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Follow @RamTky昨日の米国市場は3指数とも大きく下落しました。
これまで急激に上昇しすぎてきた分の巻き戻しがはじまるかも知れません。
調整が深くないことを願うばかりですが、売りが売りを呼ぶ大きな反落が来なければいいですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
12/20 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく反落しました。
大きなニュースがあったワケではありませんが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…▲1.47%
・ダウ…▲1.27%
・NASDAQ…▲1.50%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
今日もジリジリと続伸するのかと思われたのですが、日本時間の明け方から急激に株価は下げていき、引けにかけて暴落していきました。
とうとう始まりそうね!
ハイパーグロース株もボロボロやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.931から3.853に低下しました。
ついには3.9%を切ってきた長期金利ですが、完全にトレンドが変わったと言って良さそうです。
債券市場にも買い圧力が強まっていますので、このまま長期金利が下がっていく公算が高まると考えています。
まずはPCEの発表が山場やな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほぼ全ての銘柄が下落していることが分かります。
久々のおはぎゃーね!
マグニフィセント7ではアルファベット+1.13%と上昇しましたが、他はすべて下落しています。特にテスラは▲3.92%、エヌビディアは▲3.01%と大きな下落となりました。
他にもほとんどが大きく下落していますが、特に急落した銘柄をピックアップしていきます。
先日クリーンエネルギーが好調とお伝えしたばかりですが、上昇が大きかった分昨日の反落も急激でした。他にもボラティリティの高い銘柄は下落幅も大きかったようです。半導体も全般的に大きく売られています。
一方で、少数ですが買われた銘柄もありCVS(CVSヘルス)+1.29%、JCI(ジョンソンコントロールズ)+1.09%などが上昇しています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち1セクターのみが上昇、10セクターが下落した1日となりました。
・通信…+0.04%
・エネルギー…▲1.04%
・不動産…▲1.3%
・資本財…▲1.49%
・ヘルスケア…▲1.58%
・金融…▲1.62%
・素材…▲1.64%
・情報技術…▲1.73%
・生活必需品…▲1.88%
・公益事業…▲1.9%
・一般消費財…▲1.92%
通信セクターはグーグルの上昇によって何とかプラスで終えましたが、他セクターはすべて1%以上の大きな下落となりました。
全体的に売られていますので、どのセクターがどうといった観測はありませんが、買われ過ぎた分だけが売られるといった状況が続きそうです。
ここからはじまってしまうんかな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,698まで下げました。(▲1.47%)
このところ順調に水準を切り上げていたS&P500ですが、過去最高値を目前に急落してしまいました。
RSIも82まで上昇していましたから、当然と言えば当然の調整ですね。
MACDも下を向きはじめましたので、ここから急落していく可能性もあります。
FEAR&GREEDインデックスは72とGREEDまで下がっていますが、まだまだ買われ過ぎと考えています。
少し深めの調整が来るかも知れないわね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
楽観ひろがる消費者信頼感指数
コンファレンスボードが発表した12月の米消費者信頼感指数は110.7に上昇し、前月の101.0(速報値102.0)から大幅な伸びとなりました。
市場予想の104.5を上回り2021年3月以来の大きさは、労働市場とインフレの見通しに対する楽観の広まりを示唆しました。
雇用は十分にありビジネス環境の改善など、消費者は向こう1年の金利低下を予測する人の割合が増えているようです。
消費者にも楽観が広がってるわね!
紅海の商船攻撃がインフレリスクに
イスラエルとハマスの戦闘に絡んだ紅海での商船攻撃は、経済に新たなインフレリスクをもたらす恐れがあります。
貨物船はスエズ運河を通れないとなると、アフリカを回航する長距離海路を選択することで輸送の遅延と財の価格上昇につながりそうです。
クリスマス商戦真っただ中の消費財分野において、大きなダメージを与えそうですね。
せっかくインフレ納まってきたのにな
ハーカー総裁『利下げ今すぐではない』
フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、『利下げをはじめることは重要だが今すぐではない』と述べました。
相次ぐFRB高官からのけん制が続いていますが、同氏は2024年のFOMC議決権を持っていません。
3月利下げはなさそうね!
12月の注目イベントについて
12月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。
今後は経済指標次第で株価に大きな影響がありそうですね。
まとめ
昨日の米国市場は大きく反落しました。
3指数ともに過去最高値付近にありましたが、さすがに急激に上げ過ぎてきましたね。
調整が深くなければいいですが、個人的には新NISA買付の1月に向けて下がってくれてもいいかなーと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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