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Follow @RamTky昨日の米国市場は雇用統計の結果を受けて上昇しました。
為替も多少は落ち着きを取り戻していますが、円高トレンドは続きそうですね。
一方で、来年の早い時期に利下げがあると予想してきた市場観測は、強い雇用によって遠のいていきました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
12/8 米国市場の値動き
昨日の米国市場は2日連続の上昇となりました。
雇用統計が市場に大きく影響したようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
続伸した米主要3指数
・S&P500…+0.41%
・ダウ…+0.36%
・NASDAQ…+0.45%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後一旦売り込まれる場面もありましたが、引けにかけて買い戻されていきました。
雇用統計が好感されたわね!
ハイパーグロース株はまちまちやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.145から4.229に上昇しました。
プレマーケットまでは4.1台だった長期金利ですが、雇用統計の発表とともに一気に上昇していきました。
強い雇用に支えられて米国の経済の底堅さが示されましたね。
こりゃすぐに4.0を切ることはなさそうやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇していることがわかります。
Googleは反落ね!
マグニフィセント7は前日大きく上昇していたGOOGが▲1.31%と反落した以外は買われています。
特にNVDAは+1.95%、METAは+1.89%と大きな上昇でした。
特に買われた銘柄をピックアップしていきます。
PARAはM&Aの観測報道が流れたため株価が急騰しました。
一方で、下落した銘柄も多くENPH(エンフェーズエナジー)▲3.88%、DG(ダラーゼネラル)▲3.84%、ILMN(イルミナ)▲3.58%などが大きく売られていました。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。
・エネルギー…+1.24%
・情報技術…+0.92%
・金融…+0.67%
・資本財…+0.36%
・素材…+0.27%
・一般消費財…+0.27%
・ヘルスケア…+0.11%
・不動産…▲0.09%
・公益事業…▲0.28%
・通信…▲0.39%
・生活必需品…▲0.56%
原油価格が反発したことでエネルギーセクターが大きく上昇しました。
他にも半導体がけん引した情報技術セクターも大きく上げています。
一方で生活必需品や金利の上昇に弱い公益事業や不動産が下げています。
通信セクターの下落はグーグルの反落によるものですね。
金融はずっと調子がええな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は上昇して終値では4,604まで上げました。(+0.41%)
2日続伸となったS&P500は、4,600の大台を超えついに年初来高値を更新してきました。
出来高はあまり大きくないので大口投資家はそこまで買い向かっていないようです。
RSIは70にタッチするまでに上げていますので、さすがに割高と言えそうです。
次の山場は来週のFOMCね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
強い雇用統計に利下げ観測遠のく
昨日発表された11月の雇用統計では、市場予想を上回る雇用者数と賃金の伸びによって、労働市場の力強さが示されました。
【失業率】
結果 3.7%(予想 3.9%)
前回 3.9%
【非農業部門雇用者数】
結果 19.9万人増(予想 18.5万人増)
前回 15.0万人増
【平均時給(前年同期比)】
結果 4.0%増(前回 4.1%増)
前月比 0.4%増 予想0.3%増(前回 0.2%増)
来年の早い時期から利下げがはじまると考えていた楽観した市場に水を差す結果となりました。
順調に雇用者数を減少させてきた米労働市場は一時的に反発しています。
自動車メーカーのストライキによって減少していた雇用3万人が戻っていますね。
55%を超えていた来年3月の利下げ予想は、雇用統計を受けて43%にまで減少しています。
来年前半の利下げはないかも知れないわね!
消費者マインド大幅改善が見られたミシガン大
12月のミシガン大学消費者調査(速報値)は消費者マインド指数が大幅に改善され、市場予想を上回り1年先インフレ期待は22年ぶりの大幅低下となりました。
【12月】速報値
□結果…69.4(予想…62.0)
前月…61.3
□1年先インフレ期待…3.1%
市場予想…4.3% 前月…4.5%
□5-10年先インフレ期待…2.8%
市場予想…3.1% 前月…3.2%
1.4%低下した1年債のインフレ期待によって、消費者にとってもインフレの終焉が感じられるようになったようです。
もう勝利宣言しても良さそうやな
株式60債券40の資産配分はもう古い?
伝統的な『株式60/債券40』といったポートフォリオよりも、株式100%の方が運用成績が良いといった論文が発表されました。
30余りの国と地域を対象に130年にわたる期間について検証したところ、60/40のポートフォリオよりも、国内株式と外国株式の半々で組み合わせて運用した方が実績が上回るようです。
今後も債券のパフォーマンスが優れないとは限りませんが、最近の債券市場を見ていれば納得できます。
オルカン最強ってことでいいわね!
12月の注目イベントについて
12月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。
今後は経済指標次第で株価に大きな影響がありそうですね。
まとめ
昨日の米国市場は上昇しました。と言っても、それほど大きなものではありませんでしたから、市場はすでにFOMCに向けて警戒をはじめているようです。
雇用は相変わらず強い上に、消費者マインドは回復しており、インフレ期待は急低下している。
これはもはやノーランディングを達成できるのではないかと楽観してしまいそうですが、こんな時こそ落とし穴がありますから、気を引き締めておきましょうね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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