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Follow @RamTky昨日の米国市場は大きく下落しました。
3月の消費者物価指数(CPI)が発表されたのですが、インフレ圧力が再び高まっていることが示唆され、債券市場や為替にも大きな影響がありました。
6月利下げの予想がほぼ消滅して、利上げの可能性まで浮上してきました。
株価は3月の上昇分の半分ほど消失してしまいましたが、米国市場の5ヶ月連続上昇はトレンド転換となってしまうのでしょうか。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
4/10 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きな下落をしました。
上振れした消費者物価指数(CPI)が大きく影響しているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…▲0.95%
・ダウ…▲1.09%
・NASDAQ…▲0.84%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても買い戻されることはありませんでした。
インフレ指標が上振れたことで長期金利は急騰しましたから、株式のバリュエーションがさらに低下したことになります。
下げ続けることはなかったわ!
ハイパーグロース株はボコボコやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.364から4.547に急騰しました。
前日には水準を下げていた長期金利ですが、昨日は急激に上昇しています。
消費者物価指数(CPI)の発表を受けて、これまでのレジスタンス4.5を一気にブレイクアウトしてきました。
5%に向かう勢いやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下がったことがわかります。
見たくないマップね!
メガテックではエヌビディアとメタが反発していますが、他は軒並み下落。特にテスラは▲2.90%と前日の上げを帳消し。
それでも一部では上昇した銘柄もあるのでピックアップしていきます。
それほど大きく上げてはいませんが、金利が上がっても株価が上昇していけるだけの底力がある銘柄として覚えておきたいですね。
一方で、大きく下げている銘柄は多くDECK(デッカーズ)▲6.65%、DHI(DRホートン)▲6.39%、WBA(ウォルグリーン)▲6.05%、LEN(レナー)▲5.76%などが売られました。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち1セクターのみが上昇、10セクターが下落した1日となりました。
・エネルギー…+0.3%
・通信…▲0.45%
・生活必需品…▲0.5%
・情報技術…▲0.9%
・ヘルスケア…▲1.11%
・資本財…▲1.12%
・一般消費財…▲1.22%
・公益事業…▲1.33%
・素材…▲1.52%
・金融…▲1.57%
・不動産…▲4.03%
エネルギー以外は全て下げていますが、7セクターが1%以上の下落をしたセルオフ相場となりました。
特にこのところ好調だった不動産セクターは4%を超える急落ですね。
このまま高金利が続くようなら生活必需品やヘルスケアなどのディフェンシブセクターが台頭するかもしれませんね。
通信が常に強いな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.95%下落して、終値では5,160まで下げました。
方向感を模索していたS&P500ですが、昨日は大きく下げています。
ボリンジャーバンドを見ても1σを下に抜け、上昇のトレンドは一旦の終焉を迎えそうです。
新NISA一括投資を待っていた人は、そろそろ良いエントリーポイントとなりそうですね。
決算発表に期待ね!
FEAR&GREEDインデックスは61から54に下げてNEUTRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
3ヶ月連続で上振れた消費者物価指数(CPI)
昨日発表された3月の消費者物価指数(CPI)は、食品とエネルギーを除くコア指数が市場予想を上回り3ヶ月連続で上振れました。
インフレ圧力が再度高まっていることが示唆され、利下げが後ずれすることは間違いなさそうです。
【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…3.5%(予想…3.4%)
・前回…3.2%
〈前月比〉
・結果…0.4%(予想…0.3%)
・前回…0.4%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…3.8%(予想…3.7%)
・前回…3.8%
〈前月比〉
・結果…0.4%(予想…0.3%)
・前回…0.4%
・過去3ヶ月のコアCPIは年率4.5%上昇
・自動車保険、医療費、衣類は上昇
・新車・中古車価格は下落
・住居費は2ヶ月連続で0.4%上昇
インフレ再燃の可能性を受けて長期金利は急騰、ドルは急上昇、株価は急落となりました。
やっぱり感あるわね!
元財務長官、次は利上げの可能性を検討すべき
サマーズ元米財務長官は3月の消費者物価指数を受けて、FRBは次の一手を利上げとする検討が必要だと言及しました。
6月に利下げに踏み切るようならそれは重大な誤りであり、利上げの確率15-25%のレンジと予想しているとのこと。
どちらにせよFRBはもう少し多くのインフレ指標を確認する必要がありそうですね。
年内利下げはあっても1回か
QT減速はまだ3月FOMC議事要旨
3月に開催されたFOMCでは償還に伴う保有証券減少については、ペースをおよそ半分に落とすことが支持されましたが、バランスシート縮小プロセスを減速させる計画については何も決定はされなかったとのこと。
量的引き締め(QT)がはじまらなければ利下げなど起こすはずもありませんので、FRBはまだ当分利下げに踏み切ることは考えていないようです。
QT議論→QT実施→利下げ議論→利下げ実施との流れを鑑みると、本当に年内に利下げする気はあるのかと疑問を抱かざるを得ません。
早くても年末になりそうね!
4月の注目イベントについて
4月も重要な経済指標についてスケジュールを確認しておきます。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
経済ニュースを確認するならmoomooアプリが便利です。
まとめ
昨日の米国市場は大きく下落しました。
発表された消費者物価指数(CPI)ではインフレ圧力が再び高まっていることを受けて、長期金利は急騰、株価は急落となりました。
これから株価が上がりにくい相場に突入しそうですから、急騰しているゴールドや原油などにも投資できるツールを持っておきたいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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