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Follow @RamTky昨日の米国市場は大きく反落しました。
日銀のイールドカーブコントロールが修正されるといったリーク記事が発表されるや否や、米長期債は売られ為替は円高に振れ、株式は急落するといった展開となりました。
28日15:30には日銀の上田総裁の記者会見が控えていますが、米国の相場が開いている時間に合わせてのリーク記事って、完全に世界の経済を意識した発表でしょうね。
私が米国市場の記事を書くようになって3年近くになりますが、日本の経済政策がここまで米国市場に影響したのは初めてじゃないかと記憶しています。
それでは7/27の米国市場を振り返り、【米国株に押し目買いのチャンス】日銀YCC修正の報道で株価急落について解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
7/27 米国市場の値動き
昨日の米国市場は1日のうちで大きく下落しました。
日銀のYCCが大きく影響したようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
急落した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって下落しました。
・S&P500…▲0.64%
・ダウ…▲0.67%
・NASDAQ…▲0.55%
プレマーケットでは大きく買われていた相場は、マーケットがオープンするジワジワと下げていきました。
その後、日本時間の深夜2時ころから急激に株価は下げていき、引けにかけても売られていきました。
ナスダックは一時+1.6%を超える上昇でしたので、日中だけで2%以上も下げたということになります。
ダウは13日連騰で終了ね!
ハイパーグロース株もボロボロやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.885から4.005に急騰しました。
プレマーケットからジリジリ上げていた長期金利ですが、日本時間の2時を超えると急激に上昇していきました。
日銀のYCCの報道を受けて米長期債が大きく売られていましたが、やはり4%といった大台は投資家にも意識されるようです。
これ以上は上がらんでくれ
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が売られたことがわかります。
半導体は強かったわね!
GAFAMの中ではメタが決算発表の後に急騰していますが、マイクロソフトは▲2.09%と続落していますね。決算発表前のアップルとアマゾンは様子見といったところでしょうか。
また、テスラは▲3.27%と大きく下落しているのに対して、エヌビディアは+0.99%と上昇しており市場全体が下落する中で半導体銘柄は健闘しています。
昨日株価を急騰させた銘柄は、ほとんどが好決算銘柄でした。
アフターで決算発表のあったINTC(インテル)も時間外で株価を+8%以上も上昇させていますので、半導体製造装置のラムリサーチも含めて、半導体の将来は明るいようです。
一方で、下げた銘柄をあげるとキリがありませんが、相場の地合いが悪い時は欲しい銘柄の買い場かも知れませんね。
個別企業の株価変動について
それぞれ理由が気になるわね!
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち1セクターのみが上昇、他10セクターが下落した1日となりました。
・通信…+0.34%
・情報技術…▲0.35%
・生活必需品…▲0.08%
・ヘルスケア…▲0.84%
・資本財…▲0.87%
・一般消費財…▲0.96%
・金融…▲1.09%
・エネルギー…▲1.15%
・素材…▲1.43%
・公益事業…▲1.81%
・不動産…▲2.15%
メタの上昇にけん引されて、通信セクターのみがなんとか上昇しています。
一方で、5セクターが1%以上も下げており不動産セクターに至っては2%以上も下げています。
これまで堅調に上昇を続けてきた米国市場ですが、ちょっとしたニュースひとつでここまで下げるということだけでも覚えておきたいところです。
結局大事なのは企業業績やな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は下落して、終値では4,537まで下げました。
昨日の相場で一時は年初来高値を更新したS&P500ですが、大きな陰線を付けて下落をしました。
3月から下値を切り上げて順調に上昇を続けてきたのですが、連日の下落となるとトレンドが崩れる可能性もあります。
とはいえ、50日移動平均線からも大きく離れているので、一旦の下落は押し目買いのチャンスになると考えています。
まだ下げに転じるような要素はないわよ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
日銀のYCC修正の可能性
28日に日銀の会合でYCC(イールドカーブコントロール)について、修正案が提出される可能性があると報道されました。
長期金利の上限操作は0.5%に据え置くものの、0.5%を一定程度超えることも容認する案が浮上しており、15:30から予定されている植田総裁の会見が注目されています。
この報道を受けて円は世界通貨に対して買われ、急激に円高ドル安に振れました。
米長期債も売られて長期金利が急騰したことで、株式は急落となりました。
15:30の会見が注目やな
米GDP予想を上回り加速
米国の4-6月(第2四半期)の実質国内総生産(GDP)速報値は、個人消費の加速によって市場予想を大きく上回りました。
前期比で年率2.4%増とエコノミスト予想の中央値1.8%を超え、前四半期の2.0%からも加速しました。
個人消費は前期の4.2%からは減速したものの、予想の1.2%より高い1.6%増となりました。
米国の強い経済を再認識した株式市場は、一旦買い向かったことで昨日の相場を上げていった要因となりました。
その後下がったのは日本のYCCのせいよ!
アマゾン食料品部門で人員削減へ
アマゾンが食料品部門で数百人規模の人員削減を実施すると報じられました。
アマゾンが言うには、定期的な組織的の見直しにより従業員の効率性を高めるためということで、引き続き食料品部門にコミットしていくとのこと。
食料品市場でのシェア拡大に苦戦しているアマゾンですが、来週には決算発表を控えていますので今後の動向にも注目が集まります。
アマゾンも出遅れ銘柄ね!
今週の注目決算
今週には大型株を中心にS&P500のうち170社ほどの決算発表があります。
7月の注目イベントについて
7月もまだ重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールを確認しておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
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まとめ
【米国株に押し目買いのチャンス】日銀YCC修正の報道で株価急落をまとめます。
予想以上に強かった米GDPの発表によって、マーケットオープン直後には株価を大きく上昇させていた米国市場ですが、日本のYCCの修正の可能性によって相場は大きく反落していきました。
とはいえ、日本がいずれYCCを修正することは事前より分かっていたことなので、米国市場が下がった今は買い時と考えています。
足元の強い米経済に支えられ、リセッションも回避される可能性は高まっていますから、いつまでもキャッシュポジションを高いままにしておくことは、機会損失になるかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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