⇩クリックでランキングの応援をしてください。
(応援してくれるみなさん、いつもありがとうございます。)
Twitterのフォローもよろしくよ!
Follow @RamTky昨日の米国市場は久しぶりに大きな下落となりました。
再び地銀への金融不安が高まり、リスク資産から資金が抜け出るといった1日となりました。
アップルの決算発表とFOMCの開催といったビッグイベントを前に、機関投資家はそろってリスク回避を考えているようです。
それでは5/2の米国市場を振り返り【地銀不安への懸念が再熱で株価急落】アップル決算で米国市場は救われるかについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
5/2 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
銀行不安への懸念が再熱したことが影響しているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
そろって下落した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって下落しました。
・S&P500…▲1.16%
・ダウ…▲1.08%
・NASDAQ…▲1.08%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても大きく下落していきました。
その後わずかに買い戻されるも、3指数ともに1%を超える下落で引けています。
3指数が同様の変動するって珍しいわね!
ハイパーグロース株はボロボロや
急落した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.559から3.431に急落しました。
前日には3.6に近付く場面もありましたが、昨日はマーケットがオープンした瞬間から急落しました。
通常、長期金利が低下する時には株式も上昇することが多いのですが、昨日は株式が売られて債券市場に資金が流れるといった1日となりました。
債券以外にもゴールドや
暗号資産にも資金が流れたな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大きく下落していることが分かります。
今年には珍しいおはギャーね!
大型株は比較的下落も限定的だったため、指数はそれほど大きく下げていませんでしたが、多くの個別株はそれ以上に急落しています。
金融不安が広がる中で、リスク資産から資産が抜け出ていったようです。
地銀の大半は▲5%を超える下落をしており、金融不安の広がりが懸念されます。
一方で、上昇している銘柄もあり、AMZN(アマゾン)+1.55%、NXPI(NXPセミコンダクター)+3.31%、MAR(マリオット)+4.98%、ETSY(エッツィー)+3.03%と上げています。
FOMC前にポジションの整理ね!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。
・素材…▲0.4%
・生活必需品…▲0.42%
・一般消費財…▲0.46%
・ヘルスケア…▲0.64%
・資本財…▲0.97%
・情報技術…▲1.0%
・公益事業…▲1.14%
・通信…▲1.8%
・不動産…▲1.81%
・金融…▲2.25%
・エネルギー…▲4.18%
原油価格の急落によりエネルギーセクターが、▲4%と大きく下落しています。
また、地銀不安の懸念が再熱したことで金融セクターも▲2%を超える下落。
他にも不動産、通信、公益事業、情報技術セクターが▲1%以上のマイナスと、久しぶりのリスクオフ相場となりました。
一方で、ヘルスケアや生活必需品などのディフェンシブセクターの下落は引き続き限定的でした。
安全資産への資金流動やな
押し戻されたS&P500
昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,119でした。
2月の高値にトライしたS&P500はレジスタンスに押し戻されています。
このまま今週の株価が続落してしまうと、三尊天井(ヘッド&ショルダー)を形成してしまい、下落トレンドへの転換を示してしまいます。
一方で、相場への影響が大きいアップルの決算が良かったりすれば、抵抗線を上抜けできる可能性もありますので、今週の相場は1年の中でも重要な期間となると考えています。
FOMCも怖いわね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
地銀急落で金融不安への懸念が再熱
前日にJPモルガンがファースト・リパブリック・バンクを買収したことで、地銀への不安は解消されたかのように見えましたが、昨日再び金融不安への懸念が再熱しています。
地銀のパックウェストは▲27%の下落、ウェスタン・アライアンスも▲15%を超えて下げており、次にどこの地銀が破綻するかに不安が広がっています。
地銀の株価が急落することで株式も幅広く売られて、安全資産への逃避の動きが加速しています。
債券やゴールドが上昇しとる
レイオフの急増により求人件数が減少
3月の求人件数が発表された米国では、相次ぐレイオフによって労働需要が軟化しているようです。
2年ぶりの低水準となった求人件数は、前月の997万4000件に対して959万件に減少しており、予想の973.6万人も大きく下回りました。
求人件数の減少は平均時給の低下にもつながり、FRBがこれまで続けてきた金融引き締めの効果が表れはじめたことを示唆しています。
利上げの減速には追い風ね!
5月の注目イベントについて
5月にも重要な経済指標が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
注目の決算発表
昨日も市場に影響のありそうな企業決算がありました。
5/2(火)
・PFE(ファイザー)
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)
・SBUX(スターバックス)
・F(フォード)
PFE(ファイザー)のQ1決算
米国大手医薬品メーカーのPFE(ファイザー)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
プレで決算発表のあったPFE(ファイザー)の株価は▲0.38%の下落をしています。
相場の地合いが悪かったな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年の12月をピークに株価が下落していることがわかります。
昨年12月の高値から▲28%下落させていたファイザーは、好決算を出したように感じましたが、昨日の相場全体の下落の圧力に負けて株価を落としています。
現在の株価は200日移動平均線の下にありますが、出来高を伴なった昨日の下落が気になりますね。
配当は4.2%となったから
高配当株投資家には買い時ね!
AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)のQ1決算
米国の半導体メーカー大手AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
アフターで決算発表のあったAMDの株価は、時間外で▲6.47%の下落をしています。
ザラ場では+0.25%の上昇やった
決算期待から場中ではわずかに上昇していたのですが、決算発表のあったアフターでは急落してしまっています。
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年の11月から順調に株価を上昇させてきたことが分かります。
昨年10月のボトムから+80%の爆上げをしていたAMDは、3月の高値からは▲10%ほど下落していました。
現在の株価は50日移動平均線を試す展開ですが、アフターで下落していることを鑑みると、再び下落に転じてしまいそうですね。
200日ではサポートされるかしら
SBUX(スターバックス)のQ2決算
世界でコーヒーショップチェーンを展開するSBUX(スターバックス)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
アフターで決算発表のあったSBUX(スターバックス)の株価は、時間外で▲5.47%の下落をしています。
ザラ場では▲0.09%の下落やったな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、順調に株価を上昇させていることが分かります。
スターバックスの株価は、昨年5月のボトムから60%以上の上昇をしています。
決算期待で株価を上げていたスターバックスでしたが、現実売りといったところでしょうか。
現在の株価は50日移動平均線のはるか上にあり、MACDも上昇トレンドにありますので今後も上昇の期待が持てそうです。
F(フォード)のQ1決算
米国の大手自動車メーカーのF(フォード)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
アフターで決算発表のあったF(フォード)の株価は、時間外で▲1.36%の下落をしています。
ザラ場では▲2.16%の下落やったな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、ジリジリと株価を下げていることが確認できます。
昨年1月の高値から▲50%以上も下落させていたフォードは、上値を切り下げながら三角持ち合いのチャートを形成しています。
昨日の決算はそれほど悪いものではありませんでしたが、地合いに押されて少し下げていますね。
現在の株価は50日移動平均線の下にありますが、三角持ち合いを上に抜けることを確認ができたらエントリーポイントかと考えています。
下に抜けたら逆に売りポイントよ!
今週の注目決算
今週にも注目決算の発表があります。市場に大きな影響を与えそうな企業決算をピックアップしておきます。
5/3(水)
・QCOM(クアルコム)
・GOLD(バリックゴールド)
5/4(木)
・AAPL(アップル)
・COP(コノコフィリップス)
・SQ(ブロック)
5/5(金)
・WBD(ワーナーブラザース)
それぞれの決算発表については、また当ブログでも追いかけていきたいと考えています。
企業決算を確認するのに
moomooアプリが便利よ
⇩無料でダウンロードはこちら
まとめ
【地銀不安への懸念が再熱で株価急落】アップル決算で米国市場は救われるかをまとめます。
地銀不安への懸念が再熱することで、株式などのリスク資産から資金が流出しました。
債券やゴールドが買われる中で、再び株式に資金が戻ってくることはあるのでしょうか?
今週にはアップルの決算発表がありますが、相場全体をけん引するほどの好決算を出せるとは考えにくい状況です。
FOMCでは0.25%の利上げが確定的ですが、ポジティブサプライズはあるのでしょうか?
ゴールデンウィーク最中の日本では、株価に一喜一憂することなく休日を楽しむ方が良さそうですね。
筆者もキャンプに出掛けますので、相場の振り返り記事を投稿するのはちょっと厳しそうです。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
記事が良かったと思ったら⇩クリックしてもらえると励みになります
米国市場の情報収集はこちらのアプリがおすすめです。
⇩無料でダウンロードはこちら
SBI証券の新サービス『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービスです。
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『+15%の紹介特典』がもらえるURLです。
ビットコインと言えば500円から仮想通貨が買えるコインチェック!
このリンクから会員登録すると、もれなく1,000円プレゼントされます!
*紹介URLをクリックして表示されたページから、別のページに移動してしまうと、報酬対象外になります。
コメント