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Follow @RamTky昨日の米国市場は大きく上昇しました。
ジャクソンホール会議でパウエル議長は利下げについて言及したことが、市場にとってはポジティブに受け止められました。
急落の後に3週間の上昇が続く米国市場ですが、今後も株価は上がっていけるのでしょうか。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
8/23 米国市場の値動き
昨日の米国市場は3指数ともに大きく上昇しました。
ジャクソンホール会議は無事に通過したようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+1.15%
・ダウ…+1.14%
・NASDAQ100…+1.18%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後利確売りによって押し戻される場面もありましたが、引けにかけて買われていきました。
週間ベースで見るとS&P500は+1.45%、ダウは+1.27%、Nasdaq100は+1.09%の上昇となりました。
ナスダックがイマイチね!
ハイパーグロース株もイケイケやな
小型株ETFのVTWO(Russell2000)は+3.13%の上昇でした。
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.852から3.795に下落しました。
今週はそこまで変動のなかった長期金利ですが、昨日は急激に下落しました。
ジャクソンホール会合でのパウエル議長の発言を受けて債券も買われたようです。
利下げが明確に示唆されたな
金利によって為替が大きく動いていますが、そんな時はFXで利益を狙うことができます。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることが分かります。
半導体が反発してるわね!
マグニフィセント7はMETA以外の6銘柄は上昇。特にTSLA+4.59%、NVDA+4.55%と急騰しており、GOOGやAAPLも1%以上上げています。
半導体が全般的に買われていますが、それ以上に上昇した銘柄も多かったようです。
一方で、下落した銘柄もありINTU(イントゥイット)▲6.83%、INTC(インテル)▲6.12%、ON(オンセミコンダクター)▲4.32%、LRCX(ラムリサーチ)▲4.31%、AMAT(アプライドマテリアルズ)▲4.08%、MPWR(モノリシックパワー)▲4.08%、AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)▲3.87%などが大きく下げています。
INTUは決算発表でガイダンスが予想を下回ったことで株価を急落させています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが上昇した1日となりました。
・不動産…+2.07%
・情報技術…+1.75%
・一般消費財…+1.68%
・素材…+1.64%
・エネルギー…+1.61%
・資本財…+1.41%
・金融…+1.4%
・通信…+0.82%
・ヘルスケア…+0.71%
・公益事業…+0.58%
・生活必需品…+0.48%
利下げがはじまると利益が上がりそうなセクターが上昇しています。
特に景気に敏感な不動産や情報技術、一般消費財などが買われています。
一方でディフェンシブセクターの上昇は限定的ですね。
景気後退が意識されると上昇するようなセクターは、今のような利下げ開始局面では大きな上昇は見込めないかも知れませんね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+1.15%上昇して、終値では5,634まで上げています。
前日には大きな陰線をつけていたS&P500ですが、昨日は大きく上昇しました。
7月に付けた高値まで残り0.58%にまで縮小していますが、出来高が伴っていないので強い上昇圧力は感じません。
MACDは上昇トレンドを示していますが、来週のエヌビディアの決算発表にかかっていると言って良いでしょう。
あと少しで高値更新ね!
FEAR&GREEDインデックスは、48から53に上げましたがNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
パウエル議長ジャクソンホールで利下げ発言
ワイオミング州ジャクソンホールで開かれている年次シンポジウムで講演したFRBのパウエル議長は、ついに『政策を調整する時が来た』と利下げに関するコメントを残しました。
加えて『利下げのタイミングとペースは今後入手するデータ、変動する見通し、そしてリスクバランスに左右される』と語りました。
同会合を警戒していた市場には安堵が拡がったことで株式は上昇していきました。
今後は9月の利下げが0.25なのか0.5なのか、年内の利下げは何回になるのかに注目が集まりそうです。
市場は4回を予想しているわ!
FRB今後の責務は雇用に重点を
シカゴ連銀のグールズビー総裁はインフレ率が目標の2%へと下げつつある現在、FRBは2大責務のもう一方の『雇用』に目を向けるべきだと語っています。
ソフトランディングを目指すFRBにとって、今後注意すべきは失業率となりそうです。
失業率は2025年に4.2%で天井を打つと予想されていたにもかかわらず、7月の失業率は4.3%に上昇していましたので、今後これ以上に失業率が上昇するようだと市場に混乱を招くことになりそうです。
利下げが急がれるな
アップル9/10に次世代iPhone発表
アップルは9月10日に今年最大のイベントを開催して、新型iPhoneやAppleWatch、AirPodsなどの新機種は発表する予定とのこと。
発売日は未定ですが9/20となる公算が高く、売上高の一部は次回決算に計上されることになります。
iPhone16には新しいカメラ機能が追加され、AIサービスの『アップルインテリジェンス』が導入される予定です。
いくらになるか気になるわね!
8月の注目イベントについて
8月も残りわずかとなりましたが重要な経済指標な発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場は3指数そろって大きく上昇しました。
パウエル議長はジャクソンホール会議で、9月FOMCでの利下げを肯定しました。
今後は利下げペースと雇用に注目が集まりますが、来週にはエヌビディアの決算発表が予定されています。
まだまだ急落リスクが残る米国市場ですが、このままジリジリと上昇していって欲しいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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