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Follow @RamTky昨日の米国市場は方向感が見えない相場となりました。
発表された消費者物価指数(CPI)ではインフレの減速が見られ、株式は上昇していったのですが間もなく下落していきました。
長期金利が急騰したことが要因だと推測できますが、債券市場には現在の経済状況を楽観している投資家は少ないようです。
それでは8/10の米国市場を振り返り、【インフレ減速でも株価上昇ならず】予想を下回るCPIに利上げ観測後退について解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
8/10 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
消費者物価指数(CPI)の発表で株価は上昇すると思われたのですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
上昇幅を減らした米主要3指数
昨日の米国市場は3指数はわずかに上昇しました。
・S&P500…+0.03%
・ダウ…+0.15%
・NASDAQ…+0.12%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると一時的に上昇していきました。
プレで発表のあった消費者物価指数(CPI)ではインフレの低下が見られたことで、株価は上昇していったのですが、引けにかけてズルズルと下落していきました。
なんとかプラスで引けたわね!
ハイパーグロース株はイマイチやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.019から4.104に急騰しました。
消費者物価指数の発表を受けて10年債が大きく売られました。
長期金利は一気に4.1%を超えたことで、株式にも大きな打撃を与えています。
ここまで上がると株式には逆風やな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、大きな変動している銘柄が少ないことが分かります。
大型株も静かね!
昨日はGAFAMも大きな変動はありませんでしたが、テスラが+1.3%上昇していましたね。
1%以上変動した銘柄も少なかったですね。
ディズニーは前日の決算が好感されての急騰です。
一方で、F(フォード)▲4.48%、GM(ゼネラルモーターズ)▲5.79%と急落していますが、自動車労組連盟の賃上げ圧力によって巨額の費用が増加すると予測されたことが要因です。
個別企業の株価変動について
それぞれ理由が気になるわね!
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。
・一般消費財…+0.45%
・通信…+0.22%
・情報技術…+0.16%
・金融…+0.08%
・エネルギー…▲0.07%
・生活必需品…▲0.09%
・ヘルスケア…▲0.21%
・公益事業…▲0.24%
・資本財…▲0.3%
・不動産…▲0.36%
・素材…▲0.37%
1%以上といった大きな変動のあったセクターはありませんでした。
上昇したセクターの中には大型株にけん引されたものもありましたが、基本的には全体的に横ばいの相場でした。
寄り付きには上げてた
セクターもあったんやけどな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500はわずかに上昇して、終値では4,468まで上げました。
マーケットオープン直後は今週の下落を取り戻す上昇を見せたS&P500ですが、引けにかけて下落したことで上昇幅を減少させてしまいました。
それでもサポートラインで反発を確認できたので、来週には反転してくれると考えています。
今夜には生産者物価指数(PPI)の発表もありますから、経済指標をしっかりと確認してから判断したいところです。
50日移動平均線も近付いているわね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
インフレ鎮静化を期待させるCPI
昨日発表された7月の消費者物価指数(CPI)では、インフレが鎮静化することを期待させるには十分な結果が出ました。
【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…3.2%(予想…3.3%)
・前回…3.0%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.2%)
・前回…0.2%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…4.7%(予想…4.7%)
・前回…4.8%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.2%)
・前回…0.2%
FRBも重要視するコアCPIに関しては前月比が2ヶ月連続の0.2%となり、もはやインフレは完全に鎮静化したと考えられる水準でした。
12ヶ月続けば2.4%やもんな
7月は中古車や航空運賃が下落、食品価格は上昇していますが、平均賃金がなかなか下がってこないのが気になりますね。
そろそろ勝利宣言してもいい頃よ!
FRB9月利上げスキップ濃厚に
昨日のCPIの結果を受けて、9月FOMCでの利上げはスキップされる可能性が高まりました。
これ以上の政策金利の引き上げは、経済の混乱を招きかねないと判断できそうです。
FedWatchツールを見ても90%が利上げスキップを予想しています。
9月FOMCまではもう一回CPIの確認ができますので、FRBメンバーも慎重な言葉を選んでの発言が続きそうですね。
そろそろタカ派は減ってきそうやな
インフレ減速でも慎重な言葉を選ぶFRB高官
昨日のCPIの結果を受けてもなお、FRB高官はそこまで楽観していないようです。
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は『まだやるべき仕事がある』と述べました。
アトランタ連銀のボスティック総裁は『インフレを2%目標に戻したいと考えている』と述べるにとどめていますが、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は『インフレとの闘いで進展を遂げつつある』とハト派寄りの意見を述べました。
そろそろタカ派はいなくなって欲しいわ!
8月の注目イベントについて
8月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【インフレ減速でも株価上昇ならず】予想を下回るCPIに利上げ観測後退をまとめます。
昨日の米国市場は上昇を取り逃す結果となりました。
消費者物価指数(CPI)の結果ではインフレの減速が確認できましたが、債券市場ではそれほどの楽観が広がりませんでした。
週間ベースでは▲0.21%の下落をしているS&P500ですが、2週連続の下落となってしまうと短期的な下落トレンドのはじまりとなってしまいそうです。
とはいえ、足元の米経済は強いままインフレは減速していますから、株式はまだ上昇できると考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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