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Follow @RamTkyPCEデフレータの発表を受けてプレマーケットでは上昇していた米国市場ですが、その後は売られ続けたことで1日を通して下落していきました。
週間ベースでもマイナスとなった米国市場は、今年初めての4週連続の下落となってしまいました。
インフレに対しての利上げは完了しているとの見方もありますが、市場の次の焦点は利下げ開始時期となりそうです。
それでは9/29の米国市場を振り返り、【9月S&P500は▲4.87%】今年初めての4週続落した米国市場について解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
9/29 米国市場の値動き
今週ラストとなった昨日の米国市場は下落しました。
注目のPCEデフレータの発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
下落した米主要3指数
・S&P500…▲0.27%
・ダウ…▲0.47%
・NASDAQ…+0.14%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後も買い戻されることはなく、引けにかけても売られていきました。
終わってみればナスダック以外はマイナスとなり、週間ベースで見てもダウが▲1.34%、S&P500は▲0.74%、ナスダック▲0.04%の下落となりました。
3指数とも2ヶ月連続の下落よ!
ハイパーグロース株はそれなりやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.585から4.579とほぼ変わらずでした。
マーケットオープン時には4.5付近にまで低下していた長期金利ですが、市場が開くと再び上昇していきました。
やはり金利水準が切り上げられており、債券市場では『買われれば売られる』といった弱気の相場が定着しているようです。
急上昇には要注意や
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったように見えます。
はじめはほとんど上昇してたのよ!
PCEの発表があったプレマーケットでは、ほとんどの銘柄が大きく上昇していました。
マグニフィセント7ではメタ▲1.23%とアルファベットが▲0.96%と下げていますが、テスラが+1.56%と続伸しており他4銘柄は1%未満の上昇でした。
昨日大きく上昇した銘柄は偏ったセクターではなく、個別の理由で買われたようです。
マイクロンは前日の決算によって▲4.41%下落しましたが、翌日にはリバウンドしています。
ナイキは決算が好感されて、一時は+11%もの急騰をしていました。
一方で、昨日は大きく下落した銘柄も多くBRK-B(バークシャーハサウェイ)▲1.89%、ABBV(アッヴィ)▲2.10%、WMT(ウォルマート)▲1.61%、ELV(エレバンスヘルス)▲2.65%などが売られました。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。
・一般消費財…+0.44%
・情報技術…+0.41%
・不動産…+0.2%
・公益事業…+0.18%
・生活必需品…▲0.19%
・素材…▲0.28%
・ヘルスケア…▲0.59%
・通信…▲0.62%
・資本財…▲0.65%
・金融…▲0.88%
・エネルギー…▲1.65%
情報技術セクターは全般的に買われましたが、一般消費財は一部の銘柄の上昇にけん引されました。
一方で、ヒートマップでも分かるようにエネルギーや金融、通信やヘルスケアセクターは全般的に売られていました。
昨日はどちらかというと、プレマーケットで大きく上昇した分を場中で売られるといった変則的な相場でした。
エネルギーは最近上げ過ぎたかな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500はわずかに下落して、終値では4,288まで下げました。(▲0.27%)
年初来の週足チャートを眺めると、今年初めて4週連続の下落を記録してしまったことが分かります。
下落のトレンドに沿って下値を掘り下げていますが、次のサポートラインの▲2%を下に抜けてしまうと底値が見えなくなってしまいます。
ターニングポイントは10月の半ばから後半と考えれれますが、ファンダ的には決算発表によって値動きが決まりそうです。
そろそろ買いの準備をはじめるわよ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
8月PCEコアデフレータ前月比0.1%増に縮小
8月のPCEデフレータの発表がありましたが、食品とエネルギーを除くコア指数は前月比で0.1%の伸びにとどまりました。
2020年以来の小幅な伸びとなったことで、次回FOMCでの利上げを見送り観測を強めています。
コア(前年比)
結果…3.9%(予想…3.9%)
前回…4.2%
(前月比)
結果…0.1%(予想…0.2%)
前回…0.2%
総合(前年比)
結果…3.5%(予想…3.5%)
前回…3.3%
(前月比)
結果…0.4%(予想…0.5%)
前回…0.2%
個人支出(前月比)
結果…0.4%増(予想…0.4%増)
前回…0.8%増
個人所得(前月比)
結果…0.2%増(予想…0.3%増)
前回…0.2%増
全般的にインフレとの戦いは終盤となったことを示唆しましたが、ガソリン価格の上昇や学生ローンの返済再開などの影響が支出を冷え込ませるリスクがあります。
・サービス支出は前月比0.2%増
・財への支出は0.2%減
・実質可処分所得は前月比0.2%減
・貯蓄率は3.9%に増
株式には追い風になったわね!
9月ミシガン大消費者調査1年先インフレ期待低下
9月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は、1年先のインフレ期待の低下を示唆しました。
消費者は景気の先行きに不安を感じており、政府機関の閉鎖や自動車労働のストといった不確実性が要因となっています。
【9月】
結果…68.1(予想…67.7)
前月…71.2(修正値…69.5)
1年先インフレ期待…3.2%
市場予想…3.2% 前月…3.5%
5-10年先インフレ期待…2.8%
市場予想…2.8% 前月…2.9%
自動車購入に関する指数が大幅に低下したのは、もちろん自動車労組のストライキによって自動車価格が上がることを懸念していることの示唆。
また、住宅や家電を含めた耐久財に関する指数は3ヶ月ぶりの低水準となりました。
インフレ期待が下がったことは
株価にとってはいいことやけど
景気にとっては少し心配やな
利上げ完了も高水準維持を示唆したNY連銀総裁
昨日のPCEデフレータの発表を受けて、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁はFRBの利上げは完了した可能性があると示唆した。
一方で、インフレ率を目標の2%に押し下げるためには、金利を『しばらくの間』高水準で維持する必要があると言明しました。
昨日の相場が下落したのはNY連銀総裁の発言によるとも言われていますが、FFレートに対する市場の予想と当局の思惑が乖離することで相場の歪みを発生させているようです。
市場には楽観が広がり過ぎよ!
10月の注目イベントについて
来週から早くも10月に入ります。10月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【9月S&P500は▲4.87%】今年初めての4週続落した米国市場をまとめます。
昨日の下落によって週間ベースでは4週連続の下落となりました。
9月のパフォーマンスはS&P500が▲4.87%、ダウは▲3.50%、NASDAQ100は▲5.07%と大きな下落となりました。
利上げが終盤を迎えていることは間違いありませんが、不確実性の多い市場において株価が上昇できるだけの材料が不足しているようです。
個人的には10月には買い場が訪れると考えて、少しづつ資金を振り向けていこうと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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