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Follow @RamTky昨日の米国市場は今週に入ってからの上昇を継続させています。
FRB当局者の発言が相次ぐ中で、生産者物価指数(PPI)の発表がありましたが株価は上に反応しました。
今夜には消費者物価指数(CPI)が控えていますが、市場はインフレ低下に関しては楽観しているようです。
それでは10/11の米国市場を振り返り、【PPI通過で米国市場は4日続伸】今夜のCPI次第では株価急騰あるについて解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
10/11 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
インフレ指標の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
買い戻された米主要3指数
・S&P500…+0.43%
・ダウ…+0.19%
・NASDAQ…+0.71%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後9月のFOMC議事要旨が発表されると、再び株価は上昇をはじめナスダックを中心に買い戻されました。
不確定要素が減ってきたわね!
ハイパーグロース株はまちまちやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.562から4.554に低下しました。
10月初旬をピークに下げ続けている長期金利ですが、昨日も低下しています。
9月FOMCの議事要旨が発表されると、それほどハト派な内容ではなかったにも関わらず債券は買われたようです。
短期債の入札は不調だったみたいやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇していることがわかります。
GAFAMは強かったわね!
GAFAMは全て上昇してアップル以外は1%以上の上昇をしています。
全体的にはそこまで好調な相場と言えるほどではありませんでしたが、大型株の上昇が指数に大きく影響したようです。
一方で、エネルギーやヘルスケアには大きく下落した銘柄も多く、XOM(エクソンモービル)▲3.58%、CVX(シェブロン)▲3.27%、ABT(アボット・ラボラトリーズ)▲5.04%、ISRG(インテュイティヴ・サージカル)▲5.39%、BAX(バクスター・インターナショナル)▲12.27%と急落しています。
エクソンモービルはシェール大手のPXD(パイオニア・ナチュラル・リソーシズ)を買収することが明らかになって下落しましたが、原油の産油量に関しては他社に大きなアドバンテージとなりそうです。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。
・不動産…+1.75%
・公益事業…+1.47%
・通信…+1.2%
・情報技術…+0.81%
・資本財…+0.62%
・素材…+0.51%
・一般消費財…+0.42%
・金融…+0.25%
・ヘルスケア…▲0.16%
・生活必需品…▲0.41%
・エネルギー…▲0.65%
前日に『不動産セクターは当分ダメでしょうね』と言ったにもかかわらず、昨日はセクター中ベストパフォーマンスでした。
少し前までは投資家に見向きもされなかったセクターに資金の巻き戻しが入っています。
一方で、週明けには急騰してきたエネルギーセクターは息切れしていますね。どうやらイスラエル戦争ではそこまで原油価格が上昇することはないと踏んでいるのでしょう。
ディフェンシブセクターが弱いな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は上昇して、終値では4,376まで上げました。(+0.43%)
4日続伸となったS&P500ですが、一気にレジスタンスをブレイクアウトしてきました。
前日上ヒゲを付けて押し下げられていたことが懸念されたのですが、昨日は逆に下ヒゲをつけての上昇でした。
RSIを表示させましたが中立の50を超えてきましたので、売られ過ぎといったフェーズは抜けたようです。
次のターゲットは50日移動平均線を目指す展開ですが、今夜のCPIと今週からはじまる決算発表に注目が集まります。
上を目指す展開よ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想を上回る生産者物価指数
昨日発表された9月の生産者物価指数(PPI)は、市場予想を上回り前月よりも加速しました。
エネルギー価格の上昇が影響して3ヶ月連続で上昇、インフレ率低下の筋道が不安定な状況が示唆されました。
ガソリンのコストは前月比5.4%上昇
財の価格は堅調なペースで上昇
食品価格がほぼ1年ぶりの高い伸び
サービスのコストは0.3%上昇
原油価格は9月に約1年ぶり高値
介護施設の費用が低下
外来医療費は上昇
経済指標によって利上げを検討するといったFRB当局者に対して、政策金利の引き上げを正当化するひとつの指標となりそうですね。
景気がいいのは分かったわね!
高金利維持を示したFOMC議事要旨
9月のFOMC議事要旨が発表され、FRBは当面のあいだ高金利を維持する必要があると考えていることがわかりました。
前回の会合では利上げスキップとしたFRBですが、現在の金利水準が景気抑制的な領域にあると判断しているようです。
FRB当局者のハト派発言も相次ぐ中で、11月FOMCでの利上げも見送られると市場も予想しているようです。
もうターミナルレートに達したと
考えてる市場関係者が多いな
中立金利は3%に上昇可能とSF連銀総裁
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、中立金利について以前よりも高くなっている可能性があると述べました。
従来は中立金利を2.5%と推計されていたものが、2.5-3%の間に移行するのは可能だとする一方で、その差は0.5ポイントの違いしかないことを付け加えました。
また、現在の高水準にまで上がった長期金利は、もう一回分の利上げと同様な引き締め効果があると話しました。
もう利上げは必要ないと言っているようなもので、ハト派発言と捉えられました。
でも投票権は持ってないの!
10月の注目イベントについて
10月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【PPI通過で米国市場は4日続伸】今夜のCPI次第では株価急騰あるをまとめます。
昨日の米国市場は4日連続の上昇となりました。
インフレ指標の発表がありましたが、FRB当局者のハト派な姿勢は変わらないようです。
今夜には消費者物価指数(CPI)の発表がありますが、材料出尽くしとなれば株価はさらに上を目指せるかと考えられます。
今週末からは決算発表が本格化しますから、そちらの方が株価に大きな影響を与えそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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