【上げきれない米国市場】半導体売られる中でダウが高値更新

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昨日の米国市場はハイテク株を中心に下落しました。

半導体関連が大きく売られ、エヌビディア決算発表が市場に緊張感を広げているようです。

来週にはレーバーデーが控えていますので、相場の転換点となるかも知れませんね。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

8/26 米国市場の値動き

昨日の米国市場はハイテク株を中心に売られました。

市場に警戒感が広がっているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

米主要3指数の値動き

プレマーケットからダウは買われナスダックは売られていた相場は、マーケットがオープンしてもその差は開いていきました。

その後は3指数ともに売られていきましたが、ダウはプラスで引けたことで高値を更新しています。

小型株ETFのVTWO（Russell2000）は+0.08%の上昇でした。

長期金利（米10年債利回り）

昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の3.795から3.813に上昇しました。

下げトレンドが続く長期金利ですが、昨日は一旦の反発となりました。

5月あたりから下がり続けてきた利回りも、このあたりで停滞するのでしょうか。

金利によって為替が大きく動いていますが、そんな時はFXで利益を狙うことができます。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

マグニフィセント7はGOOGとAAPLはかろうじてプラス、他5銘柄は下落。特にTSLAが▲3.23%、NVDA▲2.25%と急落しています。

半導体の急落が目立ちますが、エネルギー関連には大きな買いが入っているようです。

一方で、大きく下落した銘柄も多くSMCI（スーパー・マイクロ・コンピューター）▲8.27%、AVGO（ブロードコム）▲4.05%、MU（マイクロン）▲3.83%、LRCX（ラムリサーチ）▲3.36%、AMD（アドバンスド・マイクロ・デバイセズ）▲3.22%、AMAT（アプライドマテリアルズ）▲3.18%、ANET（アリスタネットワークス）▲2.94%などが大きく下げています。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

原油価格が続騰しているのでエネルギーセクターが大きく上げています。

他にも生活必需品や公益事業などのディフェンシブセクターが比較的強い1日となりました。

一方で、下落している一般消費財はテスラの急落が要因で、情報技術は半導体によって引き下げられています。

原油はわかりやすいトレンドを形成しやすいため、もう少し上昇が続きそうですね。

トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は▲0.32%下落して、終値では5,616まで下げています。

前日には大きく上昇していたS&P500ですが、昨日はわずかに下落しました。

なかなか前回の高値を超えることができませんが、昨日の下落で0.90%にまで離れてしまいましたね。

MACDはまだ上昇トレンドを示していますが、エヌビディアの決算次第では急激なトレンド転換も考えられそうです。

FEAR&GREEDインデックスは、53から54に上げてGREED寄りのNEUTRALです。

米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

カナダが米欧に続いて中国EVの関税アップ

カナダ政府は西側同盟国に続けて、中国から輸入するEVやアルミニウム、鉄鋼などに新たな関税を課すと発表しました。

特にEVに関しては現状の6.1%に加えて100%の関税を上乗せするとのこと。

日本も同盟国としては追随するしかなさそうですね。

SF連銀総裁も利下げ開始を支持

サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は、利下げを開始することが適切との認識を明らかにしました。

ジャクソンホール会議でのパウエル議長の会見に賛同して、『政策を調整する時が来た』と述べています。

9月FOMCでの利下げ幅については言明を避けましたが、おそらく0.25%利下げを継続するものだと考えています。

アップル9/9イベントでiPhone16発表へ

アップルは9月9日に開催するイベントで、iPhone16を発表する見通しを明らかにしました。

テーマは『It’s Glowtime』とのことで、これは同社の『Siri』の改良版が使用するインターフェースにちなんでいるとのこと。

iPhone16Proは画面が大型化し、新たなカメラ機能も追加される見通しのようです。

最も重要なのはAI機能の『アップルインテリジェンス』になると思われますが、新型iPhoneの全モデルでAI機能が利用可能になる見通しとのこと。

8月の注目イベントについて

8月も残りわずかとなりましたが重要な経済指標な発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

まとめ

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おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。

昨日の米国市場はハイテク株を中心に下落しました。

ナスダックの戻りが鈍い中で、ダウが高値を更新してきましたね。

利下げ開始が間近に迫る中で、まだまだリセッション懸念は後退していないようです。

目先のイベントと言えばエヌビディアの決算発表ですが、ホルダーではない人でも大きな影響を受けますので、無事に通過することを祈るしかないですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。

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