クリックでブログランキングの応援をしてください!
応援してくれるみなさんいつもありがとうございます。
こんにちは!
セクターETFの購入を検討している
『ここ屋』よ!
2024年10月の米国市場は月間ベースで見るとS&P500が▲0.99%、ダウは▲1.34%、ナスダック100は▲0.85%と6ヶ月ぶりに下落しました。
指数は下落しましたが、セクターによっては指数を大きく上回っているものもあります。
2024年の今後を予測するのに重要な変化がありますので、個人投資家もトレンドを把握しておきたいところです。
そこで今回の記事では、『上昇トレンドセクターはこれだ!』2024年10月米国株セクター別パフォーマンスを解説していきたいと思います。
【2024年10月】米国株セクター別パフォーマンス
米国に上場する5,000以上の株を大きく分類すると、11セクターに分かれます。
それぞれのセクターが、どのようなパフォーマンスを出しているのかを確認していきましょう。
【1ヶ月】セクター別パフォーマンス
まずは直近1ヶ月(2024年10月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。
直近1ヶ月は11セクターのうち3セクターがプラス、8セクターがマイナスとなった相場でした。
10月1ヶ月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 金融 | +2.05% |
2位 | 通信 | +1.87% |
3位 | 情報技術 | +1.45% |
4位 | 公益事業 | ▲1.28% |
5位 | 資本財 | ▲1.58% |
6位 | 一般消費財 | ▲1.83% |
7位 | 生活必需品 | ▲2.46% |
8位 | 不動産 | ▲2.46% |
9位 | エネルギー | ▲2.98% |
10位 | 素材 | ▲3.21% |
11位 | ヘルスケア | ▲4.09% |
9月1ヶ月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 一般消費財 | +10.14% |
2位 | 公益事業 | +7.39% |
3位 | 素材 | +6.61% |
4位 | 資本財 | +3.96% |
5位 | 通信 | +3.61% |
6位 | 不動産 | +3.03% |
7位 | 情報技術 | +2.75% |
8位 | 生活必需品 | +1.39% |
9位 | 金融 | +1.31% |
10位 | ヘルスケア | ▲2.02% |
11位 | エネルギー | ▲3.01% |
S&P500は▲0.99%の下落やったな
10月は金融、通信、情報技術セクターがなんとか上昇しており、ランキングもジャンプアップしました。
他8セクターはすべて下落しており、特にヘルスケアや素材といったところは3%を超える下落をしました。
またトレンドが変わったわね!
・金融、通信、情報技術がランクアップ
・素材や一般消費財は一気にランクダウン
・ヘルスケアとエネルギーは相変わらず低迷
セクターのパフォーマンスは個別株の業績に大きく左右されますので、決算内容や市場のニュースなどは把握しておきたいですね。
米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。
今なら無料で口座開設すると人気の米国株がもらえるキャンペーンをやっています。
取引口座を開けば
24時間取引も可能なの!
【3ヶ月】セクター別パフォーマンス
次に直近3ヶ月(2024年8月~2024年10月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。
直近3ヶ月では11セクターのうち9セクターがプラス、2セクターがマイナスとなった相場でした。
2024年8月~10月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 一般消費財 | +11.05% |
2位 | 情報技術 | +10.18% |
3位 | 金融 | +9.82% |
4位 | 公益事業 | +8.56% |
5位 | 通信 | +7.35% |
6位 | 資本財 | +6.29% |
7位 | 素材 | +5.15% |
8位 | 不動産 | +3.66% |
9位 | 生活必需品 | +1.71% |
10位 | エネルギー | ▲0.37% |
11位 | ヘルスケア | ▲2.65% |
2024年7月~9月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 公益事業 | +18.09% |
2位 | 不動産 | +15.57% |
3位 | 金融 | +9.87% |
4位 | 素材 | +9.84% |
5位 | 生活必需品 | +9.1% |
6位 | 一般消費財 | +8.55% |
7位 | 資本財 | +8.4% |
8位 | ヘルスケア | +4.89% |
9位 | 情報技術 | +1.58% |
10位 | 通信 | ▲1.16% |
11位 | エネルギー | ▲3.87% |
S&P500は+3.32の上昇やったな
直近3ヶ月で見ると一般消費財と情報技術セクターが2桁リターンなのに対して、3セクターはS&P500をアンダーパフォームしています。
一般消費財と情報技術に加え、通信も一気にランクを上げていますが、不動産と生活必需品がランクを下げています。
エネルギーはなかなかパフォーマンスを上げることができません。
・一般消費財と情報技術セクターが2桁リターン
・上記2セクターと通信がランクアップ
・不動産や生活必需品、ヘルスケアがランクダウン
・エネルギーセクターは相変わらず低迷
【6ヶ月】セクター別パフォーマンス
もう少し期間を延ばして、直近6ヶ月(2024年5月~2024年10月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。
直近6ヶ月では11セクターのうち10セクターがプラス、1セクターのみがマイナスとなった相場でした。
2024年5月~10月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +18.72% |
2位 | 公益事業 | +16.58% |
3位 | 不動産 | +16.44% |
4位 | 金融 | +14.08% |
5位 | 通信 | +9.87% |
6位 | 生活必需品 | +7.2% |
7位 | 一般消費財 | +6.96% |
8位 | 資本財 | +6.49% |
9位 | ヘルスケア | +3.73% |
10位 | 素材 | +3.68% |
11位 | エネルギー | ▲4.42% |
2024年4月~9月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 公益事業 | +20.82% |
2位 | 情報技術 | +12.56% |
3位 | 不動産 | +12.11% |
4位 | 通信 | +9.41% |
5位 | 生活必需品 | +9.36% |
6位 | 金融 | +8.18% |
7位 | 一般消費財 | +6.89% |
8位 | 資本財 | +4.76% |
9位 | 素材 | +4.55% |
10位 | ヘルスケア | +4.01% |
11位 | エネルギー | ▲5.57% |
S&P500は+13.3%の上昇だったわ!
情報技術セクターが1位に返り咲き。4セクターがS&P500をアウトパフォーム。
金融がジリジリと順位を上げていますが、他は大きなランク変動はありません。
エネルギーはワーストパフォーマンスでマイナスのままです。
4セクターが2桁リターンや
・情報技術、公益事業、不動産、金融が2桁リターン
・S&P500を超えたのは4セクター
・金融がジリジリとランクアップ
・エネルギーは相変わらずマイナスリターン
【年初来】セクター別パフォーマンス
年初来(2024年1月~10月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。
年初来では11セクターすべてがプラスとなった相場でした。
2024年1月~10月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +26.27% |
2位 | 通信 | +24.76% |
3位 | 公益事業 | +22.68% |
4位 | 金融 | +21.42% |
5位 | 資本財 | +12.52% |
6位 | 生活必需品 | +12.28% |
7位 | 一般消費財 | +9.06% |
8位 | ヘルスケア | +7.14% |
9位 | 不動産 | +6.82% |
10位 | 素材 | +3.66% |
11位 | エネルギー | +3.19% |
2024年1月~9月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +26.37% |
2位 | 公益事業 | +24.33% |
3位 | 通信 | +21.33% |
4位 | 金融 | +19.39% |
5位 | 生活必需品 | +16.02% |
6位 | 資本財 | +14.81% |
7位 | ヘルスケア | +12.2% |
8位 | 一般消費財 | +12.03% |
9位 | 不動産 | +9.83% |
10位 | 素材 | +7.53% |
11位 | エネルギー | +2.63% |
S&P500は+19.62%の上昇やったな
こちらはまだ情報技術セクターがトップパフォーマンス。
通信、公益事業、金融を含んだ4セクターは20%超え。
指数を上回ったのは4セクターで、7セクターはアンダーパフォーム。
エネルギーは年初来でもワーストパフォーマンス。
・情報技術と通信、公益事業と金融が20%を超えるリターン
・指数を上回ったのは4セクターのみ
・エネルギーは年初来でもワースト
【1年】セクター別パフォーマンス
さらに遡って、直近1年間(2023年11月~2024年10月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。
直近1年では11セクターすべてがプラスとなった相場でした。
2023年11月~2024年10月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +50.35% |
2位 | 金融 | +41.66% |
3位 | 通信 | +40.82% |
4位 | 公益事業 | +33.84% |
5位 | 資本財 | +32.31% |
6位 | 不動産 | +29.49% |
7位 | 一般消費財 | +26.55% |
8位 | 素材 | +20.09% |
9位 | 生活必需品 | +19.29% |
10位 | ヘルスケア | +18.81% |
11位 | エネルギー | +3.2% |
2023年10月~2024年9月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +35.59% |
2位 | 金融 | +30.27% |
3位 | 通信 | +24.22% |
4位 | 公益事業 | +19.28% |
5位 | 資本財 | +18.24% |
6位 | 不動産 | +17.09% |
7位 | 一般消費財 | +13.57% |
8位 | 素材 | +12.7% |
9位 | 生活必需品 | +8.57% |
10位 | ヘルスケア | +7.58% |
11位 | エネルギー | ▲4.47% |
S&P500は+36.04%の上昇やった
S&P500のリターンを上回ったのは情報技術、金融、通信セクターで40%を超える爆上げ。
他のランキングはまったく変化していませんが、8セクターは指数をアンダーパフォームしています。
特にエネルギーセクターは前月に続けてのワーストですが、なんとかプラスに転じました。
盲目に指数を買い続けるのでも良いですが、S&P500全体を買うというのはこのようにパフォーマンスの悪いセクターも含んでいることも覚えておきましょう。
・情報技術と金融、通信が40%を超えるリターン
・8セクターが指数を下回る
・トレンドを把握すれば指数を上回るリターンが狙える
おすすめのセクターETF11銘柄とリターン比較
セクター別のパフォーマンス比較するのに、各セクターの代表的なETFで比較したいと思います。
筆者の独断と偏見でおすすめのセクターETFを紹介していきます。
おすすめのセクターETF11銘柄
おすすめのセクターETFは以下の11銘柄ですが、直近1ヶ月と1年のリターンと共に紹介していきます。
購入を推奨するものではないから
投資するなら自己責任よ!
セクター | おすすめETF | 1ヶ月リターン | 1年リターン |
---|---|---|---|
情報技術セクター | VGT | ▲0.72% | +42.79% |
ヘルスケアセクター | VHT | ▲4.44% | +19.43% |
一般消費財セクター | VCR | ▲2.17% | +30.43% |
通信セクター | XLC | +1.81% | +42.21% |
金融セクター | VFH | +3.02% | +45.19% |
資本財セクター | XLI | ▲1.19% | +36.06% |
生活必需品セクター | VDC | ▲2.94% | +18.14% |
公益事業セクター | VPU | ▲1.19% | +33.75% |
素材セクター | XLB | ▲3.10% | +22.78% |
不動産セクター | XLRE | ▲3.29% | +30.51% |
エネルギーセクター | XLE | +0.90% | +3.99% |
10月は厳しい1ヶ月やったな
1年リターンを眺めるとすべてのセクターが上昇していますが、そのうち7セクターは30%を超える上昇をしています。
トップの金融とワーストのエネルギーでは40%もの乖離があります。
10月単月で見ると3セクターしか上昇しておらず、3%を超えるプラスとなったのは金融のみでした。
一方で、ヘルスケア、素材、不動産、生活必需品といった、ディフェンシブセクターが弱い1ヶ月となりました。
テックは強かったわね!
ちなみにVOOの同期間の1ヶ月リターンは▲0.95%の下落、1年リターンは+36.05%の上昇でした。
VOOの1年リターンを
超えたのは4セクターやな
こちらのセクター別おすすめETFは『まとめ記事』がありますので、リンクを貼っておきます。
米国株10月のセクター別パフォーマンス まとめ
2024年10月は全体的に下落した米国市場ですが、トレンド転換が起きています。
これまでのようにメガテックを買っていれば勝てるといった相場ではなくなりましたので、資金の一部は好調なセクターに置いておくという選択肢もありますね。
セクターパフォーマンスを把握するためにもmoomooアプリをダウンロードしておきましょう。
本記事の予想は、過去に見る一般論と筆者の独断によるものですので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。
SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
通常の申し込みページよりもお得な『最大10,000円+10%の紹介特典』がもらえるURL
ビットコインと言えば500円から仮想通貨が買えるコインチェック!
コメント