昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しました。サンクスギビングデーからのブラックフライデーで、アメリカはお祭り気分のようです。
いよいよ12月の相場がはじまりましたが、アノマリー的にも上昇しやすい1ヶ月ですから更なる上昇を期待してしまいますね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky12/2 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
景況指数の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+0.24%
・ダウ…▲0.29%
・NASDAQ100…+1.12%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとS&P500とナスダックは上昇していきましたが、ダウは下落。
その後はあまり大きな変動はなく、引けにかけても売られることはありませんでした。
ナスダックが強かったわね!
ハイパーグロース株もまずまずやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.180から4.196に上昇しました。
ドル円は再び円高方向に向かっていますね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄が多かったことが分かります。
マグニフィセント7はすべて上昇しており、特にTSLAが+3.46%、METAが+3.22%と大きく上げています。AAPLは連日の上場来高値更新ですね。
半導体関連も反発していますが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
SMCIは社内調査の結果、不正はなかったとして株価を爆上げさせています。
一方で、大きく下落した銘柄も多くTPL(テキサス・パシフィック)▲6.14%、PCG(パシフィック・ガス)▲4.99%、TRGP(タルガ・リソーシズ)▲4.78%、VST(ビストラ・エナジー)▲3.58%、WMB(ウィリアムズ・カンパニーズ)▲3.54%、EXC(エクセロン)▲3.01%などが下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。
・通信 …+1.23%
・情報技術 …+1.17%
・一般消費財…+0.91%
・生活必需品…▲0.04%
・ヘルスケア…▲0.06%
・素材 …▲0.25%
・資本財 …▲0.69%
・金融 …▲0.73%
・エネルギー…▲0.93%
・不動産 …▲1.18%
・公益事業 …▲1.65%
通信と情報技術のようなメガテックを含んだセクターは、1%を超える大きな上昇をしましたが、その他は弱い1日となりました。
指数が上昇する中で多くのセクターが下落するといった状況で、公益事業や不動産は続落が続いています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.24%上昇して、終値では6,047まで上げています。
今年54回目の高値更新をしたS&P500ですが、6,000の大台を1日で跳ね返されなかったのは初めてのことです。
現在の米国市場は不確実性の少ない状況ですので、まだ上を目指せると考えていますが、こんな時ほど予測できないサプライズがあったりするんですよね。
このままクリスマスラリー希望よ!
FEAR&GREEDインデックスは66から67に上げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
インテルCEOが退任
インテルはパット・ゲルシンガーCEOが12月1日付での退社しました。
かつて半導体業界の盟主だったインテルは苦境に陥っており、再建計画が急務でしたが、同氏が進める計画に対して取締役会が信頼を失ったようです。
インテルの株価は年初来で▲51%も急落しており、企業としての再建が急がれています。
トランプ大統領も国内企業の強化を望んでいますので、今後も国からの支援があるかと考えられます。
エヌビディアとの差は開くばかりね!
予想を上回ったISM製造業景気指数
昨日発表された11月のISM製造業景気指数は予想を上回り、製造業の景況感が徐々に回復してきていることが示されました。
8ヶ月連続の縮小圏に留まりましたが、明るい兆しが見えたように感じました。
【11月】
結果…48.4(予想…47.5)
前回…46.5
新規受注指数は拡大圏の50.4と5カ月ぶりの大幅な伸びとなり、大統領選の楽観がここまで広がったと考えられます。
・11業種が縮小圏
・3業種が拡大圏
・生産と雇用は改善
・仕入れ価格指数は低下
景気は回復して仕入れ価格は低下、雇用も改善など、株式市場にとっては良いことづくめの指標となりました。
まずは製造業からやな
ウォラー理事らが来年の利下げについて言及
FRBのウォラー理事を含む3人の当局者は、来年にかけて利下げを継続する見通しを明らかにしました。
同氏は『現時点で12月の利下げを支持する方向に傾いている』としながらも、今月の利下げを確約するまでには至りませんでした。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁とアトランタ連銀のボスティック総裁も同様に利下げが既定路線としながらも、慎重な姿勢は崩しませんでした。
市場予想は12月の利下げをかなり織り込みましたね。
来年の利下げ回数はあてにならないわ!
12月の注目イベントについて
今週からは12月になりましたので、年末までのスケジュールの確認をしておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。
昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しました。
景気も雇用も政治も安定した状況が続きますが、少し違和感も感じますね。
このままクリスマスラリーにつながることがgoodシナリオですが、どこかで割高になった株式を冷ますイベントが待っていると考えています。
それが何かとはわかりませんが、こんな時でも警戒は怠らないことが吉だと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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