⇩クリックでランキングの応援をしてください。
(応援してくれるみなさん、いつもありがとうございます。)
Twitterのフォローもよろしくよ!
Follow @RamTky昨日の米国市場は連日の上昇となり、4月のS&P500は+1.46%のプラスとなりました。
第1四半期の決算発表としては山場を越えた米国市場ですが、市場予想よりも好決算を連発する米国企業によって景気後退懸念は後退しています。
それでは4/28の米国市場を振り返り【月間ベースで3指数とも上昇した米国市場】好決算連発で景気後退懸念退くについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
4/28 米国市場の値動き
昨日の米国市場は連日の上昇となりましました。
PCEデフレータの発表が相場に影響したと考えられますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
連日で上昇した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって上昇しました。
・S&P500…+0.83%
・ダウ…+0.80%
・NASDAQ…+0.69%
マーケットのオープンとともに上昇していった3指数ですが、その後も安定して買い支えられました。
アマゾンの下落によってナスダックの上げ幅は限定的でしたが、4月のパフォーマンスは3指数ともにプラスで終えることができました。
4月のナスダックは
昨日の上昇でギリプラスよ!
ハイパーグロース株はボロボロや
急低下した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.522から3.433に低下しました。
連日上昇していた長期金利ですが、昨日は0.1ポイント近く低下しています。
発表される企業決算が好調だったことで、景気後退懸念が後退して債券が買われているようです。
このまま3.3%を切るようなら
株式は続伸するやろな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、2日連続でほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。
アマゾンはまさかの大幅下落ね!
前日のアフターで決算発表があったAMZN(アマゾン)は、発表直後は株価を高騰させたのですが、その後に急落していました。
結局、昨日のザラ場でも上昇することはなく▲3.98%の下落となりました。
他にもTMUS(Tモバイル)も決算発表によって▲4.03%と株価を落としています。
一方で、2%以上の上昇をしている銘柄も散見されました。
好決算を発表した銘柄は連日で大きな上昇をしていますが、決算をミスした銘柄は1日で売り終わることなく続落しています。
1日下落したからって
すぐに飛びつくと痛い目に会うわよ!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。
・エネルギー…+1.24%
・不動産…+1.18%
・資本財…+1.01%
・金融…+0.84%
・情報技術…+0.82%
・素材…+0.77%
・ヘルスケア…+0.64%
・一般消費財…+0.4%
・生活必需品…+0.29%
・通信…+0.25%
・公益事業…▲0.22%
エネルギー、不動産、資本財といったセクターが1%以上の上昇をしています。
前日大きく上昇した通信セクターの上げ幅は限定的でしたね。
一方で、公益事業セクターだけがマイナスとなりましたが、下げ幅もわずかといったところです。
1週間では公益事業とヘルスケアが
▲1%近く下落しとるな
年初来高値を試すS&P500
昨日のS&P500は連日で上昇して、終値では4,169でした。
今週は火曜日水曜日と下落していたS&P500ですが、週末の2日間でリカバリーしたことで週間ベースでもプラスとなりました。
危うく下落トレンドに転換するところでしたが、再び上昇したことで2月につけた年初来高値を試す展開となりました。
来週のFOMCやアップルの決算発表などで4,180をブレイクアウトするようなことになれば、一気に上昇トレンドに転じる可能性が期待できます。
すでに年初来リターンは+8.59%よ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
強いインフレを示唆したPCEコアデフレータ
5月FOMC前の最重要指標としてPCEコアデフレーターの発表がありました。
コア(前年比)
結果…4.6%(予想…4.6%)
前回…4.6%(修正値…4.7%)
(前月比)
結果…0.3%(予想…0.3%)
前回…0.3%
総合(前年比)
結果…4.2%(予想…4.1%)
前回…5.0%(修正値…5.1%)
(前月比)
結果…0.1%(予想…0.1%)
前回…0.6%
ほど予想通りだった結果に対して市場は好感したようですが、インフレが減速する様子はありませんでしたから、5月の利上げは確定的ですね。
・財への支出は前月比0.4%減
・サービス支出は0.1%増
・個人所得は前月比0.3%増
・実質可処分所得は前月比0.3%増
・賃金・給与はインフレ調整前で0.3%増
・貯蓄率は5.1%
11月までは利下げしない
市場予想に変わって来とるな
1年先のインフレ期待が上昇した消費者マインド
昨日発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は、消費者マインドが上昇し、長期的なインフレ期待も上げていました。
〈4月〉
・結果…63.5(予想…63.5)
・前回…62.0
・1年後インフレ期待…4.6%
前月…3.6%
・5-10年先インフレ期待…3.0%
前月…2.9%
5月の注目イベントについて
5月にも重要な経済指標が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。
5月に入ると株価に大きな影響を与える重要なイベントが続きます。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
注目の決算発表
昨日も市場に影響のありそうな企業決算がありました。
4/28(金)
・XOM(エクソンモービル)
・CVX(シェブロン)
・CHTR(チャーター・コミュニケーションズ)
XOM(エクソンモービル)のQ1決算
米国最大手のエネルギー会社のXOM(エクソンモービル)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
プレで決算発表のあったエクソンモービルの株価は+1.29%の上昇をしています。
おおむね好決算やったな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、3月には一旦急落していることがわかります。
2022年は+80%の爆上げをしていたエクソンモービルですが、今年に入り苦戦していました。
3月には高値から▲16%の急落をする場面もありましたが、現在は年初来高値付近までリカバリーしています。
景気後退が懸念されている影響で原油安が続いていますが、中国をはじめとした大国の経済再開とともにエネルギー企業の株価も一段高となる可能性を秘めています。
エネルギー株の代表銘柄よ!
CVX(シェブロン)のQ1決算
エクソンと並ぶ大手のエネルギー会社のCVX(シェブロン)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
プレで決算発表のあったシェブロンの株価は+1.29%の上昇をしています。
何とかクリアはしたな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年11月から株価が低迷していることがわかります。
昨年までは順調に株価を上昇させていたシェブロンですが、3月までに最大で▲19%近い急落をしていました。
3月にはOPECプラスの減産発表により株価を回復させいましたが、エクソンモービルに比べるとその上昇率は限定的です。
筆者も昨年からシェブロンの株を保有していますが、エネルギー株はこれからさらに上昇すると考えているので、もう少し保有するつもりです。
配当も3.5%を超えているわ!
CHTR(チャーター・コミュニケーションズ)のQ1決算
米国のケーブルテレビ事業会社のCHTR(チャーター・コミュニケーションズ)の決算は、売上高はコンセンサス予想を上回りましたが、EPSをミスしました。
プレで決算発表のあったチャーター・コミュニケーションズの株価は+7.57%の上昇をしています。
昨日1番の爆上げ銘柄やったな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、好調とは言い難い株価推移をしていました。
昨年は▲50%近い急落をしていたチャーター・コミュニケーションズですが、12月にはボトムを付けたように見えます。
特に決算前日を含めた2日間の上昇率は+15%で、50日移動平均線を一気に上抜けしてきました。
現在の株価はコロナショックの大底と変わらぬ低水準にありますが、2021年9月の高値までは123%のアップサイドがあります。
目指せ最高値ね!
来週の注目決算
来週にも注目決算の発表があります。市場に大きな影響を与えそうな企業決算をピックアップしておきます。
5/1(月)
・NXPI(NXPセミコンダクターズ)
・ON(オンセミコンダクター)
5/2(火)
・PFE(ファイザー)
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)
・SBUX(スターバックス)
・F(フォード)
5/3(水)
・QCOM(クアルコム)
・GOLD(バリックゴールド)
5/4(木)
・AAPL(アップル)
・COP(コノコフィリップス)
・SQ(ブロック)
5/5(金)
・WBD(ワーナーブラザース)
それぞれの決算発表については、また当ブログでも追いかけていきたいと考えています。
企業決算を確認するのに
moomooアプリが便利よ
⇩無料でダウンロードはこちら
まとめ
【月間ベースで3指数とも上昇した米国市場】好決算連発で景気後退懸念退くをまとめます。
昨日の米国市場は2日連続の上昇となりました。
3指数ともに4月のリターンを何とかプラスとすることができましたが、来週にはアップルの決算発表と注目のFOMCが控えています。
0.25%の利上げが予想される政策金利ですが、今回もサプライスはあるのでしょうか?
5月はさらなる上昇が期待される米国市場ですが、『セルインメイ』といった投資格言があるくらいですから、急落の可能性もあります。
まあ、長期投資家が株を売るとか考える必要もないんですけどね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
記事が良かったと思ったら⇩クリックしてもらえると励みになります
米国市場の情報収集はこちらのアプリがおすすめです。
⇩無料でダウンロードはこちら
SBI証券の新サービス『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービスです。
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『+15%の紹介特典』がもらえるURLです。
ビットコインと言えば500円から仮想通貨が買えるコインチェック!
このリンクから会員登録すると、もれなく1,000円プレゼントされます!
*紹介URLをクリックして表示されたページから、別のページに移動してしまうと、報酬対象外になります。
コメント