費に悲観しているわけではなさそうです。

いい傾向ではないわね!
金価格が初めて1オンス3,000ドルを突破
金スポット価格が史上初めて1オンス3,000ドルを上回りました。
世界的な経済の脆弱性やトランプ関税などが金価格を押し上げたようです。
株式と金価格の逆相関性は特に今年に入ってからが顕著で、S&P500が▲4%下げる中で金は+12%も上げています。
この先も株式が下げると考えるのであれば、アセットの一部をゴールドに振り向けておくのは良い戦略かも知れませんね。

金に投資するならいいETFがあるで
アップル『Siri』開発の遅れを『みっともない』
アップルの『Siri』開発経営幹部はスタッフを前に、新機能のローンチが遅れていることを『みっともない』と叱責しました。
今年春のローンチを目指して全力で取り組んできたが、実現は早くても来年以降になる見通しとのこと。
新機能をいつローンチできるかさえ不明瞭といった事態は、すでにアップルが世界のトップ企業という座を明け渡してしまったことを示しているのかも知れません。
アップルの株価がさえないのはAIで遅れを取ったアップルが、ライバルに追い付くことにも苦労している点ですね。

王者復活が待たれるわね!
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標をチェックしておきましょう。
・3/17 小売売上高
・3/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*3/18・19 政策金利決定会合(FOMC)
・3/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・3/28 PCEデフレーター
・3/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【3/14 米国市場の値動き】
・S&P500 …+2.13%
・ダウ平均 …+1.65%
・NASDAQ100…+2.49%
【経済トピックス】
・ミシガン大消費者マインド2年ぶり低水準
・金価格が初めて1オンス3,000ドルを突破
・アップル『Siri』開発の遅れを『みっともない』
昨日の米国市場は大きくに上昇しました。
久しぶりにトランプ大統領による関税ニュースがなかったことが唯一の好材料となりました。
S&P500は前日にも調整局面入りしていますが、すべての下落から回復してきた米国市場を信じるのであれば、良い押し目と考えても良いかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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