昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しました。
メガテックが再び息を吹き返したように見えますが、エヌビディアは一気に調整局面を迎えました。
FOMCを控えた1週間がはじまりましたが、このままクリスマスラリーとなるのでしょうか。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky12/16 米国市場の値動き
昨日の米国市場はハイテク株を中心に上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500 …+0.38%
・ダウ平均 …▲0.25%
・NASDAQ100…+1.45%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックを中心に上昇していきました。
その後S&P500は横ばい、ダウはジリジリと下げる中、Nasdaqはヒタヒタと値を上げていきましたが、、引けにかけては少し売られる展開となりました。
ダウが8日連続の下落ね!
ハイパーグロース株はいい感じやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.401から4.403に上昇しました。
ドル円は再び円安方向に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方がわずかに多かったように見えます。
マグニフィセント7は6銘柄が上昇。TSLAが+6.14%と急騰が止まりません。GOOG+3.60%、AMZN+2.40%も好調でした。
一方で、NVDAが▲1.68%と続落が止まりません。8営業日で7日下落。11月の高値から▲11.34%下げて調整局面入り。チャート的にもヘッドアンドショルダーを形成していますので、$131のサポートラインを切るようなことがあれば下値を掘り下げる展開もあります。押し目を待っていた人にとってみれば、買い場到来かも知れませんね。
メガテック同様にハイテク株を中心に大きく上げた銘柄もありました。
AVGOは前日にも24%上昇していましたので暴騰していますね。
一方で、大きく下落した銘柄も多かったようです。
SMCIは色んな指数から外れることで株価の急落が止まりませんね。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。
・一般消費財…+1.14%
・通信 …+1.01%
・情報技術 …+0.91%
・金融 …+0.09%
・資本財 …+0.04%
・生活必需品…▲0.32%
・不動産 …▲0.47%
・公益事業 …▲0.63%
・ヘルスケア…▲0.77%
・素材 …▲1.13%
・エネルギー…▲2.13%
メガキャップにけん引されて一般消費財と通信、情報技術が上げています。やはり上げ相場ではこの3セクターが強いですね。
一方で、エネルギーや素材といったセクターは大きく下落しています。
クリスマスラリーはこのようなトレンドが続くのではないかと予測しています。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.38上昇して、終値では6,074に上げています。
先週は5日のうち1日しか上昇しなかったS&P500ですが、昨日は3日ぶりの上昇となりました。
12月に入ってから方向感に欠けていましたが、再び上昇に向かってくれるのでしょうか。
出来高も伴っていますので、FOMC次第ではクリスマスラリーに突入するかもしれませんね。
年末年始が楽しみね!
FEAR&GREEDインデックスは50から57に上げNEUTRALからGREEDに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
サービス業PMI加速で3年ぶりの高水準
昨日発表されたS&Pグローバルが購買担当者指数(PMI)は56.6に上昇。予想の55.1を上回り、前回の54.9からも続伸となりました。
サービス業PMIは58.5と企業活動が加速して3年ぶりの高水準となりましたが、製造業PMIは48.3に下落し不振は深刻化しているようです。
トランプ政権になれば関税が上がる懸念が製造業の活動を、さらに圧迫するかも知れませんね。
見通しも良好よ!
NY連銀製造業景気指数が12月は大幅低下
昨日発表された12月のニューヨーク連銀製造業景況指数は、1年半ぶりの大幅な低下となりました。
前回の+31.2から31ポイント低下の+0.2となり、予想の+10に対しても下回りました。
同指数は大幅にブレることでも知られていますので、単月での判断は難しいと考えますが、製造業には厳しい時期が続いています。
製造業にも頑張って欲しいな
ソフトバンク4年で15兆円を米国に投資
ソフトバンクグループが今後の4年間で米国に1000億ドル(約15兆円)投資するだろうと、トランプ次期大統領が発表しました。
ただし、ソフトバンクグループにはそこまでの資金力はありませんので、ARM株を売却するしかないといった懸念が高まっています。
トランプさんが前回大統領だった時の米国への投資は失敗している孫さんですが、今回は成功するといいですね。
それにしてもトランプさんは石破首相とは会わないのに、孫さんには会うんですね。
根っからのビジネスマンね!
12月の注目イベントについて
12月も重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しました。
メガテックが上昇する中で、エヌビディアには危機が訪れたようです。
1年といった短い期間でさえ『これだけ持っていれば大丈夫』なんてことはありませんので、日々のワークは忘れてはいけないようです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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