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Follow @RamTky昨日の米国市場は大きく下落しました。
JOLTS求職が上振れたことが影響したようですが、前日に続く長期金利の急騰によって株式市場に大きな衝撃を与えたようです。
月曜日は長期金利が急騰していたのに、なぜかGAFAMなどのメガテック株が上昇しており不思議に思っていたのですが、やはり急落が待っていましたね。
それでは10/3の米国市場を振り返り、【10月に底打ちしないS&P500】上振れしたJOLTS求職に急騰した長期金利について解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
10/3 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
JOLTS求職の発表が大きな影響を与えたようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
大きく下落した米主要3指数
・S&P500…▲1.37%
・ダウ…▲1.29%
・NASDAQ…▲1.87%
プレマーケットから下落していた相場は、マーケットがオープンしても急落していきました。
前日にも長期金利が急騰したのにもかかわらず上昇していたハイテク株にも、大きな売りが入ったようです。
その後も買い戻されることもなく、引けにかけて売り込まれていきました。
下落が止まらないわね!
ハイパーグロース株はボロボロやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.685から4.803に急騰しました。
JOLTS求職の発表を受けて急騰した長期金利は、1ヶ月で14%もの高騰をしています。
ここまでの高水準に上昇したのは2007年以来16年ぶりのことですが、5%を超えて上がり続けるといった観測も流れています。
そろそろ上げ止まって欲しいな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が売り込まれていることがわかります。
メガテックの反落が大きいわ!
もう何も解説したくなくなるほどの全面急落相場です。
マグニフィセント7も全て下落しており、2%を超える下げを見せた銘柄も多かったようです。
他にもあげればキリがないほど大きく下落した銘柄が多く、個別要因ではなく金利の上昇によって相場全体が下げているようです。
一方で、公益事業が全般的に上昇していますが、これまで売り込まれていた分、割安になった銘柄に資金が避難していると判断できます。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち1セクターのみが上昇、他10セクターが下落した1日となりました。
・公益事業…+0.59%
・エネルギー…▲0.39%
・生活必需品…▲0.81%
・資本財…▲0.88%
・素材…▲0.9%
・ヘルスケア…▲1.05%
・通信…▲1.46%
・金融…▲1.62%
・情報技術…▲1.94%
・不動産…▲2.04%
・一般消費財…▲2.57%
昨日は珍しく公益事業のみがプラスのパフォーマンスとなりました。これまで下げすぎてきた分、巻き戻しが入るのであれば上げしろも大きいのかも知れません。
一方で、相変わらず不動産セクターは昨日も下げていますが、一般消費財や情報技術も2%といった大きな下げに直面しています。
全面セルオフ相場の中でも比較的ディフェンシブセクターの下げ幅は限定的でした。
公益事業のみプラスって初めて見たわ
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,229まで下げました。(▲1.37%)
再び大きく売り込まれたS&P500ですが、8月からのダウントレンドを継続しています。
緑のラインは私が引いたトレンドラインですが、それをも上回る速度で急落しています。
このままだと4,200がサポートラインとして機能しない可能性が高く、テクニカル的にはどこまでも下値を掘り下げる展開となりそうです。
チャート的には最悪ね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想以上に増加したJOLTS求人件数
昨日発表された9月のJOLTS求人件数は、市場予想の881.5万件を大きく上回り961万件に増加しました。
失業者1人に対して1.5人の求人がある状況で、ホワイトカラーの求人が急増しているとのこと。
労働市場の底堅さは景気を抑制したいFRBにとって、ネガティブなニュースとなったことから市場は全面セルオフとなりました。
景気が強すぎるのも困りものなの!
史上初の下院議員解任は市場にどう影響を与えるのか
共和党のマッカーシー米下院議長が解任されました。
債務上限問題や政府機関閉鎖の危機に取り組みに務めた同議員ですが、下院議長としては史上初の解任となったことで、米議会は一段の混乱に見舞われると予想されます。
時期議長候補が見当たらない中で政府機関閉鎖のつなぎ予算は11月17日までですから、議長不在のまま期限が迫る問題ですから、もし封鎖となれば米経済全体に大きな影響がありそうです。
問題は山積しとるな
11月利上げ支持するメスター総裁
米クリーブランド連銀のメスター総裁は、経済が9月の状況と変わらないようなら11月のFOMCで利上げを加速する考えを示しました。
9月のFOMCで発表されたドットプロットでも、年内にあと1回の利上げが織り込まれていましたから予想通りとはいえ、タカ派のメスター総裁らしい発言です。
一方で、イエレン財務長官は政策金利の高止まりは既定路線ではないと言明していますが、来年の大統領選挙を意識したポジショントークとも考えられます。
利上げはあると思ってた方がいいわ!
10月の注目イベントについて
10月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【10月に底打ちしないS&P500】上振れしたJOLTS求職に急騰した長期金利をまとめます。
昨日の米国市場は長期金利が急騰する中で大きく下落しました。
一方で、政府機関の閉鎖が先送りされる中で、前代未聞の下院議長解任劇が起こりました。
S&P500は7月の高値から2ヶ月で▲7.83%も下落していますが、このまま調整局面を迎えてしまうのでしょうか。
株高に沸いた2023年の米国市場ですが、年内のリバウンドは難しいのかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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