昨日の米国市場はS&P500は大きく上昇しました。
消費者物価指数(CPI)でインフレ鈍化が示唆されたことで、市場はリスクオンとなりました。
このところ軟調だったナスダックもここから巻き返してくれるといいですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
クリックでランキングの応援してください!
ポチってくれると励みになります。
Xの相互フォロー待ってるわ!
Follow @RamTky1/15 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
消費者物価指数の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500 …+1.83%
・ダウ平均 …+1.65%
・NASDAQ100…+2.31%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後わずかに利確売りが入る場面もありましたが、引けにかけても買われていきました。
年初来で3指数そろってプラ転ね!
ハイパーグロース株もイケイケやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.794から4.653に低下しました。
ドル円はいったん円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることが分かります。
鮮やかな緑ね!
マグニフィセント7はすべてが上昇。TSLAが+8.04%の爆上げ、META+3.85%、NVDA+3.37%、GOOG+3.10%も3%を超える急騰。
好決算が相次いだ金融株を中心に大きく上昇した銘柄も多かったようです。
一方で、わずかですが大きく下落した銘柄もありました。
米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。
今なら無料で口座開設すると、人気の米国株がもらえるキャンペーンをやっています。
取引口座を開けば
24時間取引も可能なの!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが上昇した1日となりました。
・金融 …+2.63%
・一般消費財…+2.56%
・通信 …+2.55%
・情報技術 …+2.19%
・公益事業 …+1.45%
・素材 …+1.15%
・エネルギー…+1.15%
・資本財 …+0.74%
・不動産 …+0.61%
・ヘルスケア…+0.60%
・生活必需品…+0.07%
大手銀行株の好決算を受けて金融が大きく上げており、メガテックのけん引によって一般消費財、通信、情報技術も2%を超える上昇。
全セクターが上げるリスクオン相場の中でも、生活必需品やヘルスケアなどのディフェンシブセクターは、そこまで上げ幅を伸ばすことはできませんでした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+1.83%上昇して、終値では5,949に上げています。
年初来でマイナスに突入していたS&P500ですが、昨日の大きな上昇を受けてプラ転しました。
レジスタンスとなりそうだった5,870を一気に上抜けて、50日移動平均線にタッチするところまで上げています。
やはり消費者物価指数(CPI)はトリガーとなりましたが、逆もあり得る状況でしたのでほっと一安心ですね。
とはいえ、決算シーズンもはじまり、来週にはトランプ大統領の就任もありますので気が抜けない展開が続きます。
次の目標は6,000超えね!
FEAR&GREEDインデックスは27から29に上がりましたが、意外にもFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
インフレ鈍化示唆のCPIに金利低下
12月の消費者物価指数(CPI)は市場予想通りの結果となり、インフレ鈍化が示唆されました。
【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…2.9%(予想…2.9%)
・前回…2.7%
〈前月比〉
・結果…0.4%(予想…0.4%)
・前回…0.3%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…3.2%(予想…3.3%)
・前回…3.3%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.3%)
・前回…0.3%
FRBも重視するコア指数の伸びが鈍化したことでインフレ懸念は後退。安堵した市場は金利の低下と株高を招きました。
このところインフレの再燃が懸念されていただけに市場の警戒感が高まっていましたから、これは多くの投資家にとって朗報となったようです。
ホッとしたわね!
決算シーズン到来、大手銀行株は好決算連発
昨日決算発表のあったJPM(JPモルガン・チェース)は、トレーディング収入が過去最高を記録しました。
同日に決算発表のあったGS(ゴールドマン・サックス)やWFC(ウェルズファーゴ)、BLK(ブラックロック)やC(シティグループ)も同様に好決算を連発しています。
11月の米大統領選に関連したボラティリティーが収入増につながったようです。
早速トランプ効果やな
インフレ目標の達成進展を示唆したリッチモンド連銀総裁
リッチモンド連銀のバーキン総裁は、CPIの結果を受けてFRBの目標である2%に向けたインフレ抑制の進展が示されたと述べました。
インフレ率が目標に向かって低下しているというストーリーは続いているした上で、政策金利はまだ景気抑制的であるべきだと語っています。
ラストワンマイルが難しいと言われているインフレ退治ですが、ゴールの中立金利は2.4%あたりと考えているのでしょうか。
まだ1年以上かかりそうね!
1月の注目イベントについて
今月の重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
CPIが予想を下回りインフレ鈍化を示唆したことで長期金利は低下しました。
このところ警戒感が高まっていた市場でしたが、一気にリスクオン相場に向かったことで大きな株高を呼び込みましたね。
また、金融銘柄の決算発表についても、概ね良好だったことも追い風となったようです。
とはいえ、トランプ大統領就任ではサプライズがあるかも知れませんので、このまま上昇相場となるかは神のみぞ知る状況です。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『最大10,000円+10%の紹介特典』がもらえるURL
コメント