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Follow @RamTky昨日の米国市場は前日に続けて大きく下落しました。
7月FOMCの議事要旨が発表になり、インフレの長期化が懸念されるといった悲観が広がり、株価を下げる要因となったようです。
一度はリセッション懸念が和らいだと考えられていましたが、経済の下振れや失業率の上振れリスクを考慮すると、米国は景気後退に向かっているのかも知れません。
それでは8/16の米国市場を振り返り、【FOMC議事要旨公開で円安加速】インフレ鈍化しない懸念高まるについて解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
8/16 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
7月FOMC議事要旨が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
続落した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって続落しました。
・S&P500…▲0.76%
・ダウ…▲0.52%
・NASDAQ…▲1.15%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットオープン直後は上昇しました。
その後はダラダラと売られる展開となり、7月のFOMC議事要旨が公開されると相場が揺れ動きましたが、引けにかけても下落していきました。
これまで利下げ観測によって楽観が広がって株式は上昇していましたが、どうやらその楽観は帳消しになってしまうようです。
金利はまだ上がりそうね!
ハイパーグロース株も弱々やな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.216から4.252に上昇しました。
このところ連日で上昇している長期金利は、昨日もその水準を切り上げてきました。
ついには2007年以来の高水準にまで上昇してしまい、米市場が耐えられるのか怪しいところまで上げています。
政策金利が5.25-5.5にある他、債務上限問題や米国の格下げなどといった要因が重なっていますので、このまま高水準が継続しそうな状況です。
もう株式どころやない水準やな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落していることが分かります。
連日のおはギャーね!
昨日もGAFAMもすべてが下落しており、特にメタは▲2.54%、アマゾンは▲1.89%と大きな下げとなりました。
なかでもテスラは▲3.16%の下落と相変わらずボラティリティの高い相場が続いています。
他にも昨日は急落した銘柄が多く見受けられました。
半導体銘柄が全般的に売られています。半導体指数のSOXも▲2.07%下げていますが、まだ年初来で+35%のリターンがありますので、もう少し下げていくのかも知れません。
決算前日に大きく株価を下げていたターゲットは、決算が好感されて昨日は+2.96%と大きく上昇しています。
こちらも前日まで大きく下げ続けていたMRNA(モデルナ)ですが、昨日は+2.60%と反発しています。
個別企業の株価変動について
それぞれ理由が気になるわね!
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち1セクターのみが上昇、10セクターが下落した1日となりました。
・公益事業…+0.29%
・生活必需品…▲0.29%
・金融…▲0.38%
・エネルギー…▲0.4%
・資本財…▲0.62%
・素材…▲0.82%
・ヘルスケア…▲0.82%
・情報技術…▲0.89%
・通信…▲1.08%
・不動産…▲1.1%
・一般消費財…▲1.41%
公益事業セクター以外はすべて下げていますが、特に一般消費財と不動産は▲1%以上の下落でした。
テスラやメタなどの大型株の急落が影響しているようです。
比較的ディフェンシブセクターの下落は限定的でしたが、トレンド転換が起きたようにも感じています。
上昇できる要素がないな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は下落して、終値では4,404まで下げました。
2日連続で大きな下落となったS&P500ですが、昨日の下げは明らかな下落トレンドへの転換となりそうです。
50日移動平均線はサポートラインの役割を果たすことなく、ズルズルと値を崩しはじめました。
MACDも下落に転換したことを示していますので、8月いっぱいは厳しい相場が続くと予想されます。
レイバーデイ明けに期待ね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
7月FOMC議事要旨『インフレ鈍化しない』
7月に開催されたFOMCの議事要旨が公開されましたが、FRBメンバーの大半は『インフレは鈍化しない』可能性を懸念しているようです。
議事要旨には以下のような見解が示されていました。
□インフレには上振れリスクがある
□金融政策の追加引き締めが必要になり得る
□経済活動は強靱を保っている
□労働市場も強さを維持している
□経済活動に下振れリスクがある
□失業率には上振れリスクがある
FRBはもはや経済が年末に向けてリセッションに入るとは判断していないようですが、これまでもFRBって意見をコロコロ変えていますから、鵜呑みにしない方がいいのかも知れませんね。
高い水準の政策金利を継続すれば
経済だって崩壊するわよ!
昨年の介入を超えるドル円為替
17日午前の段階でドル円相場は1ドル146円前半を推移しています。
FOMC議事要旨を受けて利上げ観測が高まったことで、さらにドルが買われる展開となりました。
昨年9月に為替介入があった水準を超えているため、口先介入などのけん制が警戒されます。
介入がなければこのまま150円にまで達してしまいそうですが、米国株投資家としては評価額が上がる一方で、ドル転しにくい状況が続きますね。
喜んでいい状況ではないな
テスラ中国で今週2度目の値下げ
テスラが中国で今週2度目となる値下げを発表しました。
14日にはモデルYの値下げを発表したばかりでしたが、昨日はモデルSとモデルXの価格の引き下げに踏み切りました。
最大で7万人民元(約140万円)を値引きするとのことですが、それでもそれぞれ75人民元(約1,500万円)と83人民元(約1,660万円)するそうです。
何とか納車台数の確保をしたいのね!
8月の注目イベントについて
8月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【FOMC議事要旨公開で円安加速】インフレ鈍化しない懸念高まるをまとめます。
昨日の米国市場は前日に続けて大きく下落しました。
FOMCの議事要旨ではインフレの高止まり懸念が示され、利上げ観測が高まりました。
長期金利に至ってはリーマンショック時の高水準にまで高騰していますので、株式市場にとっては強い逆風となっています。
2023年は大きく上昇してきた株価ですが、夏枯れ相場でトレンド転換したと考えられます。
長期投資家にとっては安くなった株式を買い向かいところですが、やはり円安が気になりますよね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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