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Follow @RamTky前日には今年一番の下落を記録した米国市場ですが、昨日は上昇することができました。
CPIに続けて昨日はPPI(生産者物価指数)の発表があり、予想を上回りましたが市場は混乱しなかったようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
7/12 米国市場の値動き
昨日の米国市場はそろって上昇しました。
生産者物価指数(PPI)の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+0.55%
・ダウ…+0.62%
・NASDAQ100…+0.59%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
3指数そろって前日の下げを取り戻すかのような上昇を見せていたのですが、引けにかけては大きな利確売りに押し戻されています。
週間ベースで見るとS&P500は+0.86%、ダウは+1.59%上昇していますが、Nasdaq100は▲0.30%の下落となりました。
ハイテクがやられたわね!
ハイパーグロース株はマチマチやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.212から4.187に下落しました。
今週に入り低下を続ける長期金利ですが、昨日もさらに下落しました。
生産者物価指数が上振れたのにも関わらず、債券市場は堅調だったようです。
このまま4%に向かうんやろか
金利によって為替が大きく動いていますが、そんな時はFXで利益を狙うことができます。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄の方が多かったように見えます。
メガテックがイマイチね!
マグニフィセント7ではTSLAが+2.99%と大きく上げており、NVDAも+1.44%、AAPL+1.30%と戻していますが、他4銘柄は下落。特にMETAは連日の急落ですね。
他にも多くのセクターに急騰銘柄があったようです。
一方で、下落した銘柄もありWFC(ウェルズファーゴ)▲6.02%、DAL(デルタエララインズ)▲3.05%、BIIB(バイオジェン)▲2.85%、META(メタ)▲2.70%などが大きく下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち10セクターが上昇、1セクターが下落した1日となりました。
・一般消費財…+1.1%
・情報技術…+1.05%
・素材…+0.87%
・不動産…+0.83%
・ヘルスケア…+0.78%
・公益事業…+0.72%
・資本財…+0.7%
・金融…+0.48%
・生活必需品…+0.44%
・エネルギー…+0.24%
・通信…▲0.45%
前日の下げがウソのように半導体や自動車が上げていますので、一般消費財や情報技術が1%を超える上昇しています。
他にも素材や不動産、ヘルスケアや公益事業なども、それなりに上昇しました。
一方で、メタやアマゾンが下げたことで、通信は2日連続の下落。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.55%の上昇して、終値では5,615まで上げています。
前日には大きく下落していたS&P500ですが、1日で反発しました。
とはいえ、長い上ヒゲを残していますので、素直に上げていける相場ではないようです。
今の相場はまだインフレ指標や利下げ観測によって大きく変動しますが、来週からいよいよ企業決算が本格化しますので、そちらでの株価の変動にも注目していきたいところです。
個別株を持っている人は
こっちの方が重要ね!
FEAR&GREEDインデックスは、52から56に上げてNUETRALからGREEDに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想を上回った生産者物価指数
昨日発表された生産者物価指数(PPI)は、予想をわずかに上回りました。
統計ではサービス価格が0.6%上昇するも、財の価格は0.5%低下しました。
FRBが注目している内訳に関してはマチマチなものが多く、あまり参考にならないPPIとなりました。
そこまで重要視してないわね!
イーロン・マスクがトランプ氏に献金
資産家のイーロン・マスク氏は、トランプ氏がホワイトハウスへに返り咲くための政治活動委員会に献金しました。
無党派を自称し政治に関わりたくないと語っていたマスク氏でしたが、莫大な資金力が政治の世界にまで影響を及ぼし始めました。
共和党にとってマスク氏が資金面で巨大な後ろ盾になることを期待しているようですが、イーロンは何を考えているか全くわからない人ですね。
得意の気まぐれか計算かわからんな
メタがトランプ氏への一連の制限を解除
メタ・プラットフォームズはトランプ前米大統領のアカウントに対する『罰則強化措置』を解除しました。
大統領選挙を前に、候補者らが平等に表現ができるようにするといった意図があるとのことですが、トランプ氏優先の状況では当然の措置でしょうね。
トランプ氏のフェイスブックとインスタグラムのアカウントは、前回の選挙後の暴動以降2年間も凍結されていました。
トランプちゃんには朗報ね!
7月の注目イベントについて
7月も引き続き重要な経済指標のスケジュールを確認しておきます。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
昨日の米国市場は上昇しましたが、前日の下げを取り戻すほどには上げきれませんでした。
生産者物価指数(PPI)は上ブレましたが、債券市場は利下げが早まる公算を正当化したようです。
大型株についてもこれまで通りの上昇とはなりませんでしたが、今後は決算が大きく影響しそうです。
一時のようにメガテックすべてが上がる相場に戻れないようだと、FANG+やテックトップに投資している人は思うようなリターンを得ることができないかも知れませんね。
来週はネットフリックスやユナイテッド・ヘルス、ジョンソン&ジョンソンや銀行株などの決算発表があります。
メガテックの保有に不安がある人は、決算次第では一度手放しても良いかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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