昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
警戒している長期金利の上昇が止まらないことが非常に気になりますが、そろそろ上げ止まってくれないと株式市場にとっては厳しい環境になりそうです。
12月FOMC議事要旨も開示されましたが、この先も不確実性の多い市場となりそうですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky1/8 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
長期金利の上昇が止まりませんが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500 …+0.16%
・ダウ平均 …+0.25%
・NASDAQ100…+0.04%
プレマーケットではわずかに売られていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後は売られれば買われ、買われれば売られを繰り返しながらも、引けにかけては買われる展開となりました。
ギリギリの着地ね!
ハイパーグロース株は続落やな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.685から4.693に上昇しました。
ドル円はさらに円安方向に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄の方が多かったように見えます。
メガテックは元気ないわね!
マグニフィセント7は4銘柄が上昇。MSFTでも+0.52%と限定的な上げ幅でした。一方でMETAが▲1.16%と1%を超える下落。
全体的に変動が少ない相場でしたが、なかでも大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
一方で、大きく下落した銘柄も多かったようです。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。
・素材 …+0.59%
・生活必需品…+0.44%
・ヘルスケア…+0.42%
・資本財 …+0.31%
・不動産 …+0.17%
・金融 …+0.12%
・一般消費財…+0.07%
・情報技術 …▲0.09%
・エネルギー…▲0.16%
・公益事業 …▲0.19%
・通信 …▲0.57%
セクター別で見ても、上げ幅も下げ幅も限定的な1日となりました。
素材や生活必需品が上げる中で通信は下げていますが、今後に影響するような変動ではありませんでした。
市場もまだ少し今年のトレンドを探っているような状況です。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.16上昇して、終値では5,918に上げています。
去年の11月からレンジを抜けきれないS&P500ですが、昨日もわずかに上昇しました。
5,870付近がサポートラインとして機能していますので、何とか下抜けしないように耐えている状況に見えます。
どちらに抜けるにしても材料を探している状況ですが、なかなか上に抜ける起爆剤が欲しいところです。
下げ材料を探しているかのようね!
FEAR&GREEDインデックスは36から32に下がりましたがFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
利下げペース減速を示唆したFOMC議事要旨
昨年12月のFOMC議事要旨が開示されましたが、政策金利の引き下げペースはこれまで考えられてきたよりも減速しそうです。
インフレの高止まりを懸念するだけでなく、トランプ次期政権による関税引き上げを予測として織り込んだようです。
これまでは経済指標の数字だけを重視する舵取りをしてきたFRBでしたが、未来を織り込むようになってくるようだと、もはや何を見て政策金利を決めることになるのか予想もつきませんね。
不確実性が増えるわね!
バイデン大統領AIチップ輸出規制を強化
政権交代が近づくバイデン大統領が、エヌビディア製を含むAIチップの輸出制限を強化すると発表しました。
中国とロシアに先端技術が渡らないようにする取り組みのようですが、これを受けてエヌビディアの株価は時間外で▲1%以上の下落をしています。
どこまで規制をしてもどうにかして入手するんでしょうから、もう残り僅かの就任期間で変なことしないで欲しいですね。
また150ドルが遠のくな
利下げ支持するFRBウォラー理事
FRBのウォラー理事はインフレ率が目標の2%に向かっているとして、年内にも政策金利を引き下げる姿勢を示しました。
昨年12月のFOMCで発表されたドットプロットでは、2025年利下げ回数は2回と予想されていましたが、当局者の見解には開きがあるとのこと。
利下げを決定する材料はインフレ指標の他、失業率などの経済指標を考慮することになりますが、まだ何もわかっていませんので、これは予想するだけ無駄なような気はしますけどね。
対応の準備が大事なの!
1月の注目イベントについて
今月も重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
米10年債利回りの上昇が止まらず、5%に向かうようだと株式市場にとってみれば厳しい環境になりそうです。
経済が強すぎてもインフレ再燃の懸念は高まり、経済が弱いとリセッション懸念が高まる。まったくもってどっちやねんといった相場が続きますが、これから利下げに向かうと考えるのであれば株式のアップサイドを期待しても良い気がしています。
今夜はカーター元大統領の喪服の日となりますので市場はお休みです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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