昨日の米国市場は連日の上昇でS&P500は2日連続の高値更新となりました。
関税報道がネガティブに捉えられなければ上がれる相場が続いているようです。
一方で、決算発表を中心に個別銘柄に関するニュースが増えてきましたね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky2/19 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずか上昇しました。
相変わらずトランプ大統領に関するニュースが続きますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.24%
・ダウ平均 …+0.16%
・NASDAQ100…+0.05%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
ダウに関しては出遅れていたのですが、引けにかけては3指数ともに買われていきました。

引けに強い相場が続くわね!

ハイパーグロース株はボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲5.68%
・COIN(コインベース) …▲2.25%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.15%
・DDOG(データドッグ) …▲1.36%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.60%
・MQ(マルケタ) …+3.78%
・U(ユニティ) …▲1.60%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.552から4.535に低下しました。
ドル円は再びドル安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上げた銘柄のほうがわずかに多かったように見えます。

元気は感じられないわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇。TSLAが+1.82%、MSFTが+1.25%と大きく上げています。一方で下げたのが3銘柄。METAが▲1.76%と20連騰の後の2続落。
急騰銘柄は少なかったようですが、アナログタイプの半導体が強かったようです。
・GRMN(ガーミン)…+12.64%
・MCHP(マイクロチップ・テクノロジー)…+9.90%
・ADI(アナログ・デバイシズ)…+9.74%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+7.97%
・DVN(デボン・エナジー)…+7.71%
・NXPI(NXPセミコンダクターズ)…+7.31%
・ON(オン・セミコンダクター)…+6.87%
・TXN(テキサス・インスツルメンツ)…+5.29%
GRMNは決算が好感されて株価急騰。ADIの好決算が半導体銘柄をけん引したようです。また、SMCIはまだ強い相場が続いています。
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・CE(セラニーズ)…▲21.46%
・AXON(アクソン)…▲16.42%
・PLTR(パランティア)…▲10.08%
・CDNS(ケイデンス・デザイン)…▲8.78%
・ANET(アリスタネットワークス)…▲6.43%
・INTC(インテル)…▲6.10%
・SNPS(シノプシス)…▲4.58%
PLTRは国防総省への予算削減が発表されたことで急落しています。アフターでも下げが止まりませんので、いったんのフィーバーは終了でしょうか。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。

・ヘルスケア…+0.91%
・生活必需品…+0.70%
・公益事業 …+0.34%
・エネルギー…+0.11%
・不動産 …+0.06%
・通信 …▲0.08%
・情報技術 …▲0.11%
・資本財 …▲0.21%
・金融 …▲0.22%
・一般消費財…▲0.37%
・素材 …▲1.20%
昨年まで元気のなかったヘルスケアですが、今年に入り完全にトレンド転換しています。個人的には今後も期待できるセクターだと考えています。
他にも生活必需品や公益事業などディフェンシブセクターが強い1日となりました。
一方で、素材が大きく反落して、これまで上げてきた分の揺り戻しが入ったようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.24%上昇して、終値では6,144に上げています。
前日にも高値を更新していたS&P500ですが、昨日も今年3回目の高値更新となりました。
長い陽線をつけての上昇ですが、プレマーケットでは売られていましたので、上げ圧力はそこまで強くはないのかもしれません。
50日移動平均線からはかなり乖離してきましたので、強い相場のはじまりとなることを祈りましょう。

ジリジリと上げてほしいわね!
FEAR&GREEDインデックスは49から48に下げましたがNUETRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
1月FOMC議事要旨インフレ抑制進展まで金利維持
1月のFOMC議事要旨が発表されましたが、根強いインフレを受けて金利を据え置く構えを表明しています。
強い景気と最大雇用が続いていることと、経済政策の不確実性を背景に当分は利下げをしない意思を感じます。
昨年3会合連続で1%下げた金利がどこまで影響しているかを確認したいといった意見も聞かれました。
2025年の利下げは基本を1回。場合によっては2回を考えているようです。

バランスシートも縮小してるわ!
アップルのiPhone16eは9万9,800円
アップルがiPhoneの廉価版を発表しましたが、予想されていたSE4ではなく16eといったモデルとなりました。
日本では128GBでも9万9,800円ということで、そこまで安いと感じるほどではありませんでしたが、599ドルですから円安が影響しているようですね。
スマホ販売の巻き返しを図るアップルですが、クアルコム製のチップを自社製に変えたことで利益率の改善が期待されます。

株価的にはそこまで期待されとらんな
マイクロソフト初めての量子チップを発表
マイクロソフトは初となる量子コンピューティング向けチップ「マヨラナ1」を発表しました。
量子コンピューティングの分野はここ数カ月で実用化に近づいていることが示されていますが、従来のスーパーコンピューターよりも格段に計算が早くなるとのこと。
量子コンピュータは計算時に出るエラーの訂正が大きな課題となっていますが、同社はエラーを最小限に抑えることに注力しているようです。

量子の時代が近づいてるわね!
2月の注目イベントについて
2月もまだ重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールをチェックしておきましょう。
・2/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・2/28 PCEデフレーター
・2/28 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【2/19 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.24%
・ダウ平均 …+0.16%
・NASDAQ100…+0.05%
【経済トピックス】
・1月FOMC議事要旨インフレ抑制進展まで金利維持
・アップルのiPhone16eは9万9,800円
・マイクロソフト初めての量子チップを発表
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。S&P500は今年3回目の高値更新。
利下げ観測は後退していますが、景気や雇用が強いことは株式市場にとっては良い環境ですから、インフレに関しては上振れが続かないことを注視する必要がありますね。
個別株に関しては『これを買っておけばいい』といったものはありませんので、情報収集を続けてマイルールを守ることが重要ですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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