昨日の米国市場は上昇しました。
雇用統計ではネガティブサプライズがありましたが、市場への影響は限定的でした。
大きなイベントは徐々に消化していますが、まだFOMCと大統領選挙が控えています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky11/1 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
発表された雇用統計ではサプライズがありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+0.41%
・ダウ…+0.69%
・NASDAQ100…+0.72%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後は利確圧力に負けてジリジリと下落していき、引けにかけて上昇幅を縮小していきました。
プラスが半分くらいに減ったわ!
週間ベースで見るとS&P500が▲1.37%、ダウは▲0.15%、ナスダック100は▲1.57%と3指数そろって下落の1週間となりました。
ハイパーグロース株はまちまちやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.282から4.386に上昇しました。
ドル円は徐々に円安方向に向かっていますね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄の方が多かったように見えます。
マグニフィセント7では3銘柄が上昇。AMZNは+6.19%急騰、NVDAも+1.99%と好調でした。一方で、AAPLは▲1.33%と決算後に下落しています。
他にも決算発表で跳ねた銘柄などもありました。
一方で、大きく下落した銘柄も多くSMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)▲10.51%、AES(エーイーエス)▲9.85%、AMCR(アムコー)▲7.82%、CTRA(コテラ・エナジー)▲5.06%、VST(ビストラ・エナジー)▲4.36%、EL(エスティローダー)▲3.42%などが下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。
・一般消費財…+1.66%
・ヘルスケア…+0.69%
・情報技術…+0.69%
・資本財…+0.26%
・金融…+0.04%
・通信…+0.03%
・生活必需品…+0.03%
・素材…▲0.05%
・エネルギー…▲0.72%
・不動産…▲1.04%
・公益事業…▲1.88%
アマゾンの急騰によって一般消費財セクターが大きく上げています。
他にもヘルスケアや情報技術が上げていますが、日中の上げ幅はかなり縮小させてしまいました。
一方で、公益事業や不動産は大きく下落。数ヶ月前までは両銘柄とも上昇セクターだったんですけど、もう低迷をはじめてしまったようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.41%上昇して、終値では5,728まで上げています。
前日には大きな下落に見舞われたS&P500ですが、昨日は反発しました。
とはいえ、長い上ヒゲを付けていますので、売り圧力は残っているようです。
出来高も大きくありませんから、大口投資家はまだ警戒しているようです。
雇用統計ではネガティブサプライズがありましたが、下げなかったのは大きな収穫でしたね。
急落してもおかしくなかったわ!
FEAR&GREEDインデックスは、44から49に上がりFEARからNEUTRALに戻しました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
雇用者数1.2万人増に激減した雇用統計
10月の米雇用統計が発表されましたが、雇用者数が激減するサプライズがありました。
【失業率】
結果 4.1%(予想 4.1%)
前回 4.1%
【非農業部門雇用者数】
結果 1.2万人増(予想 10万人増)
前回 22.3万人増(速報値25.4万人増)
【平均時給】
(前年同期比)
結果 4.0%増(予想4.0%増)
前回 3.9%増(速報値4.0%増)
(前月比)
結果 0.4%増(予想0.3%増)
前回 0.3%増(速報値0.4%増)
雇用者数に関しては強力なハリケーンや大規模なストライキが統計に影響したとのことで、失業率には影響はなかったようです。
今回は一時的な要素ということで市場への影響は限定的でしたが、これが続くようだと景気後退懸念が高まりますね。
株価への影響がなくてよかったわ!
7ヶ月連続で縮小したISM製造業景況指数
昨日発表された10月のISM製造業総合景況指数は、市場予想を下回り前回からも低下しました。
これで7ヶ月連続の縮小圏となり、依然として製造業の景気は厳しいことが示唆されました。
【10月】
結果…46.5(予想…47.6)
前回…47.2
・仕入価格指数は6.5ポイント上昇
・新規受注と雇用の指数はともに縮小圏
・6セクターのうち2セクターが拡大
こちらも2つの大きな台風が影響しているとのことですが、製造業が景気拡大に向かうのは2025年に入ってからになりそうです。
サービス業が先に上がらんとな
エヌビディアがダウ指数銘柄に採用
エヌビディアがダウ工業株30種平均に採用されることが決まりました。代わりにインテルが除外されます
11月8日に入れ替え実施されますが、この発表で同社の株価は時間外で3%ほど上昇しています。
もはやダウにはアップル、アマゾン、マイクロソフトに続き、エヌビディアまで採用されたら伝統的な指数な感じはしませんね。
ハイテク指数になりつつあるわ!
11月の注目イベントについて
11月に入りましたので、重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場は上昇しました。
11月はプラスのスタートを切りましたが、大統領選とFOMCといったビッグイベントが控えていますので、市場への警戒感は高いままです。
これを乗り越えさえすれば、あとはクリスマスラリーが待っていますかね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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