昨日の米国市場は上昇してS&P500とナスダックは高値更新となりました。
発表された雇用統計では失業率が上ブレたことで少し警戒されましたが、市場は大きな反応とはなりませんでした。
特にナスダックは1週間で爆上げしており、年末に向けて大きな上昇が期待されます。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky12/6 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
雇用統計は無事通過したようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500 …+0.25%
・ダウ平均 …▲0.28%
・NASDAQ100…+0.92%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックは上昇、ダウは下落していきました。
その後、S&P500は横ばいが続き、引けにかけても3指数の流れは変わることはありませんでした。
ナスダックが強かったわね!
週間ベースで見るとS&P500は+0.96%、ナスダック100は+3.33%の上昇、ダウは▲0.60%の下落となりました。
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10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.180から4.155に低下しました。
ドル円は再び円高方向に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄は半々といったように見えます。
マグニフィセント7は5銘柄が上昇。特にTSLAが+5.34%と絶好調、AMZNも+2.94%、METAが+2.44%と大きく上げています。一方で、NVDAが▲1.81%と大きく下落しています。
相場全体ではそれほど上げた1日ではありませんでしたが、大きく上げた銘柄をピックアップしていきます。
一方で、大きく下落した銘柄も多かったようです。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。
・一般消費財…+1.97%
・通信 …+1.24%
・情報技術 …+0.33%
・ヘルスケア…▲0.01%
・金融 …▲0.02%
・不動産 …▲0.05%
・資本財 …▲0.29%
・生活必需品…▲0.42%
・素材 …▲0.76%
・公益事業 …▲1.10%
・エネルギー…▲1.78%
テスラの続伸によって一般消費財セクターが大きく上げています。
他にも通信、情報技術といった上昇相場で強い3セクターが上げています。
一方で、多くのセクターが下げており、エネルギーや公益事業は1%を超える下落。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.25%上昇して、終値では6,090まで上げています。
今年57回目の高値更新となったS&P500ですが、8月の下落から+18%ほど急騰しています。
年初来でも+28.35%の上昇と、このままいけば19年の+28.88%、21年の+26.89%、23年の+24.23%を超えるリターンを叩き出しそうです。
それにしても直近6年で+142%上げているS&P500は、ホント無敵な指数と言えそうです。
ちなみに同期間のダウは+91%、ナスダック100は+241%の爆上げをしています。
ナスダックは異次元の爆上げね!
FEAR&GREEDインデックスは56から53に下げ、GREEDからNEUTRALに下げました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
失業率上ブレも雇用者数は回復
昨日発表された11月の雇用統計では、失業率が予想を上ブレるも雇用者数は大幅に回復しました。
前回の雇用者数はハリケーンとストライキで急減速していましたが、3カ月平均で見ても延びは回復していますので堅調な雇用といえそうです。
【失業率】
結果 4.2%(予想 4.1%)
前回 4.1%
【非農業部門雇用者数】
結果 22.7万人増(予想 22.0万人増)
前回 3.6万人増(速報値1.2万人増)
【平均時給】
(前年同期比)
結果 4.0%増(予想3.9%増)
前回 4.0%増
(前月比)
結果 0.4%増(予想0.3%増)
前回 0.4%増
雇用統計は無事通過と言いたいところですが、次回4.2%を超えてくるようだと少し警戒感が広がりそうですね。
とりあえず無事通過と言って良さそうね!
12月FOMC利下げ観測高まる
雇用統計の結果を受けて12月FOMCでの利下げ観測が高まりました。
市場予想では25bp利下げと予想する確率は85%にまで高まっています。
10日後に控えた会合までにインフレ指標の発表も残っていますが、このままなら0.25%の利下げとなりそうですね。
もう確定と言って良さそうやな
ミシガン大消費者マインド4月以来の高水準
昨日発表された12月のミシガン大消費者マインド指数速報値は市場予想を上回り、前月よりも改善しました。
【12月】
□結果…74.0(予想…73.2)
前月…71.8
□1年先インフレ期待…2.9%
前月…2.6%
□5-10年先インフレ期待…3.1%
前月…3.2%
期待インフレ率も上昇し、次期政権の関税により物価上昇圧力の高まりが示されました。
今後も物価が上昇を続けることを予想する消費者は、将来よりも今買った方が安いと考えているようです。
家計の見通し水準は下がってるわ!
12月の注目イベントについて
今週からは12月になりましたので、年末までのスケジュールの確認をしておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場は上昇しました。
雇用統計は上振れましたが、雇用者数が回復したことが好感されたようです。
消費者の下支えにより米経済はまだ好調を維持していますが、次期政権による関税でインフレ再燃とならないか心配ですね。
どのみち今のような好調な相場には、全力で乗っていた方が良いかと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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