昨日の米国市場は大きく下落しました。
特にハイテク株を多く含むナスダック100は高値から▲12%以上も下げたことで、調整局面入りとなりました。
トランプ大統領が関税政策によって強いアメリカを取り戻そうとする中で、経済が痛みを伴っても仕方ないと語ったことで株式市場は急落しました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky3/10 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
トランプ大統領によって株式市場が荒れていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲2.70%
・ダウ平均 …▲2.08%
・NASDAQ100…▲3.81%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。
その後も買い戻されることなく下げ続け、引けにかけても買われることはありませんでした。

今年一番の下げ幅ね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲10.72%
・COIN(コインベース) …▲17.58%
・CRWD(クラウドストライク)…▲7.39%
・DDOG(データドッグ) …▲7.28%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲5.50%
・MQ(マルケタ) …▲4.68%
・U(ユニティ) …▲11.08%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.305から4.219に低下しました。
ドル円はジリジリとドル安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落したことが分かります。

こんな姿見たくないわ!

マグニフィセント7はすべてが大きく下落して、特にTSLAは▲15.43%とS&P500でもっとも下げた銘柄となりました。他にもNVDAが▲5.07%、AAPLが▲4.85%、GOOGが▲4.52%、METAは▲4.42%と急落しています。
メガテックや半導体は急落していますが、それでも大きく上昇した銘柄もあったようです。
・REGN(リジェネロン)…+5.27%
・AES(エーイーエス)…+4.71%
・NEE(ネクステラ・エナジー)…+4.57%
・DVA(ダビータ)…+3.32%
・BMY(ブリストル・マイヤーズ)…+3.31%
・CME(シーエムエー)…+3.03%
・ED(コンソリデーテッド・エジソン)…+2.91%
・CBOE(シービーオーイー)…+2.83%
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・MCHP(マイクロチップ・テクノロジー)…▲10.57%
・PLTR(パランティア)…▲10.57%
・DXCM(デクスコム)…▲9.15%
・NOW(サービスナウ)…▲7.85%
・FICO(フェア・アイザック)…▲7.57%
・CCL(カーニバル・クルーズ)…▲7.56%
・ANET(アリスタネットワークス)…▲6.96%
・DPZ(ドミノピザ)…▲6.78%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。

・公益事業 …+045%
・エネルギー…+0.28%
・生活必需品…▲0.99%
・不動産 …▲1.19%
・ヘルスケア…▲1.66%
・資本財 …▲1.78%
・素材 …▲2.25%
・金融 …▲2.78%
・通信 …▲3.36%
・一般消費財…▲3.77%
・情報技術 …▲4.45%
先週に続いて公益事業やエネルギーといったセクターが上昇。今回の下落相場では強いセクターなのかもしれませんね。
他にも生活必需品やヘルスケアなども安定していますね。
一方で、情報技術や一般消費財、通信といったセクターには厳しい相場が続いています。
昨年、一昨年と上昇相場では大きく上げてきたセクターですから、下げ相場ともなると厳しい下落が続きます。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲2.70%下落して、終値では5,614に下げています。
3週間前には過去最高値の更新をしていたS&P500ですが、昨日も大きな下落によって高値からは▲8.62%の下げ幅に拡大。
今夜にも調整局面入りとなる可能性もありますね。
200日移動平均線を下に切り、昨年11月のトランプ大統領当選による上昇のすべては吹き飛んでいます。
MACDも下落トレンドを深めていますので、当分のあいだ下げ止まることはないのかもしれません。

年初来でも▲4.54%に下げたわね!
FEAR&GREEDインデックスは20から15に下げてEXTREME FEARを深めています。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
トランプ大統領『痛みなくして経済の復活なし』
トランプ大統領は『米経済は過渡期にある』と述べ、痛みなくして経済の復活はなしと語りました。
関税は米国を豊かにし再び偉大にするためのものだとし、そのために株式市場が荒れたとしても仕方ないと考えているようです。
ベッセント財務長官も『市場は中毒症状にあり、この先デトックスの時期となる』と語っているため、株式市場は当分見捨てられそうな状況になりそうですね。

まだ数か月は下がりそうね!
アップルがiPhoneインターフェース変更へ
アップルがソフトウエアの大幅刷新を準備しており、iPhoneやiPad、Macなどのインターフェースを新世代のユーザー向けに変えることを目指しているとのこと。
OSの見た目が抜本的に変わり可能性があり、刷新は年内に予定されているようです。
iPhoneの売り上げは低迷が続いていますから、アップルは画期的な新インターフェースが需要の喚起につながることを期待しているようです。

ちょっと楽しみやな
テスラ納車台数下方修正相次ぐ
テスラのEV納車台数予測を大幅に引き下げ始めたことにより、株価がさらに急落しています。
1日で▲15%以上下げており、年初来での下げ幅は▲45%にも至ります。
イーロン・マスクCEOのDOGEでの活動は、テスラ車の不買運動を呼び起こすほど影響していますので、テスラホルダーにとっては何もいいことがありませんね。

本業に戻って欲しいわね!
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標をチェックしておきましょう。
*3/12 消費者物価指数(CPI)
・3/13 生産者物価指数(PPI)
・3/14 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・3/17 小売売上高
・3/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*3/18・19 政策金利決定会合(FOMC)
・3/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・3/28 PCEデフレーター
・3/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【3/10 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲2.70%
・ダウ平均 …▲2.08%
・NASDAQ100…▲3.81%
【経済トピックス】
・トランプ大統領『痛みなくして経済の復活なし』
・アップルがiPhoneインターフェース変更へ
・テスラ納車台数下方修正相次ぐ
昨日の米国市場は大きく下落しました。
トランプ政権は強いアメリカを取り戻すためには、経済に痛みが伴っても仕方ないと語ったことで、市場には悲観が広がりました。
ここまでくると株価がすぐに反転するとは思えない状況ですが、どこで底をつくかもわかりませんので、それぞれの投資戦略を考えるうえで難しい局面を迎えています。
下手に動くと逆に損をする可能性もありますが、やはり資産が減り続けると何か対策を打ちたくなってしまいますよね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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