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Follow @RamTky昨日の米国市場はわずかに下落しました。
債務上限問題に揺れる米国ですが、政策金利の引き上げ観測も復活しています。
1ヶ月以上も停滞しているS&P500についても、急落の可能性が示唆されてはじめました。
それでは5/12の米国市場を振り返り【デフォルト止む無しの米国市場】長期インフレ期待加速で利上げ復活?について解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
5/12 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかな下落となりました。
再び政策金利の引き上げ観測が高まったようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
続落した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数ともに下落しました。
・S&P500…▲0.16%
・ダウ…▲0.03%
・NASDAQ…▲0.35%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
このまま下げ続けると思っていたのですが、引けにかけて買い戻されました。
週間ではナスダックだけがプラスね!
ハイパーグロース株も弱かったな
反発した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.386から3.463に急騰しました。
前日まで続落していた長期金利ですが、昨日は債券が売らたことで利回りは急騰しました。
再び政策金利の引き上げ観測が高まったことが要因ですが、10年債利回りはもう2ヶ月ほどレンジ内で推移していますね。
なかなか3.0%に向かうことができんな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇の銘柄数の方が多かったように見えます。
大型株が下落してるの!
前日のイーロン・マスクの発言(ツイッターCEOの交代)によりTSLA(テスラ)は一時+2.3%まで上昇する場面もありましたが、100万台のリコールを発表したため▲2.38%と急落となりました。
他にもAMZN(アマゾン)やMETA(メタ)、AAPL(アップル)なども下落しており、大型株が下落したことで指数も引き下げられています。
一方で、少数ながら+2%以上の上昇をした銘柄もありました。
FSLR(ファーストソーラー)は欧州の企業を買収するニュースによって爆上げしました。
GOOGLは続伸中ね!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。
・公益事業…+0.52%
・エネルギー…+0.31%
・素材…+0.16%
・通信…+0.14%
・生活必需品…+0.1%
・資本財…▲0.04%
・不動産…▲0.06%
・ヘルスケア…▲0.15%
・情報技術…▲0.27%
・金融…▲0.34%
・一般消費財…▲1.05%
アマゾンやテスラの影響で一般消費財セクターが1%以上の下落をしていますが、それ以外のセクターは大きな変動はありませんでした。
週間ベースでは通信セクターが+4.84%と大きな上昇をしましたが、その他のセクターはほとんどがマイナスのパフォーマンスでした。
4セクターが▲1%以上の下落で
素材やエネルギーが弱かったな
大きく変動しそうなS&P500
昨日のS&P500はわずかに下落して、終値では4,124でした。
1ヶ月以上も大きな変動のないS&P500ですが、そろそろ変動しそうな予兆が出ています。
チャートにボリンジャーバンドを表示してみると、2σの幅の中には納まっていますがバンドの幅が狭まっていますので、そろそろどちらかに大きく変動すると考えられます。
これまで上昇できる材料が出てきても上抜けできなかったS&P500ですから、下に向かう可能性の方が高いと警戒されます。
こんな予想は当たって欲しくないわ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
イエレン財務長官『デフォルトはやむを得ず』
イエレン財務長官は新潟で行われているG7財務相・中央銀行総裁会議で、『議会が債務上限を引き上げなければ連邦政府は債務不履行(デフォルト)せざるを得ない』と述べました。
まあ、そりゃそうなりますが、議会が引き上げの承認をしなかった場合の対応策はバイデン大統領には提示していないと言います。
『デフォルトするケースなんて考えてねーから、黙ってさっさと引き上げろよ』ってメッセージですね。
もしもデフォルトするようなら、米国の信用格付けに深刻な傷が付くだろうとも付け加えています。
もうほとんど脅しやな
長期インフレ期待が加速したミシガン大
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が発表されましたが、長期インフレ期待が12年ぶりの高水準に加速しました。
〈5月〉
・結果…57.7(予想…63.0)
・前回…63.5
・1年後インフレ期待…4.5%
前月…4.6%
・5-10年先インフレ期待…3.2%
前月…2.9%
経済データを見る限りリセッションの兆候は示していませんが、銀行不安や債務危機によって消費者の景気への不安が強まっています。
長期のインフレ期待が高まったことで、再び政策金利が引き上げられる予想が浮上してきました。
つい最近までは6月のFOMCでの利上げ予想は0%だったのに対して、現在では17.2%にまで上昇しています。
こりゃネガティブな材料やな
シカゴ連銀総裁リセッション回避なら利上げも
シカゴ連銀のグールズビー総裁は、FRBが積極的な利上げを続けてきたにもかかわらず、リセッションを回避する兆候を見出していると述べました。
加えて、依然として高いインフレ率に対して、足元の強い雇用を背景に利上げも検討の余地に入ることを示唆しました。
早く2%といった水準にまでインフレ率を落としたいFRBに対して、リセッションの回避、失業率は低いままとなれば、『まだ利上げしても大丈夫じゃね?』ってなりますよね。
年内の利下げはなくなるかもだわ!
5月の注目イベントについて
5月にも重要な経済指標が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【デフォルト止む無しの米国市場】長期インフレ期待加速で利上げ復活?をまとめます。
債務上限問題は解決を迎えることなくリミットが近付いています。
政府高官までが『デフォルト止む無し』と発言する始末ですが、野党はこれをどこまで引っ張るんでしょうかね?
一方で、長期のインフレ期待が高まる中で再び利上げ観測が復活しました。
S&P500も急落の可能性を含んでいますので、今は強欲になるような場面ではなさそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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