昨日の米国市場はダウを中心に下落しました。
大統領選挙後初めての下落となりましたが、一旦の利確売りといったところでしょうか。
インフレの再燃に対する懸念も高まっていますので、今夜発表のCPIに警戒する動きもあったのかと考えています。
一方で、半導体には逆風となるニュースが飛び込んできましたね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky11/12 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500…▲0.10%
・ダウ…▲0.69%
・NASDAQ100…▲0.05%
プレマーケットではわずかに買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきましたた。
その後は買い戻されていく場面もありましたが、引けにかけて再び売り込まれていきました。
6日ぶりの下落ね!
ハイパーグロース株はまちまちやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.326から4.431に上昇しました。
ドル円は徐々に円安方向に向かっていますね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄が多かったように見えます。
マグニフィセント7はTSLAだけが▲6.15%と大きな下落。NVDAは+2.09%と大きく上げている他はそこまで大きな変動はありませんでした。テスラは選挙後の爆上げに利確が入ったんでしょうね。
半導体もエヌビディア以外は下落しているようですが、上昇した銘柄をピックアップしていきます。
一方で、大きく下落した銘柄もありMOS(モザイク)▲7.74%、GEV(GEベルノバ)▲7.36%、AMGN(アムジェン)▲7.14%、ALB(アルビマール)▲6.96%、SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)▲6.59%などが下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。
・通信…+0.4%
・情報技術…+0.39%
・生活必需品…▲0.04%
・金融…▲0.55%
・エネルギー…▲0.88%
・資本財…▲0.94%
・一般消費財…▲1.26%
・ヘルスケア…▲1.47%
・不動産…▲1.47%
・公益事業…▲1.5%
・素材…▲1.86%
通信と情報技術はかろうじてプラスとなりましたが、相場全体としてはリスクオフ。
4セクターが1%を超える下落をしており、お祭りの巻き戻しが始まったようです。
ビッグイベント後の変動はイレギュラーなところもありましたので、今後はまた新たなトレンドをつくりはじめるのではと考えています。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.29%下落して、終値では5,984まで下げています。
6日ぶりの下落となったS&P500ですが、再び6,000を切ってしまいました。
前日にも陰線をつけていたのでモメンタムは低下していたことは明確でしたが、このあたりでご祝儀相場は終了といったところでしょうか。
ここからは再びインフレと景気、雇用と利下げに焦点が集まる相場が再開されます。
まずは今夜のCPIね!
FEAR&GREEDインデックスは68から69に上がりましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
カシュカリ総裁利下げ妨げの要因はインフレのみ
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、12月のFOMCで利下げを妨げる可能性があるのはインフレの予想外野上振れのみだと語りました。
裏を返せば雇用も経済も安定しているということでしょうね。
とはいえ、トランプ氏の当選によって関税のアップなどインフレ上昇の懸念が高まっていますので、FRBも利下げしにくい状況になりました。
12月FOMCでの利下げ予想は一気に低下しているようです。
このままだと利下げなしもあり得るわ!
NY連銀調査で1年先インフレ期待低下
ニューヨーク連銀の調査によると、消費者のインフレ期待は小幅に低下し個人所得の見通しは横ばいで推移しているようです。
1年先のインフレ期待は2.9%と前月から0.1ポイント低下して、2020年10月以来の低水準となりました。
労働者は雇用市場に関して自信を強めていることが明らかになりましたが、トランプ政権下でどうなるかは不透明なままですね。
また不確実性が高まったな
どちらでも対応可能とリッチモンド連銀総裁
リッチモンド連銀のバーキン総裁は、経済が順調なことを背景にFRBは利下げが可能な状況だと述べました。
また、同時にどちらのシナリオでも当局は対応が可能なことを強調しています。
・インフレの上振れリスクを警戒するシナリオ
・購買力低下によって雇用リスクが上昇するシナリオ
ただし、それを適切なタイミングでできるかどうか次第では、経済や雇用、株式といった環境にショックを与える可能性もありそうですね。
まだまだ難しいかじ取りね!
11月の注目イベントについて
11月も重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場はダウを中心に下落しました。
大統領選挙後のご祝儀相場は終了してしまったようです。
今後は再び経済、雇用、インフレ、利下げ、企業業績といったマクロ経済に注目すべき相場に戻りそうですね。
まずは、今夜発表の消費者物価指数(CPI)でインフレの減速が持続しているかに注目ですが、上振れるようだと株価の巻き戻しがあるかも知れませんね。
どちらにせよ今が買い時だとは思わない方が良さそうです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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